スズキ スイフトスポーツ・宿る潜在力は本物。国産屈指のスポーツハッチバック【国産車カタログ】

●文:月刊自家用車編集部(ハラ)

【プロフィール】走りの質感を大きく高める、最新メカニズムを惜しみなく注入

スズキ
スイフトスポーツ
発売日:2017年9月
価格:183万6000〜190万6200円(2017年9月当時)


パーソナル&スポーティをコンセプトに開発された4代目スイフト(現行モデル)の中でも、スイフトスポーツは別格の存在。手ごろな価格を売りとしながらも、1トン切りの軽量ボディに新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」、最新ダウンサイジングターボやより引き締めた専用サスチューンなど、歴代モデル同様に贅沢な内容が盛り込まれたことで、走りの魅力が大きく高まっている。

パワートレーンは1.4L直4ターボ(140PS/23.4kg・m)に6速MTと6速ATの組み合わせ。内装加飾はスポーティに仕立てられているが、キャビンパッケージはスイフトと共通。室内は専用セミバケットシートなどスポーツマインドを高揚させるスポーツ要素も注がれているが、スイフトの上級モデルを求めるユーザーから選ばれるケースも多い。

ノーズを前方にせり出させ躍動感を強調したバンパー&グリルなど、スイフトスポーツ専用パーツを装着することで差別化。 [写真タップで拡大]

赤と黒のツートーンカラーを用いることでスポーティな雰囲気を強調。フロントシートはドライバーの身体を支えるセミパケット調シートが奢られる。 [写真タップで拡大]

ボディパッケージは普通のスイフトと共通。実用車としての優れた資質を併せ持つことも見逃せない。 [写真タップで拡大]

【モデル変遷&グレード構成】2020年5月に安全運転支援機能を大幅アップデート

2017年9月に発売開始。先行していた4代目スイフト(2017年1月発売)とは9か月遅れで発売が開始されたことになる。

グレード構成は標準仕様車のみのモノグレードになるが、単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート」搭載するセーフティパッケージ車もメーカーOPとして設定されている。

2020年5月に一部改良を実施。セーフティパッケージを含む安全運転支援機能の強化(標準装備化)が図られたほか、全方位モニター用カメラパッケージがメーカーOPで設定。スズキセーフティサポート非装着車が選択可能になった。

2020年5月の一部改良でセーフティパッケージに含まれる主要機能が標準装備化。 [写真タップで拡大]

【試乗インプレ】低中速域から扱いやすい最新ターボの恩恵は明らか

2代目、3代目のスイフトスポーツは、高回転まで回して楽しい、ホットハッチらしいパワーユニット(NAエンジン)を搭載していたが、1.4L直噴ターボの4代目は低中速域での扱いやすさも考慮した味付け。ターボ車らしい加速の伸びも十分楽しめるが、街中でのアクセルレスポンスも良好で力感も十分。分厚いトルクのおかげもあって、ドライバーの意思をしっかりと反映してくれる。

最近のスズキ車に共通するフットワークの良さや入力に鋭く反応してくれるハンドリング性能など、スポーティ車としての基本性能も良好。6速AT車も選べるが、ショートストロークでシフト操作が楽しい6速MT車でこそ味わいたくなるモデルだ。

最新ターボの搭載で力強い走りを獲得。ドライバーの意のまま、という表現がぴったりだ。 [写真タップで拡大]


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