【SUBARU BRZ】国産FRスポーツの決定版、全方位で進歩を遂げた2代目の実力とは【スタイリング編】

運転そのものに歓びを見出しドライバーの心に刺さる国産FRスポーツ、BRZ。2代目となる新型が、パワートレーン、シャシー、装備等々、すべてをブラッシュアップしてデビューした。進化のポイントを解剖する。

●文/まとめ:月刊自家用車編集部 ●写真:奥隅圭之 ●外部リンク:SUBARU

操る快感は健在

スバルとトヨタが共同開発し、それぞれBRZ/86としてデビューしたFRクーペの2代目が登場した。初代のコンセプトを継承しつつ、全方位の改良で進歩を遂げており、日常のドライブからサーキットの相棒としてまで、多彩な顔を持つ仕上がりとなっている。初の大規模改良では車体の見直しをはじめ、排気量アップやAT車へのアイサイト搭載などを実施(トヨタ版の車名はGR86に)。数字には表れない洗練度のアップも見どころとなっている。

新開発となった2.4ℓ水平対向4気筒エンジンは、ボアアップにより排気量を拡大しスペックをさらに積み増したFA24エンジン。初代から引き継いだ高回転まで一気に吹け上がる回転フィールは健在で、必要十分なパワーと中・低速域における高トルクを両立させている。吸気は直噴とポート内噴射を組み合わせるトヨタの「D-4S」を継続採用する。WLTC総合モード燃費は6AT車が11.7〜11.8㎞/ℓ、6MT車は11.9〜12.0㎞/ℓとほぼ同等だ。

次にフレームを見てみよう。FRプラットフォームは従来型をベースに新世代アーキテクチャー「SGP(スバルグローバルプラットフォーム)」の開発で得たノウハウを注入。インナーフレーム構造の採用をはじめとする大幅な強化を実施し、スポーツカーに求められる要素を多く盛り込んでいる。

そしてコクピットは、気分を盛り上げるメカニカルな雰囲気に仕上げ、インパネは直感的なロール把握に優れる水平基調のデザインを採用、メーターバイザーを低く設置して広い運転視界を獲得している。メーターは7インチカラー液晶の両側にモノクロ液晶を組み合わせたデジタルメーター(BOXER メーター)を採用。ブラックを基調としたシートやドアトリムのレッドステッチのアクセントなども高揚感を高めてくれる。また反射光を押させる起毛皮革調の表皮巻(S)やサテン調のシルバー加飾など、随所にみられる小技も見逃せない。後編では実際に公道試乗した際のインプレッションをお伝えする。

■スタイリング(外観)

SUBARU|BRZ

高さを抑えたボンネットは水平対向エンジンの賜物。10本スポークのアルミホイールはマットダークグレー仕上げで、試乗した「S」は215/40R20のミシュラン・パイロットスポーツ4を履く。「R」グレードは215/45R17の同・プライマシーHPとなる。 [写真タップで拡大]

BRZ|フロント
BRZ|リア

ワイドなヘキサゴングリルの上端をサイドエアスクープ上端より低く配置。灯火類は前後ともにフルLEDで、ヘッドランプはオートライト機能やステアリング連動機能を備える。リヤにはハイマウントストップランプを内蔵するダックテールスポイラーを新採用した。 [写真タップで拡大]

■エンジン&フレーム

d-4s|水平対向4気筒

25.5kg・m、235psの高出力・高トルクを実現した新開発の2.4ℓ BOXER D-4Sエンジン。 [写真タップで拡大]

FRプラットフォーム

軽量なアルミ素材を積極的に採用し、高剛性化をしつつ重量の抑制も達成している。 [写真タップで拡大]

■スタイリング【室内】

コクピット|レッドステッチ

走りへの期待感と運転への集中力を高めるデザイン。 [写真タップで拡大]

フロントシート
リアシート

フロントシートはホールド性の高いスポーツタイプ。レッドステッチがスポーツマインドを盛り上げる。後席は一体可倒式だ。 [写真タップで拡大]



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