
ボルボ・カー・ジャパンが、XC40のアンバサダーに俳優の杏さんを起用した。その理由には、現代のクルマ選びにおける重要なヒントが隠されている。
●文:月刊自家用車編集部
CM撮影風景。日本の街角でも扱いやすいサイズ感ながら、凛とした存在感を放つXC40
「北欧の心」を理解する、彼女のライフスタイル
フランスと日本の二拠点生活を送り、エシカルな暮らしを発信する杏さん。
彼女がXC40に触れて真っ先に口にしたのは、スペックではなく「デザインと実用性の調和」だった。
「北欧の雑貨やインテリアがとても好きなのですが、かわいさ・綺麗さ・デザインの美しさに、さらに実用性が伴っています。今回XC40に乗ってみて、“北欧の心”みたいなものも感じることができました」
この「北欧の心」という言葉こそ、XC40の本質を突いている。
ボルボのデザインは単なる装飾ではない。すべては「人を守るため、使いやすくするため」にある。
杏(あん)
1986年4月14日生まれ、東京都出身。
2001年にデビューし、その後、雑誌、映画、ドラマなどで幅広く活躍。主な出演作品にNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」(ヒロイン)、NTV「花咲舞が黙ってない」シリーズ、CX「競争の番人」、映画「キングダム 運命の炎」、「私たちの声」、「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」、「窓ぎわのトットちゃん」(声の出演)、「かくしごと」、「劇映画孤独のグルメ」などがある。
2022年にWFP親善大使に就任し、同年日本とフランスで二拠点生活をスタート。現在放送中のWOWOW日本×フィンランド共同製作ドラマ「連続ドラマW BLOOD &SWEAT」にて主演を務め、著書『杏のとことこパリ子連れ旅』『杏のパリ細うで繁盛記』が発売中。
単なる移動手段を超え、座っただけでホッとできる「居場所」としてのクオリティ。杏さんが感じた“北欧の心”は、細部の素材選びや、目に優しいデザインの端々に宿っている。
「うたた寝」が証明した、移動空間の真の価値
撮影中の興味深いエピソードがある。XC40の車内で待機していた杏さんが、あまりの心地よさに思わず「うたた寝」をしてしまったというのだ。
かつてクルマは「移動の道具」だった。しかし、多忙な母であり、俳優であり、一人の女性である杏さんにとって、クルマは「セーフティスペース(安全な自分の居場所)」であるという。
「扉を閉めた瞬間に、自分だけの世界に入ったような安心感。子どもの習い事を車の中で待っている時間も、リラックスしたり、集中もできる」
この「密閉された安心感」は、ボルボが長年こだわってきた静粛性とシート設計の賜物だ。彼女のうたた寝は、どんなスペック表よりも、ボルボの居住性の高さを物語っている。
実は幼少期にもボルボに乗っていたという杏さん。インタビューでは当時の思い出を懐かしそうに語る場面もあった。時代が変わっても、変わらない「人を守る」という一貫したブランドの姿勢。彼女が今、XC40のアンバサダーを務めることには、どこか運命的な結びつきさえ感じさせる。
「安心を選ぶ」ことは、生き方を選ぶこと
新CMのテーマは「人を思いやる、あなたへ。」だ。
杏さんはインタビューで、最近「人を思いやる大切さ」を感じた瞬間として、子どもたちと一緒に落とし物を交番へ届けたエピソードを語った。
ボルボが提唱する安全は、自分たちだけが助かればいいというものではない。「歩行者を含む周囲のすべての人々を守る」という思想がある。
杏さんが持つ「社会に対する誠実な姿勢」と、ボルボの「徹底した安全哲学」。この両者が共鳴したとき、XC40は単なるコンパクトSUVではなく、「大切な人を守るための、もっとも信頼できるパートナー」という新しい表情を見せる。
視線の先には、後部座席でくつろぐ大切な家族の姿。ボルボの先進安全機能は、単に事故を防ぐだけでなく、ドライバーの心に「余裕」をもたらしてくれる。
情報が溢れ、変化の激しい時代。私たちがクルマに求めているのは、馬力や加速力よりも、一歩外に出たときの「揺るぎない安心」なのかもしれない。
杏さんとXC40。この二者が描き出す「日常の風景」は、私たちが忘れかけていた「人を思いやる」というシンプルな美しさを、改めて思い出させてくれる。
新TVCM概要
タイトル: 「人を思いやる、あなたへ。」 “安心を選ぶ”篇
放映開始日: 2026年5月11日(月)
公開先: 全国のTVおよびボルボ公式YouTube/Instagram
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
バブル景気に沸く中誕生した、日産の大ヒット高級車 1980年代までの日本において、3ナンバーの普通自動車は贅沢品の象徴であった。当時の自動車税制では、税額が4万円以内に抑えられていた排気量2L未満の小[…]
2代目から大きな進化を遂げて誕生した、3代目シビック “ワンダー”こと3代目の「シビック」が誕生したのは1983年のことです。初代の面影を多く引き継いだ2代目から、世界市場戦略車としてプラットフォーム[…]
愛車の印象を手軽に変えるワイルドなドアガード 「DZ578 ドアガード クロス Mサイズ」は、ドアエッジを保護しながら、SUVらしいタフなイメージを演出できるドレスアップアイテムである。一般的な透明タ[…]
なぜアトレーはレジャーでも選ばれるのか? アトレーは2021年に17年ぶりのフルモデルチェンジを実施。乗用登録の「アトレーワゴン」から、4ナンバーの商用登録「アトレー」へと姿を変えました。商用車になっ[…]
1970年代、トヨタとの販売競争で勝利を収めた「セドリック・グロリア」 日産の「セドリック(3代目・230系)」が発売されたのは1971年です。「グロリア」とは姉妹車として認識されている人が多いと思い[…]
最新の投稿記事(全体)
日本の「伝統工芸」と最新「モータースポーツ」の魅力が融合した特別な911 国内限定30台のデリバリーとなる「911 GT3 アルティザンエディション」は、ポルシェ公認のカスタマイズ部門「ポルシェ・エク[…]
免許不要で乗れる!? 荷物も積める新発想の4輪EV ブレイズ イーカーゴは、同社初となる4輪タイプの電動モビリティ。最大の特徴は、「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」に分類されることだ。この区分[…]
ドライバーの不満を解消! かゆい所に手が届くアイテムが登場! 普段、何気なく使用しているクルマの車内、よく見てみると、活用できそうなスペースが…。今回は、ダイハツの人気軽自働車、ミライース用の多機能ア[…]
最後発自働車メーカー「ホンダ」が変えた、マイカーへの意識 どの国においても、モータリゼーションの黎明期に誰もが憧れるのは、堂々としたステイタスを表現できるセダン。日本においても、初代サニーやカローラを[…]
日常使いと車中泊を完璧に両立するジャストサイズの人気ミニバン キャンピングカー選びにおいて、多くのファミリー層が直面するのがベース車両のサイズとデザインの妥協だ。休日のレジャーには大型のキャブコンバー[…]
- 1
- 2















