「タフ」と「快適」がキーワード。Kカー離れした贅沢なミニSUVワゴン「新型デリカミニ」正式デビュー【10月29日発売、価格は196万4600円〜】│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

「タフ」と「快適」がキーワード。Kカー離れした贅沢なミニSUVワゴン「新型デリカミニ」正式デビュー【10月29日発売、価格は196万4600円〜】

「タフ」と「快適」がキーワード。Kカー離れした贅沢なミニSUVワゴン「新型デリカミニ」正式デビュー【10月29日発売、価格は196万4600円〜】

三菱自動車工業は、新型デリカミニを10月29日に発売する。価格は196万4600〜290万7300円。

●まとめ:月刊自家用車編集部

デリカのDNA&魅力が軽モデルに凝縮

新型デリカミニは、デリカの名にふさわしいタフなデザインと、軽自動車の枠を超えた快適な走行性能、先進の安全技術を兼ね備えているスーパーハイト軽ワゴン。

コンセプトは「DAILY ADVENTURE(日常に冒険を)」で、日々の生活からアウトドアまで、あらゆるシーンで活躍する頼れる相棒となることを目指して開発されている。

18日に開催された新型デリカミニ発表会において、三菱自動車営業担当副社長の中村達夫氏から、新型デリカミニの最新予約状況が明らかにされた。これまでの先行予約受注で約4000台の注文が積み上がっていることや、大半は最上級グレードのデリマルパッケージであること、そして10月29日の正式発売までに1万3000台の受注を目標としていることなどが話された。

●新型デリカミニ グレードバリエーション&価格
パワートレーングレード価格【FF/4WD】
659cc直3DOHC
52PS/6.1kgm
G196万4600円/217万9100円
G Premium212万9600円/229万6800円
G Premium
DELIMARU Package
264万9900円/281万7100円
659cc直3DOHCターボ
64PS/10.2kgm
T204万2700円/225万8300円
T Premium221万9800円/238万7000円
T Premium
DELIMARU Package
274万100円/290万7300円

デリカのDNAを受け継いだミニバンとして、フロントデザインは半円形のLEDポジションランプやダイナミックシールドで力強さを表現。リヤはLEDコンビネーションランプやワイドなデザインの前後スキッドプレートを採用。

フロントバンパーやテールゲートガーニッシュに、立体感のある「DELICA」ロゴを配することにより存在感を強調。よりワイドなデザインの前後スキッドプレートを採用するとともに、前後フェンダー及びボディ下部をブラックとすることで、アウトドアでの走行性能の高さを演出する。

4WD車の15インチアルミホイールは、トレッキングシューズの靴底をモチーフにして悪路走行性能の高さをイメージさせた幅広な5本スポークを採用。

モノリスディスプレイがもたらす未来的なコクピット空間

インテリアは、水平基調のインパネや落ち着いたカラーリングで上質な空間を演出。インパネ中央から運転席にかけて、12.3インチのGoogle搭載インフォテイメントシステムと7インチの液晶メーターを一体化した「モノリスディスプレイ」を採用することで、先進的な印象を与えるとともに、視認性と操作性が追求されている。

インパネデザインは、姉妹車の「eKスペース」「ルークス」と共通の基本デザインを採用。12.3インチのセンターディスプレイと7インチのメーターパネルが連続した一枚構造のディスプレイが、先進性を感じさせる。

シートは親しみのあるカラー配色。撮影車は最上級のTプレミアムデリマルパッケージで、ランピングコテージの家具をイメージさせる上質なベージュが用いられる。

足回りも特別仕立てで、唯一無二をアピール

パワーユニットは、NAエンジンとターボエンジンを設定。従来型と比べるとエンジン部品のフリクション低減やCVT変速プログラムの改良により、エンジンの動力性能と環境性能を高めている。

パワーユニットは先代ベースだがピストン抵抗の軽減などが施された改良型になる。先代は小型モーターとのマイルドハイブリッド車だったが、新型は純内燃機モデルに変更。NAとターボが選択可能。

足回りは、ショックアブソーバーを高速道路から未舗装路まで、あらゆる路面状況でも上質な乗り心地を実現するProsmooth(プロスムース、カヤバ製)を初採用。4WD車のサスには専用チューニングに加え、フロントは高剛性のスタビライザーとベアリングを採用、リヤはブッシュの配置変更などの改良が加えられている。

空転防止のグリップコントロールや、急な下り坂でブレーキ操作をせずに一定速度でスリップを防いで安全に降坂が可能なヒルディセントコントロールなど、アウトドアでの走破性を高める装備も充実。ほかにもe-Assistや、衝突被害軽減ブレーキシステムのフロントサイドレーダーを搭載することで安全性能も強化された。

グレードは「G」「Gプレミアム」「Gプレミアム デジマルパッケージ」「T」「Tプレミアム」「Tプレミアム デジマルパッケージ」の6タイプを設定。三菱自動車の純正アクセサリーとして、ワイルドアドベンチャースタイルとアクティブトーンスタイルの2つのスタイルも提案される。

ボディカラーは、アウトドアに映えるサンドベージュパールやデニムブルーパールなど、2トーン6色、モノトーン9色の全15色が用意される。

写真ギャラリー

12.3インチのセンターディスプレイには軽自動車初の「Google搭載ナビゲーション」が採用。

走行モードは、パワートレーン制御を主とするエコ、ノーマル、パワーの3モードと、踏破性を高めるスノー、グラベルの2モードが設定。ダイヤル式スイッチで選択可能。

メインメーターは7インチのカラー液晶ディスプレイ。各種情報はグラフィカルに表示される。

縦横に十分な余裕を持つラゲッジスペース。フルフラット時の段差低減が図られるなど、ユーティリティ機能も向上している。

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