●文:月刊自家用車編集部
N-ONE:モデル概要
N-ONEは、Nシリーズの初代N360をモチーフに開発されたモデルだ。ネオ・レトロなデザインが特徴的で、走りも軽自動車とは思えない安定感と落ち着いたラインコントロール性を示す。
見た目と走りが魅力なモデルだが、実用性も高く、センタータンクレイアウトがもたらす低床構造により、キャビンと荷室空間はしっかりと確保されている。
パワートレーンには660cc直3DOHCのNAとターボが用意される。
N-ONE:スタイリング&パッケージ
エクステリアはN360をモチーフに、「丸・四角・台形」というN-ONEらしさを構成する形が組み合わされ、個性的なデザインとなっている。特に、フロントマスクの可愛いらしい丸目のヘッドライトは、レトロ感すら漂う。
N-ONE:インパネ内装&シート
N360から継承されるホンダの「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」に基づいて、デザインされるセンタータンクレイアウトにより、見た目以上の居住性が確保されている。運転席と助手席はゆったりと座れるセパレートシート。
N-ONE:パワートレーン
パワートレーンは、660cc直3DOHCのNAとターボの2タイプ設定。NAでもタウンユースメインであれば十分だが、N-ONEの魅力の一つである走りを楽しむならターボがおススメ。駆動方式はFFと4WDが用意される。また、走りをより楽しめる6MTのRSも設定されている。
N-ONE:モデル変遷
【2020年11月:初期型】N360をモチーフとした末永く愛せるモデルとして登場
ネオ・レトロを感じさせるエクステリアに、ホンダセンシングなどの先進機能を搭載し登場。軽乗用車ながら、個性的なデザインとキビキビとした走りが特徴。月刊販売計画台数は2000台。
【2022年8月:一部改良】N-ONEに特別仕様車「STYLE+URBAN」を追加するなど一部改良を実施
Nシリーズ誕生10周年を機にスタートした新ブランド「N STYLE+」より、オリジナルタイプをベースとした「N-ONE STYLE+URBAN」が発売された。そのほか、ボディカラーに新色を追加するなど、エクステリアの加飾を中心とした一部改良が実施された。
【2024年6月:最新型】原材料価格などの高騰に伴い、価格改定を実施
原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い、N-ONE含む4車種の価格が改訂された。N-ONEは各グレードにつき約10万円ほどの値上がりとなった。
●N-ONE グレードバリエーション&価格 | ||
パワートレーン | グレード【トランスミッション】 | 価格【FF/4WD】 |
658cc直3DOHC (58PS/6.6kgf・m) | Original【CVT】 | 173万4700円/186万7800円 |
Original 特別仕様車 STYLE+URBAN【CVT】 | 181万5000円/194万8100円 | |
Premium 【CVT】 | 193万500円/206万3600円 | |
658cc直3DOHCターボ(64PS/10.6kgf・m) | Premium Tourer【CVT】 | 204万500円/217万3600円 |
RS【CVT/6MT】 | 216万400円/- |
N-ONE:最新値引き&納期情報(2024年9月現在)
- 車両本体目標値引き額:18万円
- 納期の目安:1~2か月
- リセール予想:C
ホンダの軽自動車の中では最も値引きしやすい。初めから15万円前後の値引きが提示されるケースも目立つ。上級グレードに付属品を付ければ、最大25万円前後の値引きが狙える。経営の異なるホンダ販売店をまわり、同士討ちに持ち込むのがおススメ。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(N-ONE)
走り特化のキャラで勝負する、軽の異端児モデル HONDAN-ONE価格:166万2100~208万5600円・最新購入情報納期の目安:1~3か月車両本体目標値引き額:18万円リセール予想:C明確なライ[…]
「N-WGN(エヌワゴン)」 「N-ONE(エヌワン)」 「N-VAN(エヌバン)」 「FIT(フィット)」 「VEZEL(ヴェゼル)」 「CIVIC(シビック)」 この記事の写真をまとめて見る ※写[…]
「N-ONE」ベースのEVに続き、2026年にはSUVタイプを含む小型EV2種を発売予定 ホンダ三部敏宏社長就任2年が経過し、就任時に掲げた方針に基づき、今後どのように企業運営を行い、どのような進化を[…]
ホンダN-ONE・0.6L車(58PS/6.6kg・m、WLTC総合モード燃費:21.0~23.0km/L)Original 159万9400円(FF)173万2500円(4WD)STYLE+ URB[…]
水滴の付着を抑えるドアミラーを追加 N-ONE用純正アクセサリー人気アイテムトップ5 2020年の発売から現在までの装着実績の高い、人気純正アクセサリーもあわせて発表された。トップ5にはN-ONE を[…]
最新の関連記事(新車カタログ(国産車) | ホンダ)
フィット:モデル概要 フィットの初代は2001年に誕生。ホンダの「人間のためのスペースは最大に、機械のためのスペースは最小限に」というM・M思想(マン・マキシマム/メカ・マキシマム)のもと、広い室内空[…]
ヴェゼル:モデル概要 ホンダのコンパクトSUVとして登場したヴェゼル。現行のモデルで2代目となる。ホンダ独自の「M・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム思想)」によるセンタータンクレイアウトは先代[…]
ステップワゴン:モデル概要 ステップワゴンは、ホンダが発売する最大8名が乗車できるミニバンだ。現行のモデルで6代目となる。シンプルなデザインを追求した「AIR(エアー)」と、重厚なグリルなどを採用した[…]
ZR-V:モデル概要 ZR-Vは、ホンダの上級SUVとして登場。クーペのような美しいスタイリングに、SUVらしからぬ走りの質の高さが魅力のモデルだ。 駆動方式はFFとAWDの2タイプで、パワートレーン[…]
フリード:モデル概要 2024年6月に発売されたフリード。現行のモデルで3代目となる。先代モデルから好評だったコンパクトなボディに3列シートというスタイルは継承されながら、パワートレーンにe:HEVを[…]
人気記事ランキング(全体)
ナメたナットを切って外すツール 角をナメてしまったナットは、外れたとしても再利用することは難しい。であれば、壊してして外す、という選択肢もある。それを可能とするツールが「ナットブレーカー」だ。ナットを[…]
ベース車はスズキ・エブリイワゴン/キャビン 2mini Frozoo(マリナRV) ベースとなる車両はスズキ・エブリイワゴン。釣りやキャンプなどアウトドア趣味のユーザーに人気が高い軽バンコンは、キャン[…]
ベース車両はダイハツのアトレー ベースとなる車両はダイハツのアトレー。燃費が良く小回りの効く軽自動車でありながら、車内スペースが広く、多くの荷物も積み込める人気の車。キャンピングカーイベントではベース[…]
1:トヨタ マークII/チェイサー/クレスタ[X70] デビュー:1984年8月 ボディカラーは”スーパーホワイト”ほぼ一択”だ。ワインレッドの内装に、柔らかなシート表皮。どこか昭和のスナックを思い起[…]
アルファードがベースのキャンピングカー(グランドモーター) ベースとなる車両は広々とした高級感あふれるミニバン・アルファード。キャンピングカーとしてだけでなく、世間でよく見かける超人気車種だ。サイズが[…]
最新の投稿記事(全体)
クラウンクロスオーバーの人気ホイールに交換できるカスタマイズサービスがスタート 今回提供が始まった「ホイールデザインカスタマイズ」の対象モデルは、24年に一部改良したモデルのCROSSOVER RSお[…]
ナビメーカーが本気で作ったナビアプリ、質の高いルート検索&音声案内で人気 「COCCHi」は、パイオニアがカーナビメーカーとして培ってきた技術やノウハウを活用したスマートフォン専用カーナビアプリ。道路[…]
TV-CMでも大好評のいかつさアップの定番パーツが1位を獲得 (第1位)アクティブフェイスパッケージ 最も注目を浴びたのは、TVCMなどにも登場した「アクティブフェイスパッケージ」。フロントグリルとL[…]
オーテックオーナーが一同に会する名物イベント 11月16日(土曜)に開催された「AOG(AUTECH OWNERS GROUP)湘南里帰りミーティング2024」は、2004年にメーカー主催によるオーナ[…]
タイヤに被せるだけの簡単取り付け 降雪地帯やアウトドアレジャー好きの方であれば、スタッドレスタイヤは当然用意するもの。しかし「稀に雪に見舞われる」程度の地域であれば、場所をとり、交換の手間がある上に”[…]
- 1
- 2