
メルセデス・ベンツ日本は、Cクラス セダンおよびステーションワゴンに新たな選択肢として、「Sports」と「Luxury」の2つのモデルラインアップを追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始した。なお、納車時期については、C200の各モデルが本日以降、C220 dの各モデルは2025年5月以降を予定している。
●まとめ:月刊自家用車編集部
「C200」と「C220 d」に“Sports“と“Luxury“、2つのモデルをラインアップ
2021年に発表された現行モデルは、より高度に進化した安全運転支援システムや、直感的で操作性に優れた縦型の大型センターディスプレイ、利便性の高い生体認証によるシートポジションといった、フラッグシップモデルであるSクラス譲りの先進技術を数多く採用。エクステリアとインテリアのデザインにおいてもSクラスの要素を取り入れつつ、Cクラスならではのスポーティな個性が随所に表現。
C 200 Sports (ISG)
2024年10月には、最新世代のインフォテインメントシステムである第3世代MBUXが搭載され、従来の音楽ストリーミングやインターネットラジオに加え、ビデオストリーミングサービスやオンライン会議アプリケーションといったサードパーティー製アプリの利用が可能になるなど、エンターテインメント機能が大幅に拡充されている。
C 200 Stationwagon Sports (ISG)
“Sports“:AMGラインエクステリア/インテリアやナイトパッケージを纏ったスポーティなスタイルとウッドトリムを採用
今回導入される「C200 Sports (ISG) 」「C220 d Sports (ISG) 」モデルは、従来のCクラスで人気のオプション装備「AMGラインパッケージ」を標準装備。これにより、「AMGラインエクステリア」や特徴的な「スターパターングリル」が装着され、スポーティな印象が強まっている。さらにエクステリアにブラックアクセントを施す「ナイトパッケージ」も新採用されている。
機能装備としては、スポーツサスペンション、本革巻きスポーツステアリング(ナッパレザー)、サポート性に優れたスポーツシート(レザーARTICO/MICROCUTシート)を標準装備。さらに足元を引き締める18インチアルミホイールは、ディッシュ部分がブラックに塗装された新しいデザインとなり、インテリアも洗練された印象を与えるウッドトリムになる。
C 200 Sports (ISG)
“Luxury“:上質な本革シートやBurmester3Dサラウンドサウンドシステム、パノラミックスライディングルーフを装着
「C 200 Luxury (ISG) 」、「C 220 d Luxury (ISG) 」モデルは、従来のCクラスで人気の高かった有償オプションを多数標準装備した上質さを強めた仕様。
エクステリアには、「Sports」モデルと同様にAMGラインパッケージが標準装備され、AMGラインエクステリアとスターパターングリルが装着されたほか、足元は従来モデルよりもサイズアップされた19インチのアルミホイールが新設定。インテリアは、上質な本革シートが標準装備となり、3色から好みに合わせて選択可能。インテリアトリムには、落ち着いた雰囲気のブラックオープンポアウッドインテリアトリムが新採用されている。
ほかにも開放感あふれる「パノラミックスライディングルーフ」や、臨場感豊かなサウンド体験を提供する「Burmester3Dサラウンドサウンドシステム」や、快適な移動をサポートする「シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)」など、ワンランク上のドライビング体験が楽しめる装備が充実している。セーフティビジョンパッケージなどドライバーの負担を軽減する先進的な安全装備が標準採用となった。
C 220 d Stationwagon Luxury
C 220 d Stationwagon Luxury
「Sports」モデル、「Luxury」モデルともに、ボディタイプはセダンとステーションワゴンを設定。パワートレインはガソリンエンジンのC200とディーゼルエンジンのC220 dが用意される。
Cクラスセダンの価格。
Cクラスステーションワゴンの価格。
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