
TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は、2026年のモータースポーツ活動計画を発表した。国内最高峰カテゴリーとなるSUPER GTや全日本スーパーフォーミュラ選手権など、国内外の多様なカテゴリーを通じて「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」と「人材育成」を、さらに加速させる方針をより鮮明に打ち出している。
●まとめ:月刊自家用車編集部
SUPER GT GT500クラスでは、4連覇という金字塔を目指す
今回発表された2026年のモータースポーツ活動計画では、TGRが目指す「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」と「モータースポーツをより魅力的でサステナブルにする活動」が強化される。
具体的な取り組みとしては、SUPER GT、全日本スーパーフォーミュラ選手権では、国内レースの更なる盛上げに向けた業界連携を強化。SUPER GT GT500クラスでは4連覇という金字塔を目指すと同時に、スーパーフォーミュラでは王座奪還を至上命題に活動をしていくとのこと。
2025年シーズンSUPER GT第8戦「MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」で優勝したGT500クラスの坪井翔/山下健太組 au TOM’S GR Supra 1号車。TOYOTA GAZOO Racing(TGR)のGRスープラ勢は2025年シーズン7戦中5勝を達成。
スーパー耐久シリーズには、液体水素エンジンGRカローラとミッドシップ4WDのレイアウトを採用した「GRヤリス M コンセプト」で2025年シーズンに引き続き参戦。
スーパー耐久シリーズ/ニュルブルクリンクレースでは、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」や「人材育成」を目的に活動を推進しするほか、カーボンニュートラル実現に向けた新たな選択肢を広げる挑戦にも取り組んでいくとのこと。さらに活動の原点となるニュルブルクリンクでは、24時間レースに参戦、完走を目指す。
全日本ラリー選手権においては社員主体のチーム体制を継続し、若手や女性の活躍を促すMORIZO Challenge Cupの運営を通じて、次世代のWRC候補生を輩出する仕組みを強化。
さらに並行して、全米ラリー選手権(ARA)への新規参戦を決定し、GRカローラをベースとした車両で広大なアメリカの道を舞台にした新たな開発に挑む。
W2RCでは、TGRがサポートする三浦 昂選手が、ダカールラリー後の第2戦以降、TOYOTA GAZOO Racing W2RCからT1クラスへ参戦する。
グローバルでの活躍が期待される、次世代ドライバーの育成をさらに強化
また、モータースポーツの裾野拡大とダイバーシティ推進の観点から、KYOJO CUPへの継続的な支援を通じて女性ドライバーが活躍できる環境を整備し、TGRドライバー・チャレンジ・プログラムでは総勢16名の育成を、WRCチャレンジプログラムでは、新世代を含む9名の体制で世界に通用する才能を磨き上げる。
参加型モータースポーツでは全国の自治体やサーキットと強固に連携。安全な運営とファン層の拡大に尽力することで、競技をより魅力的でサステナブルなものへと進化させ、情熱を持って未来のモータースポーツ界を牽引する人材の輩出と究極のクルマづくりを不変の目標として邁進していく。
2025年シーズン 主な戦績について
| 国内選手権 | SUPER GT | TGR TEAM au TOM’Sがシーズン優勝 – チームチャンピオン – ドライバーズチャンピオン(坪井翔/山下健太) |
|---|
<SUPER GT>
GT500クラス
- 2026年はGR Supra GT500で参戦
- 株式会社トヨタ・ガズーレーシング・ディベロップメント(TGR-D)を通じ、6チーム・6台に支援を実施
- 小林 利徠斗選手が新加入
| チーム名 | 車両名 | No. | ドライバー | タイヤ |
|---|---|---|---|---|
| TGR TEAM ENEOS ROOKIE | ENEOS X PRIME GR Supra | 14 | 大嶋 和也(Kazuya Oshima 日本) | BS |
| 福住 仁嶺(Nirei Fukuzumi 日本) | ||||
| TGR TEAM WedsSport BANDOH | 未定(ベース車はGR Supra GT500) | 19 | 国本 雄資(Yuji Kunimoto 日本) | YH |
| 阪口 晴南(Sena Sakaguchi 日本) | ||||
| TGR TEAM au TOM’S | au TOM’S GR Supra | 36 | 坪井 翔(Sho Tsuboi 日本) | BS |
| 山下 健太(Kenta Yamashita 日本) | ||||
| TGR TEAM Deloitte TOM’S | Deloitte TOM’S GR Supra | 37 | 笹原 右京(Ukyo Sasahara 日本) | BS |
| ジュリアーノ・アレジ(Giuliano Alesi フランス) | ||||
| TGR TEAM KeePer CERUMO | KeePer CERUMO GR Supra | 38 | 大湯 都史樹(Toshiki Oyu 日本) | BS |
| 小林 利徠斗(Rikuto Kobayashi 日本) | ||||
| TGR TEAM SARD | DENSO KOBELCO SARD GR Supra | 39 | 関口 雄飛(Yuhi Sekiguchi 日本) | BS |
GT300クラス
- GRブランドおよびLEXUSブランドの車両で参戦するチームのカスタマーモータースポーツ活動をサポート
| チーム名 | 車両名 | No. | ドライバー | タイヤ |
|---|---|---|---|---|
| HYPER WATER Racing INGING | HYPER WATER INGING GR86 GT | 2 | 堤 優威(Yuui Tsutsumi 日本) | BS |
| 卜部 和久(Kazuhisa Urabe 日本) | ||||
| SHADE RACING | 未定 | 20 | 平中 克幸(Katsuyuki Hiranaka 日本) | MI |
| 清水 英志郎(Eijiro Shimizu 日本) | ||||
| HOPPY team TSUCHIYA | 未定(ベース車はGR Supra) | 25 | 未定 | YH |
| 未定 | ||||
| apr | apr GR86 GT | 30 | 永井 宏明(Hiroaki Nagai 日本) | YH |
| 平良 響(Hibiki Taira 日本) | ||||
| 織戸 学(Manabu Orido 日本) | ||||
| apr LC500h GT | 31 | 小高 一斗(Kazuto Kotaka 日本) | BS | |
| 小山 美姫(Miki Koyama 日本) | ||||
| チャーリー・ブルツ(Charlie Wurz オーストリア) | ||||
| 埼玉Green Brave | Green Brave GR Supra GT | 52 | 吉田 広樹(Hiroki Yoshida 日本) | BS |
| 野中 誠太(Seita Nonaka 日本) | ||||
| LM corsa | Syntium LMcorsa LC500 GT | 60 | 吉本 大樹(Hiroki Yoshimoto 日本) | DL |
| 河野 駿佑(Shunsuke Kohno 日本) | ||||
| K-tunes Racing | K-tunes RC F GT3 | 96 | 新田 守男(Morio Nitta 日本) | 未定 |
<全日本スーパーフォーミュラ選手権>
- 株式会社トヨタ・ガズーレーシング・ディベロップメント(TGR-D)より、直列4気筒2リッター直噴ガソリンターボエンジン(TRD 01F)を8チーム13台に供給
- カッレ・ロバンペラ、小林 利徠斗、チャーリー・ブルツの3選手が新加入
- 世界で戦えるドライバー育成を掲げるチーム「TEAM GOH」へエンジン提供を実施
- ドライバー、エンジニア、メカニックの人材育成を目的としたチームKDDI TGMGP TGR-DCの体制見直しを実施
| チーム名 | No. | ドライバー |
|---|---|---|
| REALIZE KONDO RACING | 3 | TBA |
| 4 | TBA | |
| KCMG※ | 8 | 山下 健太(Kenta Yamashita 日本) |
| 69 | カッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanperä フィンランド) | |
| NTT docomo Business ROOKIE | 14 | 福住 仁嶺(Nirei Fukuzumi 日本) |
| WECARS IMPUL with SDG | 19 | ザック・オサリバン(Zak O’Sullivan イギリス) |
| VANTELIN TEAM TOM’S | 36 | 坪井 翔(Sho Tsuboi 日本) |
| 37 | サッシャ・フェネストラズ(Sacha Fenestraz アルゼンチン) | |
| SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING | 38 | 阪口 晴南(Sena Sakaguchi 日本) |
| 39 | 大湯 都史樹(Toshiki Oyu 日本) | |
| KDDI TGMGP TGR-DC | 7 | 小林 可夢偉(Kamui Kobayashi 日本) |
| 28 | 小林 利徠斗(Rikuto Kobayashi 日本) | |
| TEAM GOH | 53 | チャーリー・ブルツ(Charlie Wurz オーストリア) |
<全日本ラリー選手権>
- JN3クラス内で開催される若手ドライバー育成カテゴリーMORIZO Challenge CupにGRヤリスで参戦
- 昨年同様に2024年までTGR-WRJのドライバーを務めた眞貝知志監督のもと、社員を中心としたエンジニアおよびメカニックで「人材育成」を実践
| チーム名 | TOYOTA GAZOO Racing – WRJ | |
|---|---|---|
| 車両/クラス | GR YARIS / JN3 (MORIZO Challenge Cup) | |
| 主な仕様 | エンジン | 1.6ℓ直列3気筒インタークーラーターボ |
| 駆動方式 | スポーツ4WDシステム“GR-FOUR” | |
| ドライバー/コ・ドライバー | 平川 真子/冨本 諒 | |
<ニュルブルクリンク24時間レース>
- TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(TGRR)は、2025年の参戦により更に鍛え上げたGR ヤリスで、世界一過酷なコースの完走を目指す
| チーム名 | 車両名 | ドライバー |
|---|---|---|
| TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing | GR YARIS | MORIZO |
| 豊田 大輔(Daisuke Toyoda) | ||
| 石浦 宏明(Hiroaki Ishiura) | ||
| 大嶋 和也(Kazuya Oshima) |
<スーパー耐久シリーズ>
- スーパー耐久シリーズには以下の3チームが、プロドライバーに弊社社員、ジェントルマンドライバー含めた混成チームで参戦しクルマを鍛える
- TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(TGRR)は、ニュルブルクリンクレースと同じドライバーで参戦することで、“もっといいクルマづくり”を更に加速させる
| チーム名 | 車両名 | ドライバー |
|---|---|---|
| TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing | GR Corolla H2 concept | MORIZO |
| 豊田 大輔(Daisuke Toyoda) | ||
| 石浦 宏明(Hiroaki Ishiura) | ||
| 大嶋 和也(Kazuya Oshima) | ||
| GR Team ORC Field | GR Yaris M-concept | 小倉 康宏(Yasuhiro Ogura) |
| 佐々木 雅弘(Masahiro Sasaki) | ||
| 松井 孝允(Takamitsu Matsui) | ||
| GR Team SPIRIT | GR Yaris DAT Racing Concept | 河野 駿佑(Shunsuke Kohno) |
| 山下 健太(Kenta Yamashita) | ||
| 鈴木 斗輝哉(Tokiya Suzuki) |
<ARA National Championship 全米ラリー選手権>
- 北米の道でクルマを鍛え「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」をするために、2026年第2戦からシリーズへ新規参戦
- クルマはGRカローラベースのラリーカーで、ラリー2相当レベルのRC2クラスへ参戦
- ドライバーはアメリカ人若手ドライバーのセス・キンテロで、W2RCと並行して参戦
- 社員エンジニアやメカニックも参画し「人材育成」を実践
| チーム名 | TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team (TGR-WRT) | |
|---|---|---|
| 車両/クラス | GR Corolla Rally RC2 / RC2 | |
| 主な仕様 | エンジン | 1.6ℓ直列3気筒ターボチャージャー |
| 駆動方式 | 4WDシステム | |
| ドライバー/コ・ドライバー | セス・キンテロ/トピ・ルフティネン | |
<W2RC>
- ダカールラリーT2クラスへトヨタ車体から参戦している三浦 昂選手は、2026年1月のダカールラリーをもってトヨタ車体からの参戦を終了し、ダカールラリー後のシリーズ第2戦以降は、TOYOTA GAZOO Racing W2RCからT1クラスへ参戦し、TGRがサポートを行う。三浦 昂選手のT1クラス移行後も、トヨタ車体は量産車をベースとしたT2クラスへの参戦を継続する
| チーム名 | TOYOTA GAZOO Racing W2RC | |
|---|---|---|
| 車両/クラス | DKR GR Hilux / T1 | |
| 主な仕様 | エンジン | V35A 市販仕様 |
| 駆動方式 | 4WDシステム | |
| ドライバー/コ・ドライバー | 三浦 昂/アルマン・モンレオン | |
<KYOJO CUP>
- 女性ドライバーがモータースポーツで活躍出来る環境づくりを行うため、各チームと、所属女性ドライバーの活動を支援
| チーム名 | ドライバー |
|---|---|
| NTT docomo Business ROOKIE | 平川 真子(Mako Hirakawa 日本) |
| TOM’S※ | 斎藤 愛未(Aimi Saito 日本) |
| ハナ・バートン(Hana Burton アメリカ) | |
| Dr.Dry with We Cars IMPUL※ | 下野 璃央(Rio Shimono 日本) |
| KCMG※ | 翁長 実希(Miki Onaga 日本) |
| 佐々木 藍咲(Rami Sasaki 日本) | |
| OPTIMUS CERUMO・INGING | 富下 李央菜(Riona Tomishita 日本) |
| 佐藤 こころ(Kokoro Sato 日本) | |
| AIWIN Re-Kobe ※ | 白石 いつも(Itsumo Shiraishi 日本) |
ドライバー育成の活動について
TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)
- 国内外のトップカテゴリーで活躍できるドライバーの育成を目的としたプログラムを継続
- 様々な挑戦の場において、選手の可能性を広げ、能力を最大限発揮できる環境つくりを推進する
- 2026年は、以下ドライバーの活動を支援
カッレ・ロバンペラは 全日本スーパーフォーミュラ選手権、 Castrol Toyota Formula Regional Oceania Trophy (FRO)に参戦
宮田莉朋、中村仁、佐野雄城は海外を拠点に活動。宮田はFIA Formula 2 Championshipに、中村はFIA Formula 3 ChampionshipおよびCastrol Toyota Formula Regional Oceania Trophy(FRO)に、佐野はFormula Regional European Championship (FREC) およびFormula Regional Middle East Championship (FRMEC)に参戦
小林利徠斗、チャーリー・ブルツが全日本スーパーフォーミュラ選手権およびSUPER GTに参戦
梅垣清、鈴木斗輝哉が全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権およびSUPER GT、オスカー・ブルツが全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦
2026年TGR-DCドライバー
| ドライバー | カテゴリ | チーム名(暫定名称) |
|---|---|---|
| カッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanperä フィンランド) | 全日本スーパーフォーミュラ選手権 | KCMG※ |
| Castrol Toyota Formula Regional Oceania Trophy | Hitech | |
| 宮田 莉朋(Ritomo Miyata 日本) | FIA Formula 2 Championship | Hitech |
| 小林 利徠斗(Rikuto Kobayashi 日本) | 全日本スーパーフォーミュラ選手権 | KDDI TGMGP TGR-DC |
| SUPER GT(GT500) | TGR TEAM KeePer CERUMO | |
| チャーリー・ブルツ(Charlie Wurz オーストリア) | 全日本スーパーフォーミュラ選手権 | TEAM GOH |
| SUPER GT(GT300) | apr | |
| 小山 美姫(Miki Koyama 日本) | SUPER GT(GT300) | apr |
| 中村 仁(Jin Nakamura 日本) | FIA Formula 3 Championship | Hitech |
| Castrol Toyota Formula Regional Oceania Trophy | Hitech | |
| 佐野 雄城(Yuki Sano 日本) | Formula Regional European Championship | R-ace GP |
| Formula Regional Middle East Championship | R-ace GP | |
| 梅垣 清(Kiyoshi Umegaki 日本) | 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 | TOM‘S |
| SUPER GT(GT300) | CARGUY MKS RACING | |
| 鈴木 斗輝哉(Tokiya Suzuki 日本) | 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 | TOM‘S |
| SUPER GT(GT300) | 未定 | |
| オスカー・ブルツ (Oscar Wurz オーストリア) | 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 | TOM‘S |
| 三浦 柚貴(Yuzuki Miura 日本) | フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ | TOM’S FORMULA |
| 武藤 雅奈(Masana Muto 日本) | フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ | TOM’S FORMULA |
TGR-DCレーシングスクール(TGR-DC Racing School)
- プロドライバーとして活躍するための育成を、国内FIA-F4選手権シリーズを通じて実施
- 2026年のスクール選考会開催内容は後日発表。選考会受講者の中から、優秀で将来性の見込めるドライバーに対し、次年度以降のレース参戦を支援を行う
2026年TGR-DC RSドライバー(ドライバーの国籍はすべて日本)
| ドライバー | カテゴリー | チーム名 |
|---|---|---|
| 三浦 柚貴(Yuzuki Miura) | 国内FIA-F4選手権 | TGR-DC Racing School |
| 武藤 雅奈(Masana Muto) | ||
| 濱邊 誠己(Masaki Hamabe) | ||
| 寺島 知毅(Tomoki Terashima) | ||
| 五十嵐 文太郎(Buntaro Igarashi) | ||
| 酒井 涼(Ryo Sakai) |
WRCチャレンジプログラム
- FIA世界ラリー選手権(WRC)で活躍できるドライバー及びコ・ドライバーの育成を目的にフィンランドを拠点にヨーロッパでのトレーニングを実施
- 2期生の山本雄紀はRally2でWRCイベントのフルシーズン参戦
- 3期生の後藤正太郎と松下拓未はRally2、4期生の尾形莉欧と柳杭田貫太とコ・ドライバーの前川富哉はRally3へそれぞれステップアップ
- 箕輪大也とジール・ジョーンズが5期生として2026年から新たにプログラムに加入
- エストニア出身のジャスパー・ヴァヘル(18歳)が加わりRally2で参戦。日本国外からのドライバーを初めて迎えてプログラムを拡大する
| ドライバー | カテゴリー | チーム名 |
|---|---|---|
| 山本 雄紀(Yuki Yamamoto 日本) | Rally2 | TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team |
| 後藤 正太郎(Shotaro Goto 日本) | Rally2 | |
| 松下 拓未(Takumi Matsushita 日本) | Rally2 | |
| 尾形 莉欧(Rio Ogata 日本) | Rally3 | |
| 柳杭田 貫太(Kanta Yanaguida 日本) | Rally3 | |
| 前川 富哉 ※コ・ドライバー(Tomiya Maekawa 日本) | Rally3 | |
| 箕輪 大也(Hiroya Minowa 日本) | Rally4 | |
| ジール・ジョーンズ(Zeal Jones 日本) | Rally4 | |
| ジャスパー・ヴァヘル(Jasper Vaher エストニア) | Rally2 |
参加型モータースポーツの活動について
「クルマを操る」「走りを楽しむ」といったクルマ本来の魅力を楽しんでいただく場を、全国のサーキットや自治体と連携し提供。また、参加型モータースポーツへの挑戦を目指す方々に向けた支援を、参加者の皆様の安全を第一に考え実施していく。
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup
- TGR GR86/BRZ Cupは、GR86/SUBARU BRZ(型式:ZN8/ZD8)を使ったワンメイクレース。性能差が少ないからこそ接戦が繰り広げられる見ごたえのあるレースになる
- 参加車両は、「GR86 Cup Car Basic」および「SUBARU BRZ Cup Car Basic」で、全国のトヨタ販売店およびスバル販売店で購入可能。
- プロドライバーの技で競われる「プロフェッショナルシリーズ」、上位を目指す意欲的なドライバーが競う「クラブマンシリーズ」の2シリーズがあり、2026年シリーズは全国主要7サーキット、全7大会の開催を予定
| 大会 | 日程 | 開催場所 |
|---|---|---|
| 第1大会 | 4月5日(日) | オートポリス |
| 第2大会 | 5月16日(土)~17日(日) | スポーツランドSUGO |
| 第3大会 | 6月27日(土)~28日(日) | 岡山国際サーキット |
| 第4大会 | 8月8日(土)~9日(日) | 十勝スピードウェイ |
| 第5大会 | 9月5日(土)~6日(日) | 富士スピードウェイ |
| 第6大会 | 10月3日(土)~4日(日) | 鈴鹿サーキット |
| 第7大会 | 11月21日(土)~22日(日) | モビリティリゾートもてぎ |
TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup
- TGR Yaris Cupの参加車両は、1.5リットルエンジン搭載のヤリスをベースにした「Yaris Cup Car」。マニュアルトランスミッション車だけでなく、CVT車の設定も用意される。2026年も、居住地に合わせて参加シリーズを選択できるよう、5シリーズに分けて全国で開催し、モータースポーツに初めてチャレンジする方にも安心して参加いただけるよう、サポート体制を充実させる
- 2026年の一部の大会では、初心者・入門者向けの「ノービス・クラス」を設置し、参加の選択肢を増やす
| シリーズ | Round | 日程 | 開催場所 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 第1・2戦 | 5月24日(日) | 十勝スピードウェイ |
| 第3戦 | 8月9日(日) | 十勝スピードウェイ | |
| 第4戦 | 9月27日(日) | 十勝スピードウェイ | |
| 東北 | 第1戦 | 5月16日(土) | スポーツランドSUGO |
| 第2戦 | 9月13日(日) | モビリティリゾートもてぎ | |
| 第3戦 | 10月24日(土)~25日(日) | スポーツランドSUGO | |
| 関東 | 第1戦 | 4月25日(土) | モビリティリゾートもてぎ |
| 第2戦 | 6月20日(土) | 富士スピードウェイ | |
| 第3戦 | 11月28日(土) | 富士スピードウェイ | |
| 関西 | 第1戦 | 4月18日(土)~19日(日) | 鈴鹿サーキット |
| 第2戦 | 6月28日(日) | 岡山国際サーキット | |
| 第3戦 | 11月21日(土)~22(日) | 鈴鹿サーキット | |
| 九州 | 第1・2戦 | 4月5日(日) | オートポリス |
| 第3戦 | 7月25日(土) | オートポリス | |
| 第4戦 | 11月1日(日) | オートポリス | |
| 特別戦 | 12月12日(土) | 富士スピードウェイ | |
TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge
- TGR Rally Challengeは、初心者に優しいコース設定で、安全かつ手軽にエントリーできる入門者向けラリー
- 国内B級ライセンスがあれば、GRヤリスやGR86だけでなく、ヤリスやアクアなどのハイブリッド車やAT車でも参加ができ、ラリー初心者はもちろんのこと、女性も参加しやすいことも特徴のひとつ
- 2026年も特別戦を含む全12戦を全国各地で開催予定。サポート体制を充実させることで、モータースポーツに初めてチャレンジする方にも安心して参加いただける環境づくりに取り組む
2026シリーズ大会開催日程
| Rd | 日程 | 大会名 | 開催エリア | 開催形式 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 3月14日~15日 | 沖縄 | 沖縄県 | 単独戦 |
| 2 | 4月18日~19日 | 八ヶ岳 茅野 | 長野県 | 単独戦 |
| 3 | 5月16日~17日 | 富士山すその | 静岡県 | 単独戦 |
| 4 | 6月13日~14日 | 神崎・吉野ヶ里 | 佐賀県 | カップ戦(地区戦併催) |
| 5 | 6月27日~28日 | 渋川 伊香保 | 群馬県 | 単独戦 |
| 6 | 7月11日~12日 | 恐竜 勝山 | 福井県 | 単独戦 |
| 7 | 8月22日~23日 | 安芸高田 | 広島県 | 単独戦 |
| 8 | 9月12日~13日 | 蘭越 | 北海道 | 単独戦 |
| 9 | 9月26日~27日 | びわ湖 高島 | 滋賀県 | 単独戦 |
| 10 | 10月10日~11日 | 利府 | 宮城県 | カップ戦(地区戦併催) |
| 11 | 10月24日~25日 | 高岡 万葉 | 富山県 | 単独戦 |
| 特別戦 | 11月28日~29日 | 豊田 | 愛知県 | 単独戦 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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