電動化された最新Gクラス、国内仕様車の概要を発表。ディーゼル&AMGモデルにローンチエディションを用意

メルセデス・ベンツ日本は、Gクラスの大幅改良モデルを発表。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売する。価格は2110万〜3080万円。

●まとめ:月刊自家用車編集部

現行Gクラスとしては初の大幅アップデートモデルが、国内導入へ

今回導入されるのは、今年春に海外発表されたマイナーチェンジ相当の大改良が加えられたモデル。2018年に登場した現行型としては初の大規模アップデートとなる。

主な改良点としては、ISG搭載によるパワートレインの電動化や新しい世代の運転支援機能「ドライビング アシスタンスパッケージ」の搭載、MBUXによるデジタル化の深化が挙げられる。

国内仕様車は「G450 d ローンチエディション」と「AMG G63 ローンチエディション」の2つの導入仕様車からデリバリーが開始される。

G450 dは、力強い 4 本の水平ルーバーが特徴的なフロントグリルやスクワークルデザインが印象的なフロントエアインテーク、ハイグロスブラック/ハイシーン仕上げの 20 インチAMGアルミホイールを追加。両モデルともAピラー部の形状最適化、 ルーフ前端にリップスポイラー、 B/C ピラーの間やフロアに吸音材を追加することで、空力特性や静粛性向上を実現している。

AMG G63は、縦方向のフィンが力強い印象を与えるフロントサイドエアインテークや、AMGクレストデザインとなったボンネットバッジ、 AMGクレストデザインとなったブランドロゴプロジェクターライト、シルバークロームのAMG 燃料給油口キャップなどを採用。AMGナイトパッケージや、AMGカーボンファイバーエクステリアパッケージが標準装備される。

G450 dのインテリア。今回導入されるG450dの国内仕様車は、AMGラインパッケージやナッパレザーシート (ダイヤモンドステッチ付)、ナッパレザーダッシュボード、MICROCUTルーフライナーなどが標準装備となる。

AMG G63のインテリア。最新デザインのAMG パフォーマンスステアリングや、AMGドライブコントロールスイッチ、コックピットディスプレイの専用ディスプレイスタイル ・ メディアディスプレイの専用メニューなどの改良を実施。ほかにもナッパレザーシート(ダイヤモンドステッチ付)やナッパレザーダッシュボード、MICROCUTルーフライナー、ナッパレザールーフハンドルなどによりより豪華なインテリアを実現している。

今回の改良でMBUXをGクラスとして初搭載したほか、ディファレンシャルロック(デフロック)スイッチ周辺の再設計や、最新世代のマルチファンクションステアリングホイールの採用などが加えられている。

G450 dのパワートレーンは、3.0リッター直列6気筒直噴ディーゼルターボエンジン(OM656M)にISGが組み合わされる。エンジンは最高出力367PS(270kW)、最大トルク750Nmを発揮。ISGはスペックは15kW/200Nmとなる。

AMG G63のパワートレーンは、4.0リッターV 型8気筒直噴ツインターボエンジン(M177)にISGの組み合わせ。ツインターボエンジンは最高出力585PS (430kW)、最大トルク850Nmを発揮。それにISGの15kW/200Nmのアシスト力が加わる。

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