
「ルノー カングージャンボリー」が2023年10月15日に、山梨県の山中湖畔にある「山中湖交流プラザ きらら」にて開催された。
●文:月刊自家用車編集部
あいにくの雨にもかかわらず
コロナ禍以降、昨年に続いての開催”となったが、当日の天候は雨。それにもかかわらず全国各地から1300台以上のカングーが集まった。カングー以外の車両も含めると1500台を超え、多くのカングーファンがこのイベントを楽しみにしていたことがうかがえる。
MCとしてトークを盛り上げたのは、自身もカングーのオーナーである安田大サーカスの団長さんと、モータージャーナリストの竹岡圭さん。ステージ上ではカジュアルなスタイルに身を包んだ、ルノー・ジャポン株式会社 代表取締役社長の小川隼平さんや、この日のために来日したハインツ・ユルゲン・レーヴ上級副社長をはじめとした本国ルノーのスタッフが、カングーにまつわる様々なトークを披露した。
限定車「ヴァリエテ」公開
今回のイベントの目玉となったのが、2台の新車のお披露目だった。まず紹介されたのは、限定車のカングー ヴァリエテ。10月21日~11月19日の期間にルノー正規販売店で抽選販売の購入申込を受け付ける200台限定のモデルだ。深いグレーのボディカラーを採用し、通常はオプション装着となる「ブラックスチールホイール」「マルチルーフバー」を標準装備としている。
新型「グラン カングー」もお披露目
もう一台はグラン カングー。こちらは3代目カングーを基に、ホイールベースを延長し3列シートとした7人乗りのモデル。シートは7席すべてが独立したタイプとなり、2列目シートと3列目シートは個別にスライドやタンブル、脱着が可能。2列目シート、3列目シートを外せば広いスペースが出現し、荷物の運搬や車中泊などに最適な仕様となる。2024年度中に国内販売となる見通しだ。
オフィシャルグッズも豊富な取り揃え
会場に設置されたルノーオフィシャルショップでは、イベント限定のロゴ入りTシャツや各種オリジナルグッズなどが販売された。
今年も様々なブースがイベントを盛り上げた
協賛メーカーのブースも数多く出店。来場者へ無料でマカロンを配布していたブースは、常に長蛇の列ができる人気ぶり。パトリックブースでは昨年に引き続き限定モデルのスニーカーが販売されていた。ちなみに団長さんがこの日履いていたのは、昨年の本イベントで販売された限定モデルだった。
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