トヨタ会館に新展示エリア「トヨタのクルマづくり」がオープン│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

トヨタ会館に新展示エリア「トヨタのクルマづくり」がオープン

トヨタ会館に新展示エリア「トヨタのクルマづくり」がオープン

トヨタ自動車は、同社の展示館「トヨタ会館」(愛知県豊田市)に、新展示エリア『トヨタのクルマづくり』を新設し、2026年6月5日(金)から一般公開することを発表した。

●文:月刊自家用車編集部

トヨタのクルマづくりの原点を公開

トヨタは、2023年から生産工程を紹介する『トヨタバーチャル工場見学』をウェブサイトで公開しているが、その内容をより発展させたのが今回の新展示エリア『トヨタのクルマづくり』と言える。クルマのアイデアが生まれてから、開発、調達、生産を経てユーザーへ届くまでのストーリーを、実車や映像を通してさまざまな角度から体感できるよう工夫が凝らされているのが特徴だ。同社が長年受け継いできたモノづくりの思想を、次の世代へと伝える狙いがある。新エリアは、大きく3つのゾーンで構成されている。

トヨタのモノづくりのルーツは、創業者・豊田喜一郎の父である佐吉が、少年時代に「お母さんを楽にしたい」と願った想いにまで遡る。この「誰かのために」という精神は、現在の「もっといいクルマをつくろうよ」というスローガンへ脈々と受け継がれてきた。

展示では、喜一郎が「日本の自動車産業をおこしたい」という執念で完成させた「トヨダAA型乗用車」の8分の1サイズの模型とともに、モノづくりの原点を伝えるコンセプト映像を上映する。

新展示エリア【トヨタのクルマづくり】『トヨタのクルマづくりの原点』

『もっといいクルマをつくろうよ』(車両開発)

トヨタ独自の開発体制である「主査(チーフエンジニア)制度」に焦点を当てたエリア。企画から販売までのすべての責務を担うチーフエンジニアを中心に、チームが一丸となって進めるクルマづくりの姿を、グラフィックやフィギュア、照明演出で表現している。

今回は5代目プリウスを事例に挙げ、技術や生産、販売の現場が一体となった開発秘話を、実車や原寸大のシアター映像でリアルに描き出している。

新展示エリア【トヨタのクルマづくり】『もっといいクルマをつくろうよ』(車両開発)

『モノづくりの現場はさまざまなこだわりにあふれている』(生産)

プレス、溶接、塗装、組立、検査、物流といった一連の生産工程を体験できるエリア。基本的な流れをグラフィックで解説するほか、実際の部品分解展示や本物の溶接ロボットも配置される。 さらに、没入感のあるシアターや、組立ラインで働く人の目線を捉えた大画面映像を用意し、工場のダイナミズムを間近で体感できる工夫が凝らされている。

トヨタは本展示を通じて、幅広い世代に向けてクルマやモノづくりの魅力を伝え、日本の自動車文化の発信に貢献したい考えだ。

新展示エリア【トヨタのクルマづくり】『モノづくりの現場はさまざまなこだわりにあふれている』(生産・シアター)

新展示エリア【トヨタのクルマづくり】『モノづくりの現場はさまざまなこだわりにあふれている』(生産・溶接ロボット)

トヨタ会館概要

開館時間 9:30~17:00
休館日 日曜、年末年始、ゴールデンウィーク、夏期連休等
入館料 入場無料
      ※展示物は、日本語・英語・中国語あり

お問い合わせ窓口 0565-29-3345
トヨタ会館

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。