Mapboxがソフトバンクグループから新たに2億8,000万ドルの資金調達を実施

  • マップボックス・ジャパン合同会社[PR TIMES]

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コネクテッドカーとアプリ向けAI地図の開発を加速

*当報道資料は、2023年9月19日(現地時間)にMapbox Inc.が発表したプレスリリースの抄訳の一部をもとにしています。

トヨタ自動車、ゼネラルモーターズ、BMWのナビゲーションを支える位置情報プラットフォーム、Mapboxは本日、ソフトバンクグループ株式会社とその関連会社(以下、ソフトバンクグループ)が主導する2億8,000万ドルのシリーズEラウンドの資金調達を実施しました。

Mapboxは長年、モバイルアプリや物流のための位置情報プラットフォームとして、The Weather Companyのレーダーマップのレンダリングから、Instacartによる食料品の配達支援まで、幅広く活躍してきました。昨今では、自動車業界でも確固たる地位を確立しており、先進的な取り組みを行う自動車ブランドとの協業が増えています。

今回実施した資金調達により、あらゆる道路環境で機能するADAS機能やAIを活用した製品開発が加速します。Mapboxの地図ソリューションでは、位置情報に関わるデータを世界中で1日に280億回以上、車両やデバイスで共有することを可能にしています。自動車に搭載されるセンサーがますます高度化される中、これらのデータをもとに迅速な意思決定を可能にするAI技術が世界中の自動車メーカーから求められています。

■Mapbox CEO Peter Sirota のコメント

「データとAI技術の組み合わせこそ、Mapbox独自のものです。これにより、自動車、物流、ビジネスインテリジェンス、モバイルアプリなど、あらゆる分野で顧客のニーズを満たすことが可能です。今回の資金調達により、例えば、自動車に搭載された高度なカメラやLiDARセンサーから得られたデータをAIに処理させることで、瞬時に最適な対応を実行することが可能になります。」

Mapboxはリアルタイムで更新される地図情報を擁しており、欧州のGSRやNCAPといった新しい安全基準に準拠するために必要なデータとAI技術を自動車メーカーに提供します。また、AIを活用して提供されるこうした地図ソリューションは、車両のシステムと連携してエネルギー消費を監視し、航続距離の正確な予測や充電ステーションの満空情報、車内での支払い手続きなどを可能にしており、電気自動車の普及促進にも貢献します。

Mapboxの提供する最先端の技術は車両の高度化のみならず、物流事業においては、ドライバーに対してより効率的な配送ルートを提案したり、よりパーソナルなユーザー体験が求められる、旅行やフィットネス、天気などのアプリにおいて、3D地図を利用したより魅力的なコンテンツをユーザーに提供することができます。また、リアルタイムで更新される鮮度の高い地図情報をビジネスインテリジェンスに活用することで、業種を問わず、ビジネスのパフォーマンスを向上させることが可能になります。

■ソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズ マネージング・パートナー Vikas J. Parekh 氏のコメント

「我々は、自動車におけるAIの新しい可能性を広げることができるのがMapboxだと信じています。AIを活用した位置情報機能は今後ますます高度化し、そこで求められる処理能力はさらに高まっていきます。こうした要求に応えることのできるMapboxの高度なソリューションの普及を、ソフトバンクの幅広い企業ポートフォリオが貢献できることを嬉しく思います。」

Mapboxは10月4日(水)~5日(木)に東京で開催されるSoftBank World 2023で新製品の発表を行う予定です。