日産「エクストレイル」マイナーチェンジを実施【Google搭載&新グレードの追加で、商品力を大幅に強化】│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

日産「エクストレイル」マイナーチェンジを実施【Google搭載&新グレードの追加で、商品力を大幅に強化】

日産「エクストレイル」マイナーチェンジを実施【Google搭載&新グレードの追加で、商品力を大幅に強化】

日産自動車は、エクストレイルのマイナーチェンジを実施。新モデルは9月18日から発売される。価格は384万3400〜494万6700円。

●まとめ:月刊自家用車編集部

大幅改良で、プレミアムツアラーとしてのキャラを強化

今回のマイナーチェンジでは、内外装のデザイン変更に加え、国内の日産車として初めてGoogleを搭載した最新のNissanConnectインフォテインメントシステムを導入。これにより、Googleマップでのルート案内やGoogleアシスタントによる音声操作、Google Playストアからのアプリダウンロードが可能になっている。

また、最新のカメラ技術として、国内初となる3Dビューとインビジブルフードビュー機能を搭載したインテリジェント アラウンドビューモニターを採用することで、安全運転支援も強化された。

パワートレーングレード【トランスミッション】価格【FF/4WD】
1497cc直4ターボ (144PS/25.5kg-m) + フロントモーター (150kW/330Nm)S【一段固定式】384万3400円/−
X【一段固定式】404万9100円/−
G【一段固定式】464万6400円/−
1497cc直4ターボ (144PS/25.5kg-m) + フロントモーター (150kW/330Nm) リヤモーター (100kW/195Nm)S e-4ORCE【一段固定式】−/403万8100円
X e-4ORCE(2列シート)【一段固定式】−/434万9400円
X e-4ORCE(3列シート)【一段固定式】−/447万9200円
G e-4ORCE【一段固定式】−/494万6700円

撮影車はG e-4ORCE。今回のマイナーチェンジで、フロントグリルや灯火類、バンパーまわりの加飾が変更された。

主要諸元(G e-4ORCE)
●全長×全幅×全高(mm):4690×1840×1720 ●ホイールベース(mm):2705 ●最低地上高(mm):185 ●車両重量(kg):1880 ●パワーユニット:1497cc直3DOHCターボ(144PS/250kW)+モーター(フロント:150kW/330Nm、リヤ:100kW/195Nm) ●最小回転半径(m)5.4 ●サスペンション:ストラット式(F)マルチリンク式(R) ●ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F)/ベンチレーテッドディスク(R) ●タイヤ:235/55R19

より洗練された内外装デザインにブラッシュアップ

エクステリアは、横桟調の精密なパターンを施したフロントグリルを採用したことで、従来モデルよりも洗練された印象を強調。バンパーまわりの形状変更や19インチアルミホイールの刷新に加え、シグネチャーランプに常時デイタイムランニングランプを追加、フロントとリヤのターンシグナルもLEDに変更されるなど、先進感と上質さを感じるスタイリングに仕立てられている。

インテリアは、インストルメントパネル上部の色を黒に変更することで、落ち着いた雰囲気を強調。シートデザインには、織物ならではの上質な繊細さとダイナミックさを併せ持つジャパニーズモダンを感じさせるクロスを採用したほか、オプションのナッパレザー仕様は従来のタン色からブラウン色に変更されている。機能面では、前後席のUSB電源ポートがすべてTYPE-Cに変更され、利便性向上が図られている。

撮影車のG e-4ORCEには、伸びやかなマルチスポークデザインが印象的な19インチアルミホイールを装着。タイヤサイズは235/55R19。

Vモーションのフロントグリルには、洗練された印象を与える横浅基調の精密パターンが施される。常時点灯するシグネチャーランプは、昼間でも抜群の存在感を放つ。

キャビン加飾はインストルメントパネルやドアトリムの色調、シートの素材が変更。車載ITもグーグル搭載モデルに進化するなどプレミアム感が強まっている。

ナッパレザー仕様は従来のタンからチェスナットブラウンに変更。

後席格納は4:2:4分割式を採用。格納最大時の荷室容量はクラストップレベルの575Lが確保される。

NissanConnectはGoogle搭載モデルに変更

車載ITのNissanConnectインフォテインメントシステムは、Google搭載モデルに変更(日産国内初)。Googleマップでのルート案内や、音声での目的地検索や車両の操作ができるGoogleアシスタントに対応するほか、様々なアプリをダウンロードできるGoogle Play ストアもインストールされ、ユーザーのグーグルアカウントでログインすれば、スマートフォンと情報をよりシームレスに活用することが可能。ほかにはワイヤレスApple CarPlay®、ワイヤレスAndroid Auto™、NissanConnect ®サービス、車内Wi-Fiにも対応する。なお、NissanConnectアプリには、スマホから車内のエアコンを作動させる機能や、降車時のドアロック忘れをスマートフォンに通知しリモートでドアをロックできる機能も新規追加されている。

純正のITシステムは、Googleビルドインに変更されたほか、インテリジェントアラウンドビューモニターの機能も強化され、今回の改良で車両周辺を立体的に映し出す3Dビュー機能や、フードに隠れて見えない路面状況を確認できるインビジブルフードビューが追加されている。

2つのウインドウが組み合わされたパノラミックガラスルーフは、開放感も抜群。

日産国内初となる最新のカメラ技術を搭載

国内初となる3Dビューとインビジブルフードビュー機能を搭載したインテリジェント アラウンドビューモニターは、クルマの周囲360度を立体的に表示することで、ドライバーの死角をなくし、安全確認をサポートするほか、目視できないボンネットの下の路面映像を表示可能とすることで、狭い道での運転を支援。さらにフロントワイドビューには、新たに地点登録機能が追加され、登録した地点に接近すると自動で表示されるように変更されている。

「ROCK CREEK」「NISMO」「AUTECH」を設定し、バリエーションモデルも拡充

今回のマイナーチェンジで、既存のカタログモデルに加え、「ROCK CREEK」「NISMO」「AUTECH」といったバリエーションモデルも拡充。

「ROCK CREEK(ロッククリーク)」は、専用の内外装パーツや防水シートが装備することで、アウトドアを好むユーザー向けに「タフギア」感をさらに高めた新グレード。エクステリアは、ブラックを基調に、溶岩をイメージしたラバレッドをアクセントとして取り入れたほか、インテリアはブラック基調で、防水シートや随所にラバレッドのアクセントが施されている。価格は475万6400〜488万6200円(持ち込み登録車)。

「ROCK CREEK(ロッククリーク)」

「ROCK CREEK(ロッククリーク)」

「NISMO(ニスモ)」は、「情熱体験をもたらすグランドツーリングSUV」をコンセプトに、「より速く、気持ち良く、安心して走れる車」というNISMOロードカーの思想に基づいて開発。レース技術のノウハウを活かした空力性能とデザイン性、専用チューニングが注がえることで高い走行性能を実現している。価格は541万6400〜596万2000円(持ち込み登録車)。

「NISMO(ニスモ)」

「NISMO(ニスモ)」

「AUTECH」は、ベース車のデザイン変更に合わせて専用デザインも一部変更。さらにシリーズの新しいラインナップとして、ハンドリングや加速感をチューニングした「AUTECH SPORTS SPEC」も追加している。価格は514万1400〜590万1500円(持ち込み登録車)。

「AUTECH SPORTS SPEC」

「AUTECH SPORTS SPEC」

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