
日本導入が発表されたレクサスのラグジュアリーミニバン「LM」。特徴的なのが、過去の存在したどんなミニバンよりも独創的で個性的なエクステリア/インテリアデザインだ。特にエクステリアには、ミニバンにもかかわらず、より一体感の増したスピンドルボディが採用されている。
●文:月刊自家用車編集部
ボディと一体でシームレスに表現する「スピンドルボディ」
先代となる初代「LM」では過去のレクサスが採用してきた「スピンドルグリル」を採用してきたが、新型「LM」は2022年に発表された最新レクサスのバッテリーEV「RZ」やラグジュアリーSUVの「RX」から採用された「スピンドルボディ」を採用している。
新型「LM」の「スピンドルボディ」は、さらに進化したものとなり押し出しの強いスピンドル形状をグリルにボディカラーを採用することで、ボディとの一体感を高めシームレス形状としているのが特徴だ。
さらに周辺のパーツとの境界線段差を減らしてボディとより一体感の高い構成とすることで、空力や冷却性能、操安性の向上につなげて性能アップを図っている。
ボディデザイン全体としては、「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションによる独自性の追求」をボディパッケージで表現。前後方向に抜けの良い開放的なキャビンスペースを最大限に確保し、走りの良さ・乗り心地を想像させる前後タイヤの存在感を強調した造形を融合させて、躍動感がありながら上品で伸びやかな独特なフォルムを実現している。
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