[2025秋]売れ筋「ドライブレコーダー」トップ5【人気モデルのキーワードは「超高精細」と「夜間最強」。「全方位ガード」も絶対条件】│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

[2025秋]売れ筋「ドライブレコーダー」トップ5【人気モデルのキーワードは「超高精細」と「夜間最強」。「全方位ガード」も絶対条件】

[2025秋]売れ筋「ドライブレコーダー」トップ5【人気モデルのキーワードは「超高精細」と「夜間最強」。「全方位ガード」も絶対条件】

カー用品店を訪れ、現場の販売担当者にカー用品それぞれのカテゴリの売れ筋ベスト5をピックアップしていただき、その人気の「なぜ?」を聞くこの企画。今回は近年問題となっているあおり運転や逆走にともなう事故など、さまざまな路上トラブルから身を護る「ドライブレコーダー」について、東京エリア最大級のカー用品専門店「A PITオートバックス東雲」で聞いてみた。

●文:月刊自家用車編集部

担当者に聞く、ドライブレコーダー選びのポイントとは?

日々、新聞やテレビ、ネットのニュースで絶えることのないあおり運転や逆走運転によるトラブル。また万が一の交通事故でもその前後の「証拠」が重要視されている。そういったトラブルや事故が発生した際、その証拠を映像に収め、我が身を守るアイテムとして注目されているアイテムが「ドライブレコーダー」。自動車保険でもセットとして販売されていたり、装着した車両への特約なども用意されている。そんなドライブレコーダーの2025年秋の売れ筋について、A PITオートバックス東雲にご協力いただき、詳しく紹介していきたい。
(2025年9月時点でのA PIT東雲における情報です)

A PITオートバックス東雲は、カー用品専門店としては都内最大級の規模を誇るショップ。

多種多様なカー用品のほか、グッズ類やアパレル類も多数取り揃える同店の店内。海外からの来店客も非常に多く、「日本みやげ」を意識したクルマ関連グッズも多数取り揃えていた。ある意味大黒PAに並ぶクルマ好き外国人の名所になっているといえるだろう。

今回、売れ筋ドライブレコーダーをピックアップし、お話を聞かせてくれたA PITオートバックス東雲のリーダー、浮田義之さん。

第1位:ユピテル「Y-4K-02」

超高精細4Kカメラと手頃なプライスで大人気!

ユピテル「Y-4K-02」

2025年9月現在、特に人気が高いドライブレコーダーはユピテルの「Y-4K-02」。

前後にカメラを搭載する前後2カメラタイプのドライブレコーダーで、「現在よく売れている、いやむしろ売上が伸びている、ドライブレコーダーといえます」と浮田さん。

価格が手頃な2カメラタイプ(同社のドライブレコーダーには「全方面3カメラタイプ」「全周囲タイプ」「前後2カメラタイプ」と大きく分けて3タイプのモデルがある)でありながら、フロント側は超高精細の4Kカメラを搭載。

リヤのカメラは200万画素だが、その画素数でもドライブレコーダーとしては十分な機能を発揮するとのこと。

また暗いところでも明るく撮影できるセンサー「STARVIS(スタービス)」を搭載(4Kカメラでは初)し、駐車時も当て逃げやいたずら、車上狙いから愛車を守る「駐車時監視機能」も搭載することも嬉しいポイント。

従来、専用バッテリーや車両バッテリーと接続する専用バッテリーが別途必要だったこの機能を、電圧監視機能を装備することでオプションなしで駐車監視を可能にしているそうだ。

「Y-4K-02」は、ユピテルの超高精細前後2カメラドライブレコーダー。フロントカメラは4K(820万画素)で記録し、前後カメラにSTARVISを搭載して夜間性能が向上。駐車監視機能が標準装備となり、後方あおり運転の自動記録やADAS(安全運転サポート機能)も新搭載されている。SDカードのフォーマットが不要な点も特徴のひとつ。製品ページはこちら→https://www.yupiteru.co.jp/products/drive_recorder/y-4k-02/

第2位:セルスター「CD-30」

前方と車内、リヤの3カメラですべてをキャッチ!

セルスター「CD-30」


次に紹介していただいたのは、車外の前後のみならず、車内の映像もキャッチする360°+リヤ3カメラ録画タイプのドライブレコーダーの売れ筋モデル、セルスター「CD-30」。

この製品の強みを尋ねると、「従来の360°録画のドライブレコーダーはフロント側(フロントウインドウ内側)に装着するレコーダー本体でリヤ側も録画するタイプがほとんどなのですが、フロントのカメラからはリヤまでの距離が長いので後ろはほとんど撮れないんですよ。そこで、このモデルにはそのリヤ側を補充すする役割で別体でリヤ用カメラを装備しているのです」と浮田さん。

つまり、本体側のリヤカメラは車内を録画し、車外は別体のカメラを装備するというシステムになっている。

「前後360°をひとつのカメラで撮影するタイプもドライブレコーダーにはありますが、それではどうしても画像に歪みが生じ、ナンバープレートなどの情報が読みにくくなったりするのです」

また夜間も高画質で車外や車外を明るく録画する機能「STARVIS(スタービス)」も搭載しているので、いついかなる時でも精細な画像をキャッチできることも人気を集める理由だそうだ。

セルスター「CD-30」は、前方180°+左右・車内180°の360°録画と、リヤカメラでの後方録画を実現し、あおり運転や車上荒らしなどに対応可能。車内カメラは赤外線LEDを搭載し、夜間も鮮明に記録できるという。STARVIS、HDR、GPSおしらせ機能、そしてmicroSDカードのメンテナンスフリーなどの特徴に加えて、日本製・3年保証も付く。メーカー製品ページはこちら→https://www.cellstar.co.jp/products/recorder/cd/cd-30.html

第3位:セルスター「DM-10AB」

流行のデジタルインナーミラーにドラレコをセット!

セルスター「DM-10AB」

近年インテリア関連の安全グッズのトレンドになっている「デジタルインナーミラー」にドライブレコーダーの機能をセットしたのがセルスターの「DM-10」シリーズ。

「ルームミラーをモニターにして、後ろの映像を見せるアイテムはいま、すごく人気です」と、売れ行きの伸びは凄いという。

ユーザーからも「後方視界が良くなり、普通のルームミラーで見るよりカメラで写った映像を見るほうが車内の荷物などの妨げもなく、リヤガラスから向こうしか映らないものがよく見えるようになる」という声も多いとか。

セルスターが展開しているデジタルインナーミラー付きドラレコの中で、特に売れているモデルがこのDM-10AB。

ドライブレコーダーの機能も装備し、トラブル発生時の録画もしっかり行なってくれるほか、フロントカメラもオプションで用意しているため、前後の録画も可能となっている。「STARVIS(スタービス)」も搭載しているため、夜間の録画も鮮明だ。また地上波デジタルテレビと電波干渉しにくい「VCCIクラスA」適合モデルということも安心のポイントになるそうだ。

セルスター「DM-10」シリーズは、デジタルインナーミラー(ドライブレコーダー機能付き)製品。後方カメラの映像をミラーに表示し、後方視界を確保できるほか、STARVIS IMX307搭載とHDRにより、夜間でもクリアな映像をフルハイビジョンで記録が可能。別売オプションで前方カメラ、GPSユニット、最大12時間のパーキングモード(常時/モーション/イベント録画)の追加することもできる。メーカー製品ページはこちら→https://www.cellstar.co.jp/products/dim/dm/dm-10.html

第4位:コムテック「ZDR048」

セパレートのフロントカメラも標準装備!

コムテック「ZDR048」

コムテックのデジタルインナーミラー「ZDR-048」は、フロント側を撮影するカメラも標準装備。ドライブレコーダーの機能をオプションなしで備えたモデルになっている。

「コムテックのカメラは少し広角に撮影するんです。そのため他社製品よりは少し映像が丸くなるのですが、そのぶん見える幅が広くなっています」と浮田さん。

フロントカメラとミラー本体を別体にしているため、ミラーの角度を変えたり衝撃でミラーがずれても影響なく前方の録画ができるようになっていることも、嬉しいポイント。CMOSセンサーの内蔵により、夜間もノイズの少ないクリアな映像を録画することができることも人気を集めている理由になるそうだ。

「ZDR048」は、デジタルインナーミラー機能搭載前後2カメラドライブレコーダー。前後共にFull HD(200万画素)の高画質録画に対応。PureCel® Plus技術とHDR機能により、夜間でもノイズの少ない鮮明な映像を記録することが可能。10.66インチの大画面液晶で後方視界を確保でき、駐車監視機能や後続車接近お知らせ機能も搭載する。SDカードのフォーマットが不要なことも嬉しいポイントだ。メーカー製品ページはこちら→https://www.e-comtec.co.jp/0_recorder/zdr048.html

第5位:コムテック「ZDR065」

廉価版でありながら、370万画素の高精細録画を実現

コムテック「ZDR065」


最後に紹介するドライブレコーダーは、コムテックの前後2カメラタイプ「ZDR065」。

「低価格でありながら、通常の200万画素の倍近い370万画素で録画できるドライブレコーダーです」と浮田さん。

「前後2カメラタイプのドラレコのなかでも手頃な価格でお買い求めいただけるし、それでいて性能も高いモデルになります」。これまでリリースされてきたHullhdのドラレコは通常200万画素。そのおよそ1.8倍の画素数で高精細な映像を記録してくれることが強みになっているとのこと。

またSTARVIS2も採用しており、夜間でも低ノイズで高鮮明な画像を記録。さらに走行中の割り込み車両を検出してアラームで知らせる機能も装備し、その状況も録画データとして記録できる機能も備えている。

「ZDR065」は、フロントカメラはWQHD 370万画素、リヤカメラはFull HD 200万画素の高精細録画に対応。前後カメラにSTARVIS 2™技術を搭載し、夜間でもさらに高鮮明な映像を記録することができる。後続車接近お知らせ機能を含む8項目の安全運転支援機能を搭載。SDカードのフォーマットが不要なことも売りとしている。メーカー製品ページはこちら→https://www.e-comtec.co.jp/0_recorder/zdr065.html

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