
パイオニアは、ワイヤレス接続に対応したフローティングタイプの9インチ大画面ディスプレイオーディオ「DMH-SF600」を5月に発売する。価格はオープン価格。
●まとめ:月刊自家用車編集部
9インチ大画面ディスプレイから、スマホアプリを操作可能
「DMH-SF600」は、ワイヤレスで「Apple CarPlay」と「Android Auto」に自動接続できるほか、スマホ上で様々な操作が可能な専用アプリ「PxLink」による操作にも対応。ほかにもワイヤレスでディスプレイオーディオのアップデートにも対応しているなど、よりスムーズに、より快適な操作を意識したインターフェイスが与えられている。
新開発の専用アプリ「PxLink」を活用すれば、使い慣れたスマホに「ショートカットキー」を表示することが可能。ディスプレイオーディオの画面はそのままに様々な操作を行うことができる。
「PxLink」では、ショートカットキーの配置を最大40種類のさまざまな操作・設定キーから選択可能。頻繁に使用する機能や設定項目を好みに合わせてカスタマイズすることで、自分だけの操作環境を構築することができる。
Apple CarPlay 使用時に画面を分割することで、同一画面上に好みの操作まで最短でアクセスできる「ショートカットキー」の採用や、軽いタッチで操作できるフラットキーをサイド部に配置するなど、シンプルで使いやすいインターフェースを実現している。
スマホなどに保存してある写真や画像を、ディスプレイオーディオのHome画面の壁紙として設定することも可能になる。
Apple CarPlay使用時に、画面遷移することなくオーディオやアプリを操作できる「スプリットスクリーン」にも対応。
「DMH-SF600」の特徴
- ワイヤレス接続対応: Apple CarPlayやAndroid Autoにワイヤレスでの自動接続が可能。
- 9インチ大画面ディスプレイ: 高精細で視認性に優れるフローティングタイプの9インチWSVGAディスプレイを搭載。
- 専用アプリ「PxLink」: スマートフォンから本体操作(楽曲再生、イコライザー設定など)が可能。
- スプリットスクリーン: Apple CarPlay使用時に画面にショートカットキーを表示し、スムーズな操作を実現。
- 多彩なインターフェース: 静電タイプのフラットキーや、昼夜で自動切換え可能な画面モードを搭載し、操作性と視認性を高めている。 充実したオーディオ能力: 高音質パーツ(フルカスタム高性能48bitデュアルコアDSPなど)と多彩なオーディオ調整機能(タイムアライメント、13バンドグラフィックイコライザー、ネットワークモードなど)により、臨場感のある音楽を楽しめる。
- 幅広いメディア/フォーマット対応: USBデバイスからの動画再生やハイレゾ音源のダウンサンプリング再生が可能。
- その他の機能: WebLink対応、純正ステアリングリモコン対応、バックカメラ入力装備(ガイド線表示対応)、AV入力端子、リアモニター出力を備えている。
【主な仕様】
■USB 部
USB 規格 USB 1.1、USB 2.0 Full Speed、USB 2.0 High Speed
最大供給電流 1.5 A (Type A)
USB クラス MSC(Mass Storage Class)
ファイルシステム FAT16、FAT32、NTFS、exFAT
USB オーディオフォーマット MP3、WMA、AAC、FLAC、WAVE
■アンプ・共通部
ディスプレイ画面 9V 型 WSVGA
AV 入力 リア(φ3.5 ミニ)×1 系統
USB 入力 リア×1 系統
Bluetooth バージョン Bluetooth 5.2 certified
カメラ入力 2 系統(バックカメラ×1 系統、セカンドカメラ×1 系統)
オーディオ出力(RCA) フロント×1 系統、リア×1 系統、サブウーファー×1 系統
最大出力 50 W×4 ch
取付寸法 178 (W) × 50 (H) × 156 (D) mm
質量 本体部 0.98 kg (コード含まず)、ディスプレイ部 1 kg
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カーナビ/カーAV)
最新版CarPlay・Android Autoに対応するワイヤレスアダプター スマホと連携して、様々なサービスを使用できるディスプレイオーディオ、接続には大きく分けて、ケーブルを利用する場合とワイヤレ[…]
長年培ってきた音の技術が注がれるハイエンドモデル パイオニアが新たに立ち上げた車載用ハイエンドシリーズ「GRAND RESOLUTION」。そのスピーカー2モデル「TS-Z1GR」と「TS-HX1GR[…]
日本製の安心感、そして直感的に使えるユーザビリティで支持される「楽ナビ」シリーズ パイオニアの楽ナビシリーズは、直感的に操作できる親しみやすさから、多くのユーザーが愛用するモデルだ。時代とともに、カー[…]
ネットワークスティック同梱モデルには、「docomo in Car Connect」の1年間無償使用権も同梱 今回発表された「楽ナビ」シリーズのラインアップは、9V型HD(ラージサイズ/フローティング[…]
Data System デジタルルームミラー(DRM6030) 付属する専用カメラはソニー製センサーを採用 今回取り上げるデータシステム「DRM6030」は、11V型サイズのルームミラーモニターに、フ[…]
最新の関連記事(ニュース)
上質感のある内外装が、子離れ層を含む幅広い世代に支持されている ダイハツ・ムーヴは、1995年の誕生以来、30年にわたり販売されている軽ハイトワゴンのロングセラーモデル。 今回で7代目となる新型は「今[…]
大阪オートメッセでお披露目されたDパーツが、待望の製品化 今回発売されるカスタムパーツは、2025年2月に開催された大阪オートメッセのエーモンブースにて初お披露目された、新ブランド「BANDIERA([…]
3年ぶりの総合優勝を目指し、3台体制で参戦 今年で30回目を迎えるAXCRは、例年の約2000kmから約2500kmへと総走行距離が延長され、競技期間も8日間に延びるなど、例年以上に過酷な設定で競われ[…]
スノーピークが特別出展「キャンパーの食卓」も登場 スターキャンプは、1991年から続く三菱自動車が主催する名物オートキャンプイベント。これまで1万組以上の家族が参加し、自然の尊さを学びながら、家族や仲[…]
ルノーとのアライアンスから生まれたコンパクトSUV 新型「グランディス」は、2023年に欧州で販売を開始したコンパクトSUV「ASX」、コンパクトハッチバック「コルト」に続く、ルノーCMF-Bプラット[…]
人気記事ランキング(全体)
たった1秒でサンシェード。ロール式で驚きの簡単操作 ワンタッチサンシェードは、サンバイザーにベルトで固定しておけば、あとはシェードを引き下ろすだけ。駐車するたびに取り出す必要はない。収納もワンタッチで[…]
朝の目覚めは“二階ベッド”でロッジ泊気分 夜になれば、ベッドに横になったまま星空を眺めることもできる。天井高は180センチを超え、車内で立って着替えや調理もこなせるから、車中泊でもストレスは少ない。リ[…]
5年の歳月をかけて完成した独自処方のオイル系レジンコーティング カーメイトは2020年から、SUVの黒樹脂パーツの保護と美観維持に特化したコーティング剤の開発に着手した。黒樹脂パーツは表面の質感が独特[…]
大阪オートメッセでお披露目されたDパーツが、待望の製品化 今回発売されるカスタムパーツは、2025年2月に開催された大阪オートメッセのエーモンブースにて初お披露目された、新ブランド「BANDIERA([…]
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
最新の投稿記事(全体)
強烈な日差しも怖くない。傘のように開いて一瞬で守るサンシェード その名の通り、まるで傘のようにワンタッチで開閉できる設計。傘骨にはグラスファイバーやステンレスなどの丈夫な素材を使用し、耐久性と軽さを両[…]
単なるドリンクホルダーではない、1つで二役をこなすスグレモノ 車内でドリンクを飲む機会が増えるこのシーズン。標準装備のドリンクホルダーもあるものの、複数のドリンクを飲みたい場合や、乗車人数が多い場合な[…]
雨の日のサイドミラー、見えなくて困った経験 雨の日のドライブで、サイドミラーがびっしりと水滴で覆われてしまい、後方がまったく見えなくなることがある。特に市街地での右左折や、駐車場からのバックなど、後続[…]
ハイエースの常識を変える。“大人2段ベッド”の実力 ハイエースのスーパーロング・ワイド・ハイルーフは確かに広い。しかし全長が5mを超えるため、都市部では駐車場に収まらないことも多い。スーパーロングでな[…]
自分では気をつけていても、同乗者までは注意できない… どれだけ丁寧に扱っていても、どうしてもキズがつきがちなのが、車のドアの下部ではないだろうか? 乗降の際に足で蹴ってしまって、泥やキズが残ってしまい[…]
- 1
- 2