
2023年2月18〜19日にパシフィコ横浜で開催された日本最大級のクラシックモーターショー「Nostalgic2days」で展示されていた注目車両を紹介!
●文:月刊自家用車編集部
1983年式 いすゞ ピアッツァXE
オーナー名:後藤和樹
カーデザイナーの巨匠ジョルジェット・ジウジアーロの作品であるピアッツァ。コンセプトカーの「アッソ・ディ・フィオーリ」をほぼそのまま市販化したとして、当時でも話題性は高かったと思います。私の個体はいわゆる初期型で、当時の最上級グレードXEです。
NA、2000ccのツインカムエンジン搭載の5MT。デジタルメーター標準装備のモデルです。塗色はミスティホワイトで、オールペンはされておらず、40年前の車にしては内外装とも綺麗だと思います。
4年目ですが、大きなトラブルど無く、さまざまな場所に一緒に出かける日々を送っています。有難いことに、雑誌やネット記事などに取り上げていただいたりもしているので、見たことがある方もいるかもしれませんね。この車とずっと一緒に走っていきたい。まさに私の一部のような存在です。
この個体のオーナーになったのはかれこれ4年ほど前で当時22歳。きっかけは何を隠そうこの「Nostalgic 2days」でした。デザインの勉強をしていた私は、憧れだったジウジアーロの作品に乗りたいと思い、ピアッツァを探し始めました。中古車サイトにあったピアッツァを扱っていたお店こそ、毎年出展されているイスズスポーツさんでした。
2018年のN2dでイスズスポーツさんとファーストコンタクト。ピアッツァへの熱い想いを語り担当営業さんにドン引きされつつ「覚悟があるなら一度見にきてほしい」と。この際に見た個体は、さすがに学生だったので断念するも、就職後、再び同じ営業の方に連絡、探してもらって出てきたのが、今目の前にあるこの子です。
私にとって初めての愛車ピアッツァは、人だけで無く、様々な出会いや緑も運んで来てくれて、本当に幸せなカーライフを送っています。これは、今この場に立てていることもそうです。このビアッツァと共に、もっともっと沢山の景色を見て行きたいです。さらにはこの地元横浜の地で、車趣味の素晴らしさを、若者から発信していきたいと思っています。
カスタム・チューニング箇所
・SOP(オーナーズクラブ)製 セミワンオフマフラー
・ビルシュタイン製 ショックアブソーバー調ホイールメーカー 純正
Nostalgic 2days
ホイールサイズ前後とも 5.5J×13
タイヤメーカー ブリヂストン
タイヤサイズ前後とも 185/70R13
まとまった写真は次のページに掲載中!
出典:Nostalgic 2days
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
よく読まれている記事
車内の内窓掃除は意外と見落としがちだが、視界のクリアさは安全運転の要となる。特に傾斜が鋭いフロントガラスや大型モニター搭載車では、従来のワイパーでは奥まで届かず拭き残しが発生しやすい。そこで登場したの[…]
夏の日差しは強烈だ。クルマを駐車してわずか15分、車内の温度は外気温32℃の場合で58℃にも達する。シートやハンドル、ダッシュボードが高温になり、触れるのもためらうほどだ。そんな過酷な車内環境を防ぐた[…]
真夏の炎天下に車を駐車したあと、ドアを開けた瞬間に押し寄せる熱気。誰もが一度は経験したことがあるはずだ。エアコンを全開にしてもすぐには冷えず、シートやハンドルも熱くて触れない。そんな悩みを根本から解決[…]
炎天下に駐車したクルマの中は、まるでサウナのように熱くなる。その暑さを簡単に防ぐのが、ロール式サンシェードだ。サッと引き出すだけで直射日光と紫外線、熱をブロックし、車内の温度上昇やパーツの劣化を抑える[…]
軽キャンパーに求めるものは、もはや「寝られる場所」だけではない。街中でも気軽に走れて、立体駐車場にも困らず、車内では快適にくつろげること。そのすべてを叶えたのが、フィールドライフが手がけるVitaだ。[…]
最新の記事
- 1
- 2