
フォルクスワーゲンはドイツ本国で現地時間の2023年5月17日に、コンパクトスポーツハッチバック「ポロGTI」の限定車「エディション25」を発表した。2500台限定で、6月1日より35,205ユーロ(約528万円)で注文開始するという。日本への導入にも期待の1台だ。
●文:月刊自家用車編集部
ブラックグロッシーの18インチアルミホイールやブラックルーフなど専用装備を満載
「ポロGTI」の25周年を記念して、ドイツ本国で発表された「ポロGTIエディション25」。1998年に「ポロ」として初めて「GTI」が追加され、四半世紀が経過し今回の限定モデルが登場した。搭載されるパワートレーンは、標準モデルと同じく最高出力207PS/最大トルク320Nmを発生する2.0LTSIエンジン。0-100㎞/h加速は6.5秒の性能を誇る。
標準モデルとの違いは特別にチューニングされたスポーツサスペンションの採用だ。これにより、15mmローダウンされ、電子制御式ディファレンシャルロックXDSとの組み合わせによりドライビングダイナミクスとハンドリングを向上させているという。
さらに「ポロGTIエディション25」の特別装備として、スポーティな外観を演出するための専用装備が数多く装備されている。ブラックグロッシーの18インチアデレードアルミホイール、ブラックルーフ、ブラックエクステリアミラーでボディをさらに引き締める。
インテリアでは、 “25 “のロゴが入った本革製のマルチファンクションスポーツステアリングホイールやGTIのロゴをステッチであしらったブラックレッドのパーフォレーテッドレザー製プレミアムスポーツシート、赤のGTIレタリングが入ったグロッシーブラックのデコラティブトリムを標準装備とし、シルパネルのトリムには「One of 2500」のロゴが施され、限られた台数の中の1台であることをオーナーにアピールする。
ボディカラーは、GTIカラーのピュアホワイト、キングスレッドメタリック、リーフブルーメタリック、スモークグレーメタリック、ディープブラックパールエフェクトに加えて、「ポロGTIエディション25」専用カラーとしてアスコットグレーラインアップされる。
日本でもファンの多い「ポロGTI」。ぜひ導入してほしい特別限定車だ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(フォルクスワーゲン)
可愛らしいワーゲンバスを、現代風にオマージュ 試乗したのは、ロングホイールベースモデルの「ID.Buzz Pro Long Wheelbase」。全長4965mm、全幅1985mm、全高1925mmと[…]
「MEB」を採用する、ID.ファミリーの第2弾モデル 今回導入される「ID.Buzz」は、長年「ワーゲンバス」の愛称で親しまれてきたフォルクスワーゲン「Type 2」のヘリテージを継承しつつ、最新の電[…]
偶数段と奇数段の2つのクラッチを交互に切り替えるのがツインクラッチ 第3のオートマチックトランスミッションともいえるのがツインクラッチを採用したトランスミッションだ。偶数段と奇数段用の二つのクラッチを[…]
ゴルフRの起源はゴルフⅣのR32。大パワー×4WDという構成が当時からの流れ 今年1月にマイナーチェンジを行ったゴルフ8(通称8.5)のトップモデルとなるゴルフRを、千葉県木更津市にあるポルシェエクス[…]
最新インフォテイメント「MIB4」を採用するなど、機能面を大きく強化 今回導入されるゴルフの改良新型は、第8世代の進化型という意味から「ゴルフ8.5」とも呼ばれている。マイナーチェンジということもあっ[…]
最新の関連記事(コンパクトカー)
メーカーオプションで提供されていた装備機能の一部を標準化 今回実施された一部改良では、従来モデルではメーカーオプションで提供されていた機能装備を標準設定とすることで、商品力を向上させている。 さらに特[…]
2L直4ディーゼルターボ+モーターで、システム最高出力120kW/システム最大トルク400Nmを発揮 BMW 1シリーズは、コンパクトセグメントに属するハッチバックモデル。現行型は第4世代にあたるモデ[…]
初となるボディカラー「オブセッションブルー」に加え、ガラスルーフも装着 特別仕様車「Cielo BlueHDi」のベースモデルとなるのは、1.5Lディーゼルターボを搭載する308GT BlueHDi。[…]
最終モデルにふさわしいレーシーなアピアランス 国内のコンパクトスポーツを代表するスズキのスイフトスポーツは、2003年のHT81Sを皮切りに進化を続け、4世代目の現行モデル・ZC33S型へと至った。そ[…]
新型「Golf R」&「Golf R Variant」のジャパンプレミアを実施 東京オートサロンのフォルクスワーゲンブースでは、“究極のパフォーマンスと実用性の両立”をコンセプトに開発されたRモデルの[…]
人気記事ランキング(全体)
一年中快適。冷暖房完備の“住める”軽キャンパー これまでの軽キャンパーに対する常識は、スペースや装備の制限を前提とした“妥協の産物”という印象が拭えなかった。しかしこの「TAIZA PRO」は、そんな[…]
サイドソファとスライドベッドがもたらす“ゆとりの居住空間” 「BASE CAMP Cross」のインテリアでまず印象的なのは、左側に設けられたL字型のサイドソファと、そのソファと組み合わせるように設計[…]
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
アウトドアに最適化された外観 まず目を引くのは、アウトドアギアのような無骨さと機能美を感じさせるエクステリアだ。純正の商用車然とした表情は完全に姿を消し、精悍なライトカスタムやリフトアップ、アンダーガ[…]
「未来の国からやって来た」挑戦的なキャッチフレーズも話題 初代の「A20/30系セリカ」は1970年に登場しました。ちょうどこの時期は、モータリゼーション先進国の欧米に追い付けという気概で貪欲に技術を[…]
最新の投稿記事(全体)
3年ぶりの総合優勝を目指し、3台体制で参戦 今年で30回目を迎えるAXCRは、例年の約2000kmから約2500kmへと総走行距離が延長され、競技期間も8日間に延びるなど、例年以上に過酷な設定で競われ[…]
鉄粉やドロ、油などの汚れが蓄積されがちなホイール 普段の洗車で、ある程度洗えていると思っていても、実は、汚れを見落としがちなのがホイールだ。最近は、複雑な形状のものも多く、なかなか細部まで洗浄しにくい[…]
アウトドアに最適化された外観 まず目を引くのは、アウトドアギアのような無骨さと機能美を感じさせるエクステリアだ。純正の商用車然とした表情は完全に姿を消し、精悍なライトカスタムやリフトアップ、アンダーガ[…]
「未来の国からやって来た」挑戦的なキャッチフレーズも話題 初代の「A20/30系セリカ」は1970年に登場しました。ちょうどこの時期は、モータリゼーション先進国の欧米に追い付けという気概で貪欲に技術を[…]
スノーピークが特別出展「キャンパーの食卓」も登場 スターキャンプは、1991年から続く三菱自動車が主催する名物オートキャンプイベント。これまで1万組以上の家族が参加し、自然の尊さを学びながら、家族や仲[…]
- 1
- 2