2025年1月10日から12日に開催された『東京オートサロン2025』から、展示内容はもちろんのこと、ブースコンパニオンのパフォーマンスまで含め、出色だった展示ブースを編集部がセレクト。スーパーGTでも実績のあるLEDライトメーカー・VELENOは、メーカー欠品が続いているスカイラインGT-R(R33/R34)のヘッドライトユニットをLED化して製品化している!
●文/写真:松永和浩(月刊自家用車編集部)
ないなら作る。それも最新技術で!
スーパーGT GT300クラスの52号車・Green Brave GR Supra GTのLEDヘッドライトユニットを手がけるLEDライトメーカー・VELENO。このVELENOが、最近欠品が続いていると言われるスカイラインGT-R(R33)のヘッドライトユニットをLEDバルブ仕様で製品化に成功し、大好評を得ています。
昨年の『東京オートサロン2024』では、スーパーGTのGT500ドライバー・松田次生選手が所有するR33GT-Rにも装着され、話題となりました。その松田次生選手が所有するR34GT-Rをドナーとして、現在R34GT-R用のヘッドライトユニットの開発が進んでいます。日産純正のR34GT-R用ヘッドライトユニットも長らく欠品が続いているそうで、“ないなら最新技術を使って作ってしまおう”という精神で開発中とのこと。
イベントコンパニオンがブランドアピール!
ディスチャージもハロゲンもすべてLED化してしまおうという意欲に燃えるブランド・VELENOのイベントコンパニオンはこの3名。
有栖未桜(ありすみおう)さんは、VELENOブースにフロントセクションが展示された52号車・Green Brave GR Supra GTを応援するレースアンバサダーとして、2022年から2024年まで就任。2023年にはスーパーGTとスーパー耐久で史上初の同一車種(GRスープラ)によるダブルチャンピオンも経験しています。
原あゆみ(はらあゆみ)さんは、スーパーGT GT500クラスの24号車・リアライズコーポレーションADVAN Zのレースアンバサダーとして活躍。この24号車のドライバーは、ヘッドライトユニット開発車両であるR34GT-Rのオーナー・松田次生選手です。
花乃衣美優(はなのいみゆう)さんは、スーパーGT GT300クラスの96号車・K-tunes RC F GT3のレースアンバサダーとして活躍。また自費出版でグラビア写真集を出版するなど、新たなチャレンジも繰り広げています。
個性的な3名のコンパニオンがアピールする挑戦的なLEDライトメーカー・VELENOの今後に注目です。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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