日産「パトロール」が日本導入へ! ランクル300より全長20cm以上長い大型SUVはどんなクルマ? 3.5L V6ツインターボで700Nmを発揮│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

日産「パトロール」が日本導入へ! ランクル300より全長20cm以上長い大型SUVはどんなクルマ? 3.5L V6ツインターボで700Nmを発揮

日産「パトロール」が日本導入へ! ランクル300より全長20cm以上長い大型SUVはどんなクルマ? 3.5L V6ツインターボで700Nmを発揮

日産の大型SUV「パトロール」が、日本市場に導入される。日産は2025年の「Japan Mobility Show 2025」において、新型パトロールを2027年度前半に日本へ導入することを明らかにしている。
パトロールは、中東やオーストラリアなどで長年販売されてきた日産の大型SUVで、トヨタ「ランドクルーザー300」のライバルともいえる存在だ。新型は「Y63」と呼ばれる7代目モデルで、従来型の5.6L V8エンジンから3.5L V6ツインターボへと刷新。最高出力317kW、最大トルク700Nmを発揮するなど、ボディだけでなくパワートレインも大きく進化している。
新型パトロールとはどのようなSUVなのだろうか。

●文:月刊自家用車編集部

日産「パトロール」が2027年度前半に日本導入へ

パトロールは、日産が海外で展開してきた大型SUVである。日本ではこれまで正規販売されていなかったが、新型Y63の登場を機に国内導入が決定した。

新型日産パトロール

新型日産パトロール

新型日産パトロール

新型日産パトロール

新型日産パトロール

新型パトロールは、大型SUVらしい堂々としたボディに3列シートを備え、海外仕様では8人が乗車できる。
また、悪路走破性にも力が入れられており、フルタイム4WDに加えて、ロー/ハイレンジを備えたトランスファーケース、電子制御式リアデフロック、複数の走行モードなどを採用。大型SUVとしての快適性だけでなく、オフロードでの走破性も重視されたモデルだ。

ランクル300よりさらに大きい! 全長5.1m超の巨体

新型パトロールのボディサイズも注目したい。オーストラリア仕様では全長5175mm、全幅1995mm、全高1940~1955mm、ホイールベース3075mmとなっている。

オーストラリア仕様で全長5175mm、全幅1995mm、全高1940~1955mm、ホイールベース3075mm

トヨタ「ランドクルーザー300」と比較すると、全長はパトロールのほうが約20~23cm長く、ホイールベースも225mm長い。一方、全幅はパトロールが1995mm、ランドクルーザー300が1980~1990mmで、その差は最大でも15mmほど。横幅については、両車とも日本で乗るにはかなり大きな部類だが、パトロールだけが極端に幅広いわけではない。

日産 パトロール Y63トヨタ ランドクルーザー300
全長5175mm4950~4985mm
全幅1995mm1980~1990mm
全高1940mm1925mm
ホイールベース3075mm2850mm
乗車定員8名5~7名

出典:日産オーストラリア「Patrol Specs and Prices」、トヨタ自動車「ランドクルーザー300 主要諸元表」

ランドクルーザー300

特に目を引くのが全長だ。5mを超えるだけでなく、5175mmというサイズはランドクルーザー300を上回る。さらにホイールベースも長いため、3列目を含めた室内空間には余裕が期待できる。なお、ここで紹介しているボディサイズは海外仕様の数値であるため、日本導入モデルの正式な数値は今後の発表が待たれる。

パトロール 3列、座席は8席

パトロール パノラミックサンルーフ

3.5L V6ツインターボで700Nmを発揮

新型Y63の大きな変更点がパワートレインである。先代Y62では5.6L V8自然吸気エンジンを搭載していたのに対し、Y63では3.5L V6ツインターボエンジンを採用。最高出力317kW、最大トルク700Nmを発揮し、9速ATと組み合わせられる。

700Nmという最大トルクは、ランクル300のガソリン車を上回る数値であり、大型ボディを力強く動かすパワーが期待できるだろう。また、牽引性能も高く、海外仕様ではブレーキ付きトレーラーで最大3700kgの牽引能力を確保している。日本仕様のエンジンや装備、具体的な諸元については、今後の発表が待たれる。

本格オフロード仕様「Pro-4X」も設定

新型パトロールには、通常モデルだけでなく、本格的なオフロード走行を意識した「Pro-4X」も設定されている。

Pro-4Xでは、全地形対応タイヤや専用フロントバンパー、ブラック仕上げのホイールなどを採用。さらに、アダプティブエアサスペンションやトレーラードッキングサポート、電動トレーラーブレーキコントローラーなども装備される。

Pro-4X

パトロールは単にボディが大きいだけのSUVではなく、悪路を走るための機能もしっかりと備えている。また、通常モデルでもボンネット下の状況を映し出す「インビジブル・ボンネット・ビュー」など、オフロード走行をサポートする機能が用意されている。

ランクル300のライバル、日本ではいくらになる?

新型パトロールが日本に導入されるうえで、気になるのが価格である。

オーストラリアでは、Y63パトロールのエントリーグレード「Ti」が9万8990豪ドル(約1090万円)から設定されている。同市場では、トヨタ「ランドクルーザー300」のエントリーグレード「GX」が9万9340豪ドル(約1100万円)からとなっており、パトロールのほうがわずかに安い価格設定となっている。

上級グレードでもパトロールはランドクルーザー300より低い価格帯に設定されており、海外では両車が直接比較される存在だ。日本仕様の価格やグレード構成は今後明らかになる見込みだ。

全長5m級の大型ボディに3列8人乗りの室内、700Nmを発揮する3.5L V6ツインターボ、そして本格的な4WDシステムを備える新型パトロール。ランドクルーザー300のライバルともいえる大型SUVが、いよいよ日本のユーザーにも選択肢として加わることになる。

2027年度前半の日本導入に向けて、今後発表される日本仕様のボディサイズやグレード、価格にも注目したい。

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