
「軽自動車を買うほどじゃない。でも自転車ではものたりない」そんな人にとって、新たな選択肢になるかもしれないのが、都市型3輪EV「e-NEO」だ。
普通自動車免許で運転でき、車検や車庫証明が不要。さらに、100km走行あたり約150円という低ランニングコストも特徴で、近距離移動向けの電気自動車(EV)として注目を集めている。これまで全国各地で開催された試乗販売会では、「想像以上に実用的」「生活に取り入れやすい」といった声も寄せられたという。
そんなe-NEOを実際に体験できる試乗販売会が、7月11日に愛知県名古屋市、12日に東京都小金井市で開催される。
●文:月刊自家用車編集部 ●外部リンク:EV INNOVATOR
「軽を買うほどじゃない」「移動の自由を手放したくない」人にぴったり
ガソリン代も車両価格も上がり続けるいま、日常のちょっとした移動に頭を悩ませている人は少なくないだろう。買い物や通勤、送迎は距離にすれば数kmでも、軽自動車を持つのはオーバースペックに感じられ、自転車では少し遠い。カーシェアは便利だが、予約や返却の手間がネックになることもある。
そうした”生活圏のちょうどいい移動”のニーズに応えるのが、3人乗りの都市型3輪EV「e-NEO」だ。
普通自動車免許で運転でき、車検や車庫証明は不要。電気代は100kmあたり約150円とされ、維持のしやすさも特徴となっている。「軽は要らないけど、身軽に動きたい」そんなニーズに応えそうな乗り物だ。
「EVトゥクトゥク」と呼ばれることも
ヘルメット不要、車検不要。”気軽さ”を追求した都市型モビリティ
e-NEOが目指したのは、日常の近距離移動に適したモビリティだ。
普通免許があれば運転でき、ヘルメットの着用義務もない。車検や車庫証明も不要で、充電は家庭用100Vコンセントでも行える。導入のハードルを抑えた設計と言えそうだ。
コンパクトな車体ながら3人乗りに対応しているのも特徴のひとつ。一般的な電動キックボードや電動バイクより乗車人数に余裕があり、近距離の買い物や家族の送迎などでの活用が想定される。
最高速度は50km/hで、高速道路や長距離ドライブ向けの乗り物ではないが、買い物や通勤、通院、駅までの送迎など、生活圏での移動を重視する人にとっては選択肢の一つになりそうだ。
運転手を含め最大3人まで乗車可能
100km約150円。維持費を抑えられるのも魅力
ランニングコストの低さも魅力的だ。
メーカーによると、電気代は100km走行あたり約150円。ガソリンを使わず、自宅の100V・200Vコンセントで充電できるため、維持費を抑えやすいという。
航続距離は約100km(乗車人数や坂道、渋滞などの走行環境によって変動)。バッテリーは約2,000回の充電サイクルに対応し、寿命の目安は約5〜6年としている。充電時間は100Vで約6〜7時間、200Vでは約3〜4時間(いずれも残量0から満充電までの目安)。
ラインアップは2モデル。最高出力3kWの「NEO-ONE」は97万9,000円(税込)、最高出力2kWの「NEO-Light」は88万円(税込)で展開される。
一方でボディはコンパクトなオープンタイプのため、天候や利用シーンによって向き・不向きはある。試乗時に確認しておきたいポイントだ。
実際に乗った人からは「想像以上に実用的」という声も
まだ一般的なクルマとは異なるカテゴリーの乗り物だけに、「日常で使えるのか」と気になる人も多いだろう。
EV INNOVATORによると、過去の試乗販売会では、「想像していたより実用的だった」「現実的な移動手段として検討できる」といった参加者の声が寄せられているという。
特に評価されているのが近距離移動との相性だ。買い物や通勤など3〜5km程度の移動では、クルマやバイクではやや大きすぎる一方、徒歩や自転車では負担になるという”隙間”のニーズに合う可能性がある。
スクーターのようにハンドルを握って直感的に操作できるため、運転に慣れていない方でも扱いやすい設計になっている
まずは「自分の暮らしに合うか」を体感してみる
3輪EVは、写真やスペックだけではサイズ感や運転感覚をイメージしにくい乗り物でもある。
そこでEV INNOVATORは全国47都道府県で試乗販売会を開催しており、実際に運転したうえで購入を検討できる機会を設けている。
今週末の7月11日には愛知県名古屋市、7月12日には東京都小金井市(小金井・府中総合住宅展示場)で試乗会を開催予定。会場では実車のサイズ感や乗り心地を確認したり、スタッフへの相談ができる。試乗会の情報はEV INNOVATOR公式サイトで随時更新されているので、興味のある人はチェックしてみるとよいだろう。
e-NEOは、軽自動車の代わりに高速道路を走ったり、長距離ドライブを楽しんだりするための乗り物ではない。ただ、「移動は近場が中心」「維持費はできるだけ抑えたい」「軽自動車を持つほどではない」そんな人にとっては、これまでになかった”ちょうどいい”選択肢になる可能性がある。
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