2022年内デビューが確定しているホンダの新型SUV「ZR-V」。5月19日に開発チームインタビューの第1弾が公開されたが、6月29日に「ZR-V」のデザインに迫るインタビュー第2弾がホンダWEBサイト内の「Honda Design」コーナー内で公開された。
●文:月刊自家用車編集部
日本仕様のZR-Vには、北米仕様に比べてよりエレガントな演出を施しました
ここでは特別インタビューの中身を抜粋して紹介していこう。
エクステリアデザイン担当の田村敬寿氏は、「ZR-Vでは、内側から強いテンションがかかった塊感をテーマにデザインしていきました。その結果、どの方向から見ても一筆書きのようにすっきりと美しいシルエットが生まれました。シャープに質感高く作り込んだヘッドライトやリアコンビネーションランプ、ルーフモールのない流麗なルーフラインなど。実際に間近で見ていただければ、その精緻さやエレガントさを実感していただけるはずです。日本仕様のZR-Vには、北米仕様に比べてよりエレガントな演出を施しました。都市にも似合うスマートで上質なデザインとなっていますので、クルマ全体の一体感をさらに高められたと自負しています。」とコメント。
インテリアデザイン担当の上野大輝氏は、「インテリアデザインとしては、水平・垂直の骨太な骨格とグラマラス&エレガントな表現を追求しました。インテリアの様々な部分の形状は、機能から必然的に浮かび上がってきたものです。ZR-Vのインテリア空間から放たれる艶やかな色気を、ぜひとも感じとっていただければと思います。」とコメント。
カラー・マテリアル・フィニッシュ担当の後藤千尋氏は、「日本仕様のボディーカラーには、新色を2色採用しました。一つは静謐な森をイメージした、落ち着き感のあるソリッドライクカラー。もう一つは日本仕様で初適用される新色で、表情豊かな深みのあるディープなカラーです。ZR-Vは、個性と色気のある世界観を表現して作り上げたまったく新しいSUVです。」とコメント。
パッケージ担当の伊藤智広氏は、「セダン、SUVそれぞれの特徴を踏まえて、ZR-Vは低い運転姿勢にこだわりました。その最大の理由は、ユーザーの皆さんにより快適なドライビングを楽しんでいただきたいからです。さらに視界に関しては、フロントピラーの位置を手前に設置し、フードの見え方に工夫を施しました。これにより四隅までしっかりと見通すことができ、車両感覚がつかみやすくなっています。それらの融合によって、クルマ全体から素晴らしいハーモニーが生み出されていく。ZR-Vならではの『意のままに操る喜び』を、皆さんに存分に味わってほしいと思います。」とコメント。
インタビューの内容はホンダWEBサイト内の「Honda Design」コーナー(https://www.honda.co.jp/design/new-suv/)で公開されている。間もなくティザーサイトも公開されるということなので、その詳細を楽しみに待とう。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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