オールインワン車載器パイオニア「NP1」リア用ドラレコオプション発売。後方の映像記録を強化

NP-RDR001

パイオニア株式会社は、9月5日にオールインワン車載器「NP1」用オプションのリア用ドライブレコーダー「NP-RDR001」を発表した。発売時期は10月。希望小売価格はオープン。

●文:月刊自家用車編集部

STARVISTM搭載ソニー製CMOSセンサーを採用。ナイトサイトに対応し、昼夜を問わず鮮明な記録ができる

オールインワン車載器「NP1」は、次世代通信型ドライブレコーダー、スマート音声ナビ、クルマWi-Fiなど多彩な機能を搭載したドライビングパートナーで、運転中のあらゆる場面で会話を通してドライバーをサポートするAI搭載通信型オールインワン車載器だ。

リア用ドライブレコーダー「NP-RDR001」取り付けイメージ

今回登場したリア用ドライブレコーダー「NP-RDR001」は、オールインワン車載器「NP1」用オプションで、「新たに後方にもドライブレコーダーを取り付けたい」、「後方の撮影を強化したい」などの要望を持つ「NP1」ユーザーへ向けたアイテムだ。

パイオニアでは、2022年に行った「ドライブレコーダーの利用状況に関する調査」で8割以上のユーザーがドアパンチや当て逃げに、6割以上が車両の盗難に対して不安を感じていると回答。これらのトラブルを未然に防ぐアイテムとして、オールインワン車載器「NP1」向けにリア用ドライブレコーダーをラインナップしたのだ。

2つのフルHDカメラで前方・車内・側面・後方の撮影が可能な「NP1」と、今回登場したリア用ドライブレコーダー「NP-RDR001」を併用することで、あおり運転や追突事故などの予期せぬトラブルの撮影を強化することができるほか、夜間やトンネル出入り口などの明暗差がある環境でも、フルHDカメラでより高精細な映像を記録できる。さらにSDカードに保存された映像はWi-Fi接続で、専用のスマートフォンアプリ「リアドライブレコーダーアシスト」で確認することが可能だ。

リア用ドライブレコーダー「NP-RDR001」主な特徴

「NP1」と併用することで、後方画像記録を強化。リアウインドウへ取り付けることで車室内の後部シートやピラーなどが映りこむことなく後方を撮影することができる

STARVISTM搭載ソニー製CMOSセンサーを採用。ナイトサイトTMに対応し、昼夜を問わず鮮明な記録が可能となっている。

このほか、SDカードを取り外すことなく、Wi-Fiを経由してスマートフォン専用アプリで記録した映像の確認が可能で、SDカードへの「連続録画」に加え、衝撃検知時には「イベント録画」も行う。そのため、もしもの瞬間を録り逃さない。さらに、録画エラーを未然に防ぐ「SDカードフォーマットフリー」にも対応している。

■リア用ドライブレコーダー「NP-RDR001」主な仕様
・記録媒体:microSDHCTM/microSDXCTMカード class10(16 GB~128 GB)
・撮影素子:約200万画素(車載用高感度 CMOSセンサー)
・記録画角:水平105°/垂直56°/対角127°
・F値:F2.1
・録画モード:1920×1080P
・画像補正技術:WDR機能
・WDR機能:搭載
・Wi-Fi:搭載(iOS/AndroidTM専用アプリ接続用)
・Gセンサー:3軸Gセンサー搭載(3段階レベル設定可能+OFF)
・記録方式:連続録画/イベント録画
・録画ファイル構成:1分/3分/5分
・音声録音 :ON/OFF可能
・フレームレート:27.5 fps
・画像圧縮方式:MOV(H.264)
・電源電圧:12 V/24 V対応
・電源ケーブル:9 m(6 m+3 m)
・動作温度 :-10 ℃~+60 ℃
・消費電力 :約3W
・その他:動作確認用microSDHCTMカード(32 GB同封)

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