●文:月刊自家用車編集部(ハラ)
トヨタ
ライズ
グレード&価格
・1.2ℓNA車
【87PS/11.5kg・m、WLTC総合モード燃費:20.7km/ℓ】
FF | |
X | 170万7000円 |
G | 185万7000円 |
Z | 203万9000円 |
・1ℓターボ車
【98PS/14.3kg・m、WLTC総合モード燃費:17.4km/ℓ】
4WD | |
X | 198万4800円 |
G | 213万3700円 |
Z | 229万9200円 |
・1.2ℓハイブリッド車
【82PS/10.7kg・m(エンジン)+78kW/170Nm(モーター)、WLTC総合モード燃費:28.0km/ℓ】
ハイブリッドG | 216万3000円 |
ハイブリッドZ | 232万8000円 |
ダイハツ
ロッキー
グレード&価格
・1.2ℓNA車
【87PS/11.5kg・m、WLTC総合モード燃費:20.7km/ℓ】
L | 166万7000円 |
X | 181万円 |
Premium G | 205万8000円 |
・1ℓターボ車
【98PS/14.3kg・m、WLTC総合モード燃費:17.4km/ℓ】
L | 194万4800円 |
X | 208万6700円 |
Premium G | 231万8200円 |
・1.2ℓハイブリッド車
【82PS/10.7kg・m(エンジン)+78kW/170Nm(モーター)、WLTC総合モード燃費:28.0km/ℓ】
2WD | |
X HEV | 211万6000円 |
Premium G HEV | 234万7000円 |
車両本体目標値引き額:20万円
納期の目安:6〜7か月以上
リセール予想:B+
【パワートレーン選び】経済性やバランス重視なら1.2ℓガソリン車がオススメ
2021年11月のマイナーチェンジで、ハイブリッド車(e-SMART HYBRID)を追加。同時にガソリンのFF車のパワーユニットが1.2ℓNA(4WD車は従来の1ℓターボのまま)に変更されるなど、最新モデルは3つのパワートレーンから選ぶことが可能。いずれのパワートレーンも小気味良い走りが楽しめる美点は変わっていないが、走行時の伸びや余力感が異なっている。
最もベーシックな1.2ℓ車は、発進時の鋭い出足の感触が印象的。このキビキビとした味付けは1ℓターボ車にかなり近い。高回転時の加速のキレや伸び感こそターボ車には及ばないが、これで十分と感じるユーザーも多いだろう。最新設計のエンジンらしく実燃費が良好という点も見逃せない。
1ℓターボ車は4WDとの組み合わせ。鋭い出足はNA車と同系統で、さらに中速域からの速度コントロールも容易になっている。最新ターボらしくアクセル入力に素直な反応をみせるなど、巡航時も追い越し時も意のままに走らせることができる。実燃費はNA車はハイブリッド車ほど伸びるタイプではないが、ライズ/ロッキーのキャラにはお似合いのパワートレーンといえる。
「e-SMART HYBRID」と名付けられたハイブリッド車は、ハイブリッドシステムとしては日産の「e-POWER」と同じくエンジンで発電した電気を用いて、モーター駆動するタイプ。電動車ならではの強い走りが印象的だ。特に低速〜中速域はガソリン車を圧倒しており、80km/hあたりまでの速度コントロールも優れている。高速走行時の余力感が弱まるのは少し気になるが、ハイブリッド車ならではの格上の走りと燃費の良さが魅力だ。
いずれのパワートレーンも長所と短所がはっきりするタイプだが、ライズ/ロッキーが持つ優れた経済性を重視するなら1.2ℓNA車、走りの質感も重視したいなら1ℓターボ車、もしくはハイブリッド車で検討すればいいだろう。
【グレード選び】ベーシックグレードはコスパの良さがひときわ光る。上位グレードはヤリスクロスとの価格差が少し気になってしまう
X(ライズ)/L(ロッキー)はガソリン車のみに設定される最もベーシックなグレード。ホイールはスチールでシートもファブリック地と内外装の仕様はかなりシンプルだが、ミニマムSUVとして必要十分の装備機能は揃っている。ライズ/ロッキーは経済性に優れることも魅力だが、その中でも最もコスパの良さが実感できるグレードといえる。
G系(ライズ)/X系(ロッキー)はTFTカラーメーターやオートエアコン、アルミホイールなどを追加した中間グレード。BSMや駐車支援システムなどもOP装着できるようになるが、XやLほどの買い得感は感じにくい。
Z系(ライズ)/Premium G系(ロッキー)はACCとLKC(レーンキープコントロール)が標準装着されるほか、ハーフレザーシートの採用や灯火類&ホイールなどが1ランク上のアイテムに変更される。装備が充実することは魅力だが、ハイブリッド車(ハイブリッドZ/Premium G HEV)は、ヤリスクロスのハイブリッド車(228万4000円〜)と価格が近くなってしまう点が気になってしまう。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
関連する記事
スズキハスラーグレード&価格・0.6ℓNA(マイルドハイブリッド)車【49PS/5.9kg・m(エンジン)+1.9kW/41Nm(モーター)、WLTC総合モード燃費:23.4〜2[…]
XDハイブリッド プレミアムスポーツCX-5と比べてもリーズナブルなCX-60のスタートプライス新型SUV「MAZDA CX-60」は、マツダでは新世代ラージ商品群と[…]
キャラバン「AUTECH(オーテック)」Aero Package装着車「キャラバン」シリーズのフラッグシップという立ち位置にキャラバン「AUTECH(オーテック)[…]
コペン20周年記念特別仕様車自然の中で美しく映えるアイボリー内装と本革シートを採用する特別仕様車初代「コペン」は2002年6月にデビュー。気軽に楽しめる軽オープン[…]
アルト ラパン LC X全車に夜間の歩行者も検知する「デュアルカメラブレーキサポート」を標準装備新たにラインナップされた「アルト ラパン LC」は、「アルト […]
最新の記事
- 1
- 2