米国トヨタ、新型フルサイズ3列シートSUV「セコイア」の希望小売価格をアナウンス。2022年晩夏発売開始

2023セコイアCapstone

2022年1月にお披露目された第3世代となるトヨタの新型フルサイズ3列シートSUV「セコイア」。米国専用モデルで現行型ランドクルーザーと同じGA-Fプラットフォームを採用する超大型SUVだ。この度、2022年晩夏発売開始というスケジュールと希望小売価格が発表された。

●文:月刊自家用車編集部

最廉価グレードのSR5 4×2で58,300ドル、日本円で781.7万円から

2023セコイアTRDPro

2023セコイア搭載3.5LV6ツインターボ+モーターのi-FORCE MAX

第3世代となるフルサイズSUVトヨタ「セコイア」。搭載されるパワートレーンは「i-FORCE MAX」と呼ばれる3.5LV6ツインターボエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドを搭載。このパワートレーンは、V6ツインターボエンジンと10速オートマチックの間にクラッチを備えたモータージェネレーターを組み合わせたもので、437hpのパワーと583 lb.-ft.(約791Nm)というビックトルクを発生する。

2023セコイアLimited

プラットフォームは現行型ランドクルーザーやレクサスLXと同じラダーフレームを採用したGA-Fプラットフォームを採用。3099mmというロングホイールベースに全長5286mm、全幅2022mm、全高1885〜1974mmという堂々のフルサイズボディで、全車3列シート仕様。2列目シートはベンチシートまたは、キャプテンシートを選択可能で、3列目シートも広々としたリクライニングシートと電動格納機構を備えている。

2023セコイアCapstone

2023セコイアLimited

フルサイズSUVに必要な牽引性能は、先代モデルから26%増となる9500ポンド(約4.3t)の牽引能力を備え、トレーラー、ボート、RVの牽引に対応する。

2023セコイアLimited

4WDシステムは、グレードによって異なり、SR5、Limited、Platinum、Capstoneの4グレードは、パートタイム4WDと常時4WDの2タイプをラインナップし、パートタイム4WDはセンターコンソールのレバーを使い2WD、4WDハイ、または4WDローが選択可能だ。TRDProは常時4WDのシステムのみが搭載される。

今回公表された希望小売価格は、最廉価グレードのSR5 4×2で58,300ドル。日本円で781万6952円(日本時間6月8日時点での為替レートで計算)がスタート価格になる。全グレードの価格は以下の通り

●トヨタセコイア2023モデル希望小売価格(日本円換算は日本時間6月8日時点での為替レートで計算)
SR5 4×2:58,300ドル(781万6952円)
SR5 4×4 :61,300ドル(821万9196円)
Limited 4×2:64,700ドル(867万5073円)
Limited 4×4:67,700ドル(907万7318円)
Platinum 4×2:70,900ドル(950万6378円)
Platinum 4×4:73,900ドル(990万8623円)
TRD PRO 4×4:76,900ドル(1031万867円)
Capstone 4×2:75,300ドル(1009万6337円)
Capstone 4×4:78,300ドル(1049万8582円)


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