デザイン刷新&性能強化した、スバル・ソルテラ改良新型発売【航続距離は最大746kmに向上】│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

デザイン刷新&性能強化した、スバル・ソルテラ改良新型発売【航続距離は最大746kmに向上】

デザイン刷新&性能強化した、スバル・ソルテラ改良新型発売【航続距離は最大746kmに向上】

スバルは、ソルテラ改良モデルを発表した。2025年11月27日より全国のスバル販売店で注文を受け付ける。価格は517万〜605万円。

●まとめ:月刊自家用車編集部

BEVとしての基本性能を大きく底上げ

2021年にスバル初のグローバルバッテリーEV(BEV)として登場したソルテラは、電動駆動の利点を追求しつつ、余裕あるSUVボディや先進の安全装備機能が充実するなど、幅広いユーザー層に向けたe-SUV。今回実施される改良では、実用性を中心に商品の進化が施されている。

ソルテラ 「ET-HS」

ソルテラ 「ET-HS」

グレード駆動方式価格
ET-SSFWD517万円
AWD561万円
ET-HS605万円

エクステリアでは、新デザインのヘッドランプとフロントバンパーを採用し、フロントおよびリヤのホイールアーチモールは標準仕様をブラック塗装に変更。メーカー装着オプションとしてボディ同色の仕様も設定することで、より都会的で洗練されたデザインを追求。さらに、発光式の「六連星」オーナメントと「SUBARU」ロゴが入ったリヤゲートガーニッシュを採用した。

ソルテラ 「ET-HS」ボディ色:プラチナホワイトパール 20インチホイール装着車

ソルテラ「ET-SS」ボディ色:プレシャスメタル 18インチ装着車

インテリアは、シンプルな横基調の造形を用いる、居心地の良さを感じさせる開放的なデザインを実現。上級グレードの「ET-HS」には、ブルーを基調としたナッパレザー本革シートを採用し、スポーティなイメージも強化。ほかにも14インチの大型ディスプレイを全グレードに採用するほか、車両情報やハードスイッチをディスプレイ内に集約することで、シンプルで使いやすいコックピット空間としている。

ソルテラ 「ET-HS」

ソルテラ 「ET-SS」

カーゴルーム

電池&充電性能については、リチウムイオンバッテリー容量の拡大と制御の改良により、FWDモデルの航続距離を最大746kmへ大幅に伸長。さらに、バッテリープレコンディショニング機能を搭載することで、低温時における急速充電時間を約28分に短縮するなど、幅広い環境において、BEVとしての実用性を高めている。また、改良前のモデルと比較すると、急速充電時間も大幅に短縮されている。

左:14インチディスプレイナビゲーション&オーディオシステム 右:ワイヤレス充電器(フロント側に2つ)

走行性能においては、モーターの高出力化により、FWDで165kW、AWDで252kWのシステム最高出力を実現し、加速性能を進化。また、スバルが培ってきた技術を活かしたサスペンションと電動パワーステアリングのセッティング、および新たなAWD制御の採用により、様々な路面でドライバーがより意のままに操れる走りを実現した。

【ソルテラ改良モデルの主な諸元】

グレードET-SSET-HS
駆動方式FWDAWD(常時全輪駆動)
全長×全幅×全高(mm)4690×1860×1650
ホイールベース(mm)2850
最低地上高(mm) *7210
車両重量(kg)*818801980<1990>2000<2040>
バッテリー種類リチウムイオン電池
総電圧(V)*7391
フロント
モーター
最高出力 [kW(PS)]167(227)
最大トルク[N・m(kgf・m)]268(27.3)
リヤ
モーター
最高出力[kW(PS)]88(120)
最大トルク[N・m(kgf・m)]169(17.3)
交流電力量消費率(WLTCモード)(Wh/km) *9113121121[135]
一充電走行距離(WLTCモード)(km) *9746687687[622]
タイヤサイズ・ホイール*9235/60R18235/60R18
[235/50R20]

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