
パナソニックの最新、最上級カーナビ「ストラーダ F1X PREMIUM10 CN-F1X10BGD」の魅力を追う長期レポートの第2回。今回はストラーダF1X PREMIUM10ならではの扱いやすさについて詳しく紹介しよう。
●文/写真:浜先秀彰 ●まとめ:自家用車編集部
地図のスクロールやスケール切り替えも驚くほどスピーディ
ストラーダは扱いやすいナビブランドとして定評があるが、最上級となるF1X PREMIUM10ではそれが顕著で、一度でも触れてみれば誰もが実感できる。
まず注目はメニュー画面。ディスプレイユニット上部または画面上端の「MENU」キーから開けるもので、画面右半分に目的地検索の種類、左半分にエンタメソースの種類を表示し、ここからすべての操作を開始できる。しかも10型大画面のため表示されるアイコンが大きく、見やすいうえにタッチ操作の間違いも起きにくい。
タッチパネルはスマホ同様の静電式で、軽快なコントロールが可能。フリックやドラッグ、ピンチイン/アウトなどの動きに加え、地図画面上で2本指を上下に動かせば地図の角度調整ができ、2本指をひねるように動かせば地図の回転ができる。メニューの項目はドラッグ操作で入れ替えが可能だ。
また、ダイレクトレスポンスIIが生む反応の良さも見逃せないところで、地図のスクロールやスケール切り替えは驚くほどスピーディ。メニュー画面の切替えはサクサクとリズムよくでき、ルート探索は待たされる時間が無い。
そして各種設定をカスタマイズできるのも特徴。ショートカットメニューのランチャーメニューは好みで表示項目を選択でき、ストラーダチューンでは面倒な初期設定を素早く行える。地図上に連携ドラレコの録画設定ボタンを配置できるダイレクトボタンも便利だ。
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