
パイオニアは、車載用ハイエンドシリーズ「GRAND RESOLUTION(グランド・レゾリューション)」の製品として、単独で3ウェイスピーカーシステムを構築できる「TS-Z1GR」と、カロッツェリアのウーファーユニットと組み合わせられる2ウェイハイレンジ「TS-HX1GR」を発売する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
長年培ってきた音の技術が注がれるハイエンドモデル
パイオニアが新たに立ち上げた車載用ハイエンドシリーズ「GRAND RESOLUTION」。そのスピーカー2モデル「TS-Z1GR」と「TS-HX1GR」は、パイオニアが長年培ってきた音の技術と、パイオニアが展開するハイエンドオーディオブランド「TAD」の思想&技術を結集したハイエンドスピーカー。
新たに点音源再生の理想を追求した「CSTドライバー」や、トゥイーター部に「蒸着ベリリウム振動板」を導入することで、クルマの室内空間という音響的に厳しい環境においても、圧倒的な音響性能を実現。より開放的な音場感を楽しむことができるという。
17cm セパレート3ウェイスピーカー「TS-Z1GR」。単独で3ウェイスピーカーシステムを構築できる特徴を持つ。
7.3cm 2ウェイハイレンジ「TS-HX1GR」。カロッツェリアのウーファーユニットと組み合わせられる2ウェイハイレンジシステムとなる。
商品名 | 型番 | 価格 | 発売時期 |
17cm セパレート3ウェイスピーカー | TS-Z1GR | 77万円 | 7月 |
7.3cm 2ウェイハイレンジ | TS-HX1GR | 49万5000円 |
製品の主な特徴
「TAD」の思想と技術を取り入れた「CSTドライバー」を採用
CSTドライバーは「音像と音場の高次元での両立」を目指し、中音と高音の音源を一点から再生するというTAD独自のコンセプトを具現化したもの。高音と中音の到達時間差、トゥイーターとミッドレンジ間に位相のズレが発生しないことで、音の広がりと自然で滑らかな超広帯域中高音再生を実現する。
CSTドライバー
トゥイーター部にカースピーカー初となる「蒸着ベリリウム振動板」を採用
トゥイーター部に、独自の真空蒸着法で加工した「ベリリウム振動板」を採用。軽量かつ高い剛性と内部損失をあわせ持つ蒸着ベリリウムダイアフラムにより、比類なき空気感と実在感を実現。
豊かな情報量で臨場感と実在感を再現するウーファー部(「TS-Z1GR」)
ウーファー部には、不要な共振を徹底的に除去する「フルバスケットアルミダイキャストフレーム」のほか、軽量かつ高剛性の開繊カーボンと抄紙を組み合わせた「2層構造開繊カーボン振動板」、強力な磁束を獲得し低歪み化を実現する「ネオジムマグネット」と磁気回路を採用。豊富な情報量で臨場感のある豊かな低音再生を実現する。
フルバスケットアルミダイキャストフレーム
2層構造開繊カーボン振動板の断面図
自然な音場空間を実現する「クロスオーバーネットワーク」を採用
ミッドレンジとトゥイーターの位相と音圧、指向特性を両モデル用に最適化した専用の「クロスオーバーネットワーク」を採用。帯域分割を最適化し、各ユニットの性能を最大限に発揮します。また、さまざまなシステムに接続できる「バイアンプ接続対応ネットワーク」も装備している。
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