
行き先を決めず、道端の小さな看板に惹かれてふらっと寄り道をする。そんな気ままな旅が楽しめるのもキャンピングカーの魅力だ。景色のいい場所があればクルマを停めてコーヒーを淹れ、非日常の世界を肌で感じる。道草を食う時間までも上質なひとときに変えてくれるキャンピングカーを紹介しよう。ダイレクトカーズのミチクサだ。
●文:月刊自家用車編集部
みちくさもクルマ旅の楽しい思い出にするバンコンを目指して開発
ミチクサを製造•販売するダイレクトカーズは、鈴鹿市(三重県)、厚木市(神奈川県)、飯塚市(福岡県)にショールームを展開。ハイエースを中心としたバンコンをはじめキャブコンなど、ユーザーの数だけあるライフスタイルに対応した豊富なモデルをラインナップする。
モデル名となるミチクサのロゴ。
今回、紹介するミチクサもその一つで、モデル名が表すとおり目的地に急がず“道草を楽しむ”がコンセプトのキャンピングカーだ。
ベース車はニッサン・キャラバン GRAND プレミアムGX。普段使いにも馴染むボディサイズで、ふと思い立ったときにクルマ旅に走り出せる気軽さを兼ね備えた本格派のバンコンだ。
ベース車はニッサン・キャラバン GRAND プレミアムGXのガソリン2WD。2WD、4WDのディーゼルからも選択できる。
ホワイトバーチをふんだんに使った上品なインテリア。就寝時はフルフラットベッドが展開可能
“道草を楽しむ”バンコンとはいかなるものか? 室内をのぞくと黒のシートとウッディなインテリアが基調の落ち着いた印象だ。
インテリアにはホワイトバーチをふんだんに使用。ホワイトバーチは主張しすぎないやさしい木目で清潔感があり、室内を明るく上品な雰囲気に仕上げている。
ハイバックシートはソファのような心地良さで、ベッド展開されているマットもベンチに変換でき、乗車定員4名でゆったりくつろぐことができる。
リビングエリアを全体を照らす天井のLEDシーリングライトも優雅な雰囲気を演出する装置だ。
ホワイトバーチをふんだんに使ったウッディで落ち着いた雰囲気の室内。道草を食う時間がくつろぎのひとときになる。
ハイバックシートはベッドに変換可能で、フロアを覆うようにフルフラットのベッドを展開し、就寝定員2名を確保している。ベッド下は広々とした収納スペースになり、趣味のクルマ旅や車中泊キャンプのギアの置き場所にも困らない。
テーブルを外し、ハイバックシートをフラットにすれば就寝定員2名のフルフラットベッドが展開できる。
車載冷蔵庫標準装備。充実のギャレーでグルメな道草が満喫できる
フロント側に機能的にレイアウトされたギャレーもミチクサの特徴だ。電子レンジ上のボードを跳ね上がれば中段のボードが運転席、助手席のテーブル代わりになり、移動中のちょっとした休憩で飲み物や食べ物を置くスペースとして便利に使える。
左からシンク、電子レンジ、冷蔵庫が配置されたギャレー。いずれも標準装備。
注目のアイテムは車載専用の冷蔵庫だ。標準装備で運転席後ろのキャビネットにビルトインされ、フタを閉じれば調理台としても活躍する。
容量は40Lで冷凍も可能だから道の駅や農•海産物の直売所などでその土地の生鮮食料品を買っても安心。グルメな道草も思う存分楽しめる。
車中泊も道草も快適にすごせる装備が充実
道草だけでなく車中泊を快適にすごすための装備も充実している。
リヤ右側にはDC12Vクーラーを標準装備。インテリア内にコンパクトに設置されており、室内の雰囲気を崩さず、圧迫感も軽減されている。
またリア左側の壁にはモニターを設置。アーム付きで角度調整ができ、就寝前の映像鑑賞も楽しめる。
電化製品を使うための大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、1500Wインバーターも標準装備。走行充電と外部充電ももちろん可能だ。
さらに助手席後ろのシンクの下にはダイレクトカーズオリジナルスイッチパネルを搭載。バッテリー残量計や出力ポートも備え、電化車中泊を効率的かつ安心して楽しむことができる。
大人になっても道草の楽しさは変わらない。気ままなクルマ旅の相棒の有力候補だ
ミチクサは豪華な標準装備品だけでなく、断熱施工やオートキャンプ場やRVパークで電源が利用できる外部電源取入れ口など車中泊車としての基本性能も高められている。
学校帰りに道草を食えば怒られるのはわかっていてもつい…という経験のある方は多いはずだ。大人になってもその楽しさは変わらない。旅の途中で道草を食うためのモビリティで、機動性と自由度が高いのがキャンピングカーといえるだろう。
ミチクサは時間にゆとりのある大人が気ままなクルマ旅を楽しむ相棒選びで有力な候補になるはずだ。車両本体価格は638万円~(税込)。東京キャンピングカーショー2025の展示車の価格はオプション装備料込みで786万700円(税込•諸費用別途)
リヤのハイバックシートのドリンクホルダーもホワイトバーチのインテリアで統一。シートを前向きにした走行モードでも使いやすく、細部まで優れた機能と上質なデザインの融合が図られている。
主要装備(標準装備)
- リチウムイオンバッテリー400A
- 電子レンジ
- 断熱施工
- 32インチチューナーレステレビ
- LEDダウンライト
- 給•排水タンク
- バッテリー残量計
- テーブル
- REVOシート500×2
- 冷蔵庫40L
- コンセント+USBソケット
- DCクーラー
- C-TEK走行充電
- 外部充電
- 家具一式
- 1500Wインバーター
- シンク
展示車に装着されているオプション•参考装備品(価格はすべて税込)
- サイドオーニング電動式 25万円
- サイドオーニング手動式 22万円
- オススメナビセット 39万8000円
- FFヒーター 30万8000円
- ワンタッチオートスライドドア 10万1200円
- スクラッチシールド 1万1000円
- 特別塗装色 6万500円
- オゾン発生器 13万2000円
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