フォルクスワーゲンはドイツ本国において、現地時間の2023年7月5日に日本でも人気のコンパクトSUV「T-Cross」のマイナーチェンジモデルを発表した。市場投入時期が2024年初頭とアナウンスされている。
●文:月刊自家用車編集部
ヘッドランプとリヤコンビネーションランプにLEDを採用。形状も新デザインに!
今回、メジャーアップデートとして公開された「T-Cross」のマイナーチェンジモデルは、ヘッドランプとリヤコンビネーションランプにLEDを採用。特にヘッドランプは、LED デイタイムランニングライトが一体化されている。また、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、片側22個のLEDを個別で自在に点灯消灯の制御を行うIQ.LIGHT LED マトリックスヘッドライトも「T-Cross」として初めて採用される。
ボディカラーも爽やかでスポーティなイエローのグレープイエローやエレガントで親しみやすいライトブルーのクリアブルーメタリック、鮮やかで印象的なレッドのキングスレッドメタリックが新色として追加される。
インテリアも他の最新フォルクスワーゲン車と同様に大型のインフォテインメントディスプレイが採用される。標準グレードには対角20.3cmの8インチディスプレイが装備されるが、最上級グレードには対角23.4cmの9.2インチディスプレイが装備される。さらに、デジタルメーターが標準装備となるほか、上級モデルと同じくダッシュパネルにはソフトな布張りとなり質感も向上させている。
安全装備では、先進運転支援システムのトラベルアシストがオプション設定される。自動でアクセルとブレーキを制御し、半自動運転が可能なシステムで、システムの制限内であれば、トラベルアシストは制限速度、カーブ、ラウンドアバウト(環状交差点)も制御対象に含めることができる。
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