
●文/写真:月刊自家用車編集部(竹野由志雄)
ハイエースを最強の1台に変える「最新トランポパッケージ」が登場
静岡県浜松市に拠点を置く「オグショー」は、ワンボックス車をベースとしたトランスポーター(トランポ)カスタムの旗手として知られるショップ。
その原点は1992年、元モトクロスライダーの小栗伸幸氏が抱いた「理想のトランポを作るショップを」という情熱にあり、同社が手掛けるラインナップには、バイクやレーシングカート、サーフィンなどのギアを効率よく積載できる仕様のほか、車中泊もこなせる仕様も充実。
近年は、それらのノウハウを昇華させたハイエースやキャラバンを世に送り出しており、快適なツーリングと上質な車中泊を両立させた魅力的なトランスポーターを揃えていることでも注目されている。
ここで紹介するのは、ハイエースの人気グレード「スーパーGL」をベースにした「Tranpo BasicPackage Type-C」と名付けられたモデル。
ハイエースの内装や足回りのカスタマイズを得意とする「オグショー」の200系ハイエースデモカー。取り回しの良い5ナンバーサイズ(商用車なので4ナンバーだが)で仕事車としても人気の高いスーパーGLをベースにした、車中泊仕様に早変わりできるモデルとなる。
最大の特徴は、驚くほど高いユーティリティ性能が与えられていること。
ラゲッジには収納スペースを備えた折りたたみ式の「FLシングルフリップベッド」が架装され、さらに前後方向へのアレンジやベッドとの一体化が可能な専用セカンドシートも装備。本格的なキャンプや車中泊はもちろん、日常ではシートを起こしてベッドを畳むことが可能になるなど、「一台三役」の汎用性を実現している。
折りたたみ可能でラゲッジルームもフル活用できる「FLシングルフリップベッド」を架装。ゆったり快適な車中泊が楽しめるキャンパーになっている。
セカンドシートはフロント向き/リヤ向きにアレンジでき、ベッドスペースと一体にフラット化できるオリジナルの「FWシート」を架装。シート幅は1400mmのゆったり仕様。街乗りでも快適で、リヤ向きにすれば車内はくつろぎのリビングになる。
また、細部のこだわりぶりも見逃せない美点のひとつ。運転席側のベッドサイドにはウッド仕上げのコンソールが配れていて、12VシガーソケットやUSB・100Vコンセントを完備。さらに、水タンク内蔵のシンクを備えることで「8ナンバー(キャンピングカー等)」登録も可能という。
リヤのサイドウィンドウはウッドパネル仕様となり、キャビン各所には機能的なテーブルや収納ラックも用意されるなど、出かけた先でしっかりとくつろげる「居住空間」に仕上げられていることも大きなポイントになっている。
ベッドスペースの運転席側にはフロント側に12VのシガーソケットとUSBコンセント・100Vコンセントを各2基装備し、リヤ側にシンクを備えたコンソールを架装。
先日開催された東京オートサロン2026で初お披露目され、大きな反響を呼んだこのパッケージは、趣味を愛する多くのオーナーにとって参考になるはずだ。
Tranpo BasicPackage Type-Cは、オグショーでの新車コンプリート購入のほか、車両持込みでの架装にも対応している。
フロントシートもベッドとFWシートと同じカラーのレザーシートカバーを装備。アームレストも用意される。
天井にはLEDのルームライトを装備するほか、オグショーオリジナルのパーツ、ロッドアタッチメントも装着されていた。
ホイールは同じ浜松のホイールメーカーE・M・Cとのコラボで開発されたハイエース・キャラバン専用モデル「Frontline SFW Ⅲ OGUshow ver.」。サイズは16×6.5Jだ。タイヤはアウトドアユースを意識して、トーヨータイヤのオープンカントリーA/Tをがチョイスされている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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