「かどまる四角」ってなんぞ? 大胆イメチェンした新型ルークスを先行公開【装備充実の先進キャビンも見逃せない】│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

「かどまる四角」ってなんぞ? 大胆イメチェンした新型ルークスを先行公開【装備充実の先進キャビンも見逃せない】

「かどまる四角」ってなんぞ? 大胆イメチェンした新型ルークスを先行公開【装備充実の先進キャビンも見逃せない】

日産自動車は、本年秋に発売を予定している新型軽自動車「ルークス」を先行公開した。なお、車両本体価格は160万円台〜を予定しているという。

●まとめ:月刊自家用車編集部

「Vモーション」から「かどまる四角」へ

新型「ルークス」は、心地よいインテリアや多くの先進安全技術を搭載することで、心にゆとりをもって乗りこなせる軽自動車を目指して開発。なお、先代モデルに続いて、日産自動車と三菱自動車工業の合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画、開発を行った軽自動車となる。

グレード構成は、「スタンダード」と「ハイウェイスター」の2つのシリーズで展開され、合計6つのグレードから選択可能。スタンダードシリーズには、「X」と「S」の2グレード、ハイウェイスターシリーズ(写真)は「Gターボ プロパイロット」「Gターボ」「X プロパイロット」「X」が設定される。

デザインコンセプトは、ネーミングの由来である「Roomy×Max」。先代までのVモーションデザインと決別し、「かどまる四角」というデザインモチーフを注入。ヘッドライト、リヤコンビネーションランプ、ドアハンドルなどに、広さや大きさを象徴する「四角」の角をとり、丸くしたイメージを加えることで、ぬくもり感と遊び心を表現している。

ボディカラーには、日産初となる日本の伝統的な建築様式「唐破風(からはふ)」にインスピレーションを得たユニークな2トーンカラーを設定。新色「セラドングリーン」「シナモンラテ」「セトブルー」を含む、全17通りの多彩なバリエーションを用意している。

「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」 ※用品装着車量

新型は「Vモーション」から脱却した「かどまる四角」というデザインモチーフを採用。上級グレードのハイウェイスターは、専用の大型フロントグリルと全灯LEDのヘッドランプで、標準モデルとは異なる存在感を出している。 ※用品装着車量

グラスコックピット化&Google搭載で、最先端キャビンを先取り

インテリアは「Breeze(そよかぜ)」をデザインコンセプトとし、リビングルームのような心地よい空間を目指し、「縁側」や「ハンモック」といったデザインキーワードを用いて、実際の空間以上の開放感を追求。

インテリアは、「Breeze(そよかぜ)」をデザインコンセプトに、リビングルームのような心地よい空間を目指して開発。

質感にこだわったインテリアトリムや、柔らかい肌触りのメランジ生地を採用したシートなど、軽の概念を越えた品質感を追求していることも特徴。

また、メーターパネルから助手席前面近くまで続く、ふたつのディスプレイ(7インチ&12.3インチ)を一枚のガラスパネルで連続させたウルトラワイド・フラットディスプレイを搭載することで、先進感と視認性を確保。また、従来のディーラーオプションナビの選択肢に加え、「ルークス」としてはじめてメーカーオプションのNissanConnectインフォテインメントシステムを採用。「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に対応できるほか、メーカーオプションのドライブレコーダーと連携すれば、離れた場所からでもクルマを見守る新サービス「リモートフォトショット」にも対応している。

ウルトラワイド・フラットディスプレイ。

メーターディスプレイには7インチ、センターディスプレイには12.3インチの画面が採用され、視認性と使いやすさを追求。

「インテリジェント アラウンドビューモニター」には、日産の軽自動車として初となる「3Dビュー」が搭載され 、車両の周辺状況をより直感的に確認できるようになっている。

室内空間は、室内長が先代より115mm拡大し、クラストップの2315mmを実現。後席ニールームもクラストップの795mmの広さを確保しており、大人がゆったり座れるほか、小さな子供が立ったまま着替えることも可能としている。荷室は、クラストップ級の最大長675mmを確保し、48Lのスーツケース4個を同時に積載しながら、大人4人が広々と過ごせる空間を実現している。後席のスライドドア開口幅はクラストップの650mmを確保され、乗り降りもスムーズ。後席は最大320mmスライドが可能。

また、ポケット格納も拡大。インパネには角型紙パックも入るカップホルダーや、ティッシュボックスを丸ごと隠せる引き出しに加えて、スマートフォンや財布などを置くことができるインストセンタースライドボックス、メーター裏に小物などを収納可能な蓋付のインスト運転席アッパーボックスなどが装備されている。

インパネには角型紙パックが入るカップホルダーや、ティッシュボックスを収納できる引き出し、スマートフォンや財布を置けるインストセンタースライドボックスなどを装備。

ほかにも防音シートや高機能吸音材をドアやタイヤまわりに採用することで、遮音性を向上。シートトリムには柔らかい肌触りと伸縮性で体を包み込むメランジ生地を採用することで、自宅のソファのような快適性も追求されている。また、後席は体圧を分散するシート構造に高密度のウレタン素材を組み合わせることで、走行時の身体の横揺れを抑制。座り心地を向上させている。

安全運転支援機能はさらに充実。軽自動車最高レベルの機能を実現

安全運転支援システムもさらに進化し、「インテリジェント アラウンドビューモニター」には、軽自動車初となる「インビジブルフードビュー」や、日産の軽自動車として初となる「3Dビュー」など、3つの新しい表示機能を搭載。さらに軽自動車初となる「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」や、軽スーパーハイトワゴン初となる「BSW(後側方車両検知警報)」「RCTA(後退時車両検知警報)」などを搭載することで、軽自動車として最高レベルの機能を実現している。

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