
塗装面より無塗装樹脂のほうが劣化が早く生じているような印象を受けることがある。これは塗装面には保護の役割をするクリア層が施されているためで、無塗装樹脂にはそうした保護処置はされていないからだ。無塗装樹脂部分に艶がなくなると全体的に白っぽく見え、クルマ全体がくすんで見えてしまう。どんなに洗車を頻繁に行なっても古ボケて見えるのはこのせいかもしれない。なのでクルマの見栄えをよくしたいなら、この無塗装樹脂部の艶を復活させるのが早道といえる。
●文:オートメカニック編集部
ワイパーアーム周辺には雨水と共に流れてきた砂ボコリやゴミが堆積しやすい。このような汚れはコート処理の大敵。確実に取り除くこがオススメ。
ゴムや樹脂パーツは紫外線が大敵、衰えに気づいたらすぐに対処するのがベスト
未塗装の樹脂パーツは経年劣化や酸性雨などの影響を受けて劣化しやすく、手入れを怠ると色あせて白っぽくなり、メリハリがなくなってくる。これがクルマが古ぼけたと感じるようになる最大の要因。放っておけばさらに醜い状態になってしまう。それなりに良い状態で愛車を維持したいというならば、白っぽくなったらすぐに対処するのが鉄則だ。
今回は、ケイ素化合物が、未塗装の樹脂表面にガラス状の硬質な皮膜を形成することで、見違えるような艶を復活するという「ワコーズSH-R スーパーハード 未塗装樹脂用耐久コート剤 」を試してみることにしよう。まずは洗車で汚れをきっちり取り除いてから施工する。手順は以下の通り。
今回、使用したケミカルはコレ
ワコーズ スーパーハード
未塗装の樹脂表面に耐熱・耐久・撥水性を兼ね備えたガラス状の硬質皮膜を形成する未塗装樹脂用の耐久コート剤。
【手順1】まずは水洗いで表面の汚れをキッチリ落とす
市販のカーシャンプーを指定の希釈率に水で薄めて洗浄液を作る。
シャンプー液に浸したスポンジで、施工箇所の隅々までよく洗う。
指が入らない細部は歯ブラシを利用してゴシゴシ擦り、表面に堆積した汚れを確実に洗い流す。
【手順2】作業の邪魔になるワイパーはあらかじめ外しておく
ワイパーアームとカウルトップパネルとの隙間は狭く、このままではコーティング剤の塗布作業の支障となる。少し面倒でもワイパーアームを取り外すのが美しい仕上がりにつながる。
マスキングテープを貼ってワイパーブレードの格納位置をマークしておくと、再び装着するときに装着角度で迷わない。
アームの固着面を剥がれたら、まっすぐに引き抜く。引き抜いた際に、アームが勢いよく倒れないように要注意。
【手順3】白アセが進んだパネルの周囲をマスキング
最終的に全周を隙間なくマスキングしたらOK,
【手順4】付属のスポンジを使って、コート剤をムラなく塗り込んでいく
付属のスポンジから1ピース切り離し、黒いソフトスポンジ面の端から端まで縦断させるように耐久コート剤を絞り出す。
延びが悪くなったら、再度スポンジに耐久コート剤を染み込ませ、隅々までムラなく塗り広げる。
ムラなく塗布したら、そのまま5 分ほど放置して乾燥させる。
【手順5】乾燥したら、乾いたウエスで拭き上げる
【作業完了】施工前と施工後では、信じられないほど艶の差が……。
未塗装樹脂は劣化すると色あせて白っぽくなり、パネルの境目にメリハリがなくなることでクルマ全体が古ぼけて見えてしまう。
施工後は、新車時に近い艶のある色合いに復活した。光沢の違いは一目瞭然だ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
見た目は“軽トラ”なのに、分類は四輪の特定小型原付 ブレイズ イーカーゴを見てまず気になるのが、そのスタイルだ。運転席の後ろに荷台を備えた姿は、まさに小さな軽トラック。ただし、もちろん軽トラックではな[…]
値引き情報の見方 ◎車両本体目標 車両本体価格からの値引き目標額。レクサスは車両本体からの値引きが基本的に行われないため、付属品のサービスなども含めて商談条件を確認したい。 ◎リセール予想 A:すこぶ[…]
電源不要! ポンピングするだけで“泡洗車”が楽しめる 洗車場などで見かける、クルマ全体を真っ白な泡で包み込む泡洗車。見た目にも気持ちがいいが、自宅で楽しもうとすると、すごく手間のかかる位メーがある。高[…]
1st バラードスポーツCR-X(1983-1987) 2nd CR-X(1987-1992) 3rdCR-Xデルソル (1992-1999) 4th CR-Z (2010-2017) 多彩な個性で勝[…]
値引き情報の見方 ◎車両本体目標 車両本体価格からの値引き目標額。実際の商談では、車両本体だけでなく付属品からの値引きも含めた総額で判断したい。 ◎リセール予想 A:すこぶる割高な下取りが期待できるB[…]
最新の投稿記事(全体)
走りの意欲を掻き立てる漆黒のMパフォーマンス 今回登場した特別仕様車「Black Package」は、サーキット由来のテクノロジーと高い走行性能を誇るMパフォーマンス・モデルをベースにブラックやカーボ[…]
40年の歴史を誇る英国サンダーランド拠点から、欧州の電動化市場に殴り込み 日産の欧州事業を支えてきた英国サンダーランド工場は、1986年の稼働開始から今年でちょうど操業40周年という節目を迎える。 初[…]
圧倒的な走りと高い実用性を両立したハイブリッドモデル 今回の一部改良では、パワートレーン体系の見直しが図られ、国内ランドクルーザーシリーズ初となるハイブリッドモデルが新規採用された。 グレード価格GX[…]
「乗せてもらう人」も「サポートする人」もストレスフリーな設計 日産は、福祉車両を「ライフケアビークル」と位置づけ、日常の移動を快適にサポートするモデルを数多く展開している。 今回のブースで最大の目玉と[…]
カタログだけでは分からない質感や使い勝手を体験できる 本イベントは、毎年多くのキャンピングカーファンやファミリーでにぎわう東海エリア最大級の車中泊・キャンピングカー展示販売イベントだ。 会場には人気の[…]
- 1
- 2





































