
1948年のアムステルダムモーターショーで「LAND ROVER SERIES I」を発表してから2023年で75周年を迎えるにあたり、その誕生を記念した特別仕様車「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」が発表された。日本には限定225台を導入し、受注期間は2022年9月15日(木)~10月16日(日)となっている。
●文:月刊自家用車編集部
グラスミアグリーンが目を引く「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」
ボディタイプは、「DEFENDER 110(ワンテン)」または「DEFENDER 90(ナインティ)」の2つから選択可能で、ベースモデルには、上位グレード「HSE」を採用。パワートレーンは、「110」にはマイルドハイブリッドテクノロジー(MHEV)を採用した、3.0L直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジン、「90」には2.0L直列4気筒INGENIUMガソリン・エンジンを搭載している。

「DEFENDER」初となるアイコニックなグラスミアグリーンを専用エクステリアカラーとして採用、さらに20インチアロイホイールとホイールセンターキャップも同色に仕上げている。そして、75周年グラフィック、セレスシルバーのバンパー、プライバシーガラスなどを組み合わせている。

「DEFENDER」の耐久性と多用途性に優れたインテリアも、グラスミアグリーンパウダーコートブラッシュドフィニッシュのクロスカービームやレーザーエッチングディテールが施されたエンドキャップを採用している。エボニーレジストシート、センターコンソールサイドのホッケースティックは、「DEFENDER」で最も頑丈なファブリックであるロバステックを使用。
「DEFENDER」のライフサイクル担当チーフエンジニアである、スチュアート・フリス氏は以下のコメントを発表している。
「新型『DEFENDER』はその登場以来、世界中のお客様を魅了し、その需要は現在もなお非常に強い状況を維持しています。今回の新しい限定モデルに採用しているカラーやディテールなどは、これまでの約75年という年月で築いてきた精神を受け継ぎながらも、コンフィギュラブルテレインレスポンス、常にソフトウエアを最新の状態にアップデートできるSOTA(Software-Over-The-Air)、他に類を見ないオールテレイン走破能力など、革新的な最新テクノロジーを備えさらに進化を遂げています。」

3Dサラウンドカメラ、コンフィギュラブルテレインレスポンス、MERIDIAN™サウンドシステム、マトリックスLEDヘッドライト、11.4インチの大型タッチスクリーンを備えたインフォテインメントシステム「Pivi Pro」、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスデバイスチャージングなどの先進機能も充実している。
さらに、ファブリックルーフ(格納式)、14ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー付き)、ステアリングホイール (ヒーター付)、3ゾーンクライメートコントロールを装備し、卓越した快適性を備える。
このコレクターズモデルである「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」の発売を記念した、新しいランドローバーライフスタイルグッズも発表。これらのグッズも、グラスミアグリーンをテーマしており、2本のストラップが特徴的なミニマルなウォッチ、機能的なバックパック、75周年グラフィックやディテールを配したウェア類など、幅広いラインアップを取り揃えている。
「DEFENDER」は、2020年カー・オブ・ザ・イヤー(「Top Gear」)、2021年SUVオブ・ザ・イヤー(「モータートレンド」)、2020年ベストSUV(「Autocar」)など、50を超える世界的な賞に選出された。また、ユーロNCAP安全性評価でも5つ星を獲得している。
「DEFENDER 75TH LIMITED EDITION」概要
■受注期間:2022年9月15日(木)~10月16日(日)※予定台数を上回った場合、抽選。
■ベースモデル:「DEFENDER 90 HSE P300」「DEFENDER 110 HSE D300」
■台数:225台
■メーカー希望小売価格:DEFENDER 90(75台) :1101万3000円/ DEFENDER 110(150台):1242万3000円
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