
先日スズキより発表された「スイフトスポーツ ZC33S Final Edition」が、1月10日から開催されている『東京オートサロン2025』に出展されている。ZC33S型スイフトスポーツの最後を飾るファイナルエディションは、ボディカラーを5色用意し、会場にはフロンティアブルーパールメタリックとブラックルーフのツートーン仕様が鎮座。実車のバランスはいかなるものか?
●文:月刊自家用車編集部
最終モデルにふさわしいレーシーなアピアランス
国内のコンパクトスポーツを代表するスズキのスイフトスポーツは、2003年のHT81Sを皮切りに進化を続け、4世代目の現行モデル・ZC33S型へと至った。そんなZC33Sもデビューから8年を数え、ついにファイナルエディションへと結実する。
その名も「スイフトスポーツZC33Sファイナルエディション」は、2025年3月19日から2025年11月までの期間限定生産モデル。内外装に特別仕様を施す。
エクステリアでは、艷やかなグロスブラック塗装仕上げのフロントグリルとアルミホイールが目を惹き、専用デカールの「ZC33S」やレッド&ブラックの「SWIFT Sport」専用エンブレムを装備。ブレーキキャリパーも特別仕様になる。
2025年11月までの期間限定生産モデル「スズキ スイフトスポーツZC33Sファイナルエディション」。写真のボディイカラーは5色用意されるうちのひとつ、フロンティアブルーパールメタリックと2トーンブラックルーフの組み合わせ。
ヒートグラデーションカラーを採用したインテリア
至るところに「ZC33S」や「Sport」ロゴを配し、それらはチタンマフラーの美しい焼色を彷彿とさせるヒートグラデーション加飾と調和したインテリアを演出している。
レッドステッチを施したマニュアルシフトノブカバーやシート、メーターナセル内のダイヤルを彩るレッドカラーなどと一緒に、スイフトスポーツらしい室内空間が実現された。
マニュアルシフトノブが生えるセンターコンソールには、「ZC33S」のロゴとヒートグラデーション加飾が施される。室内の至るところに用いられた情熱的なレッドステッチとも調和している。
ハイバック式のタイトなシートはサポート性に優れ、スイフトスポーツのパフォーマンスを遺憾なく発揮。スポーツカー然としながらも実用性の高いラゲッジスペースを採用するなど、ZC33S型の完成度は今後も語り継がれるだろう。
●スペック&プライス
| グレード | エンジン | 駆動 | 変速機 | 燃料消費率 WLTCモード走行(km/L) | 価格 |
| スイフトスポーツ 特別仕様車 ZC33S Final Edition | 1.4LDOHC VVT 直噴ターボ | 2WD | 6MT | 17.6 | 232万9800円 |
| 6AT | 16.6 | 240万1300円 |
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