6代目ホンダ「CR-V」が欧州市場でもデビュー。ハイブリッドのほか、プラグインハイブリッドもラインナップ

ホンダの欧州部門は、現地時間の2023年5月12日にドイツ・オッフェンバッハで開催された欧州メディアイベントで6代目となる新型CR-Vの欧州発売を発表した。2023年後半から販売が開始される。

●文:月刊自家用車編集部

フルハイブリッドの「e:HEV」に加え、欧州市場初のプラグインハイブリッド「e:PHEV」も選択可能に

米国、南米、アジアに続き欧州市場でもホンダを代表するSUVである「CR-V」第6世代モデルの導入が発表された。地域毎で導入されるパワートレーンが異なるが、欧州市場向けでは電動パワートレーンのみとなり、フルハイブリッドの「e:HEV」とプラグインハイブリッド「e:PHEV」をラインナップする。

どちらのパワートレーンも、2.0L直4直噴アトキンソンサイクルガソリンエンジンを搭載。プラグインハイブリッド「e:PHEV」は、82㎞のEV走行が可能で、日常の移動距離の大半をまかなえるとしている。充電時間は、バッテリーの温度が25度の場合でゼロから100%まで2.5時間という。

エクステリアデザインはフルハイブリッドの「e:HEV」とプラグインハイブリッド「e:PHEV」でそれぞれ専用のグリルデザインを採用している。先進安全装備も全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」を初搭載し、車両周辺の死角を減らし、優れた衝突回避性能とドライバー負担軽減をもたらすとしている。

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