
株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、9月1日にGR86用「GRウイング」を発売した。市販車では珍しいバーチカルマウントを採用したCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製スポイラーだ。価格は51万7000円。
●文:月刊自家用車編集部
CFD解析を用いて形状を最適化。開発ドライバーによる綿密なチューニングで最適なダウンフォースを確保
GR86用「GRウイング」
GR86用「GRウイング」は、数多くのGTウイングが販売されている中で、機能美を追求することでカスタマイズパーツとしての「映え」にもこだりつつ、市販車では採用例の少ない珍しいバーチカルマウントを採用している。
GR86用「GRウイング」
「GR PARTS」としての性能の確保されており、CFD(数値流体力学)解析を用いて最適な形状を実現。開発ドライバーによる綿密なチューニングを行い、空気抵抗の増加を最小限に抑えつつ最適なダウンフォースを確保したという。
ウイング本体はドライカーボンを使用
ワインディング走行から高速走行まで、さまざまな速度域において、しっかりと空力効果を発揮し操縦安定性を向上させることができる、としている。ウイング本体はCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製で、ウイングステーはアルミ合金で肉抜きを施し、トランクリッドの背面に装着することで一般的なトランクリッド上部に装着するGTウイングとは異なった印象を与えている。ウイングの角度は車両の状態や環境に合わせて角度を3段階に調整することが可能だ。
なお、ドライカーボン製品のため、生産に時間を要する場合があるとアナウンスされている。
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