
●文:[クリエイターチャンネル] Peacock Blue K.K.
日常の通勤や買い物の際、あなたは道路脇の縁石に黄色いペイントが施されているのを見かけたことはありませんか?
一見すると単なる装飾や無関係なペイントに見えるかもしれませんが、実はこの黄色に塗られた縁石は重要な情報を伝えるために存在しています。
いったいどのような役割があるのでしょうか。
知らないとマズい?道路脇にある縁石の色が示す意味とは
縁石に黄色で引かれている線は路面表示と呼ばれるものの一種で、その場所が「駐車禁止」や「駐停車禁止」であることを示しています。
この規制は交通の流れをスムーズに保ち、歩行者/車両の安全を確保することが主な役割で、中でも交差点/バス停近くなどでは縁石が黄色く塗られているケースが多いようです。
これらの場所では、視界を遮ることなく、すべての道路利用者がお互いを認識できるように駐車/停車を制限しています。
黄色い破線のようにペイントされていた場合、「駐車禁止」の場所ということを表している。
まず知っておきたいのが、この黄色い縁石の路面標示には破線と実線の2種類があるということ。
黄色い破線が描かれた縁石は駐車禁止を意味しており、この路面標示がある場所では駐車できません。
駐車は、「継続的に停止すること」と「運転者がクルマから離れた状態のこと」を指します。
すぐに戻ってくるからと言って停車したままコンビニで買い物したり、家族を迎えに行ったりすると駐車扱いになってしまいます。
また、人待ち/荷物の積み下ろし/クルマの故障/電話/一時的な休憩などで5分以上停車していると、たとえクルマの近くにいたとしても駐車とみなされるので気をつけなくてはいけません。
破線がある場所ではクルマを停めることは禁止されていますが、人を乗せたり降ろしたりする一時的な停車は許可されています。
一方で、黄色い実線が描かれた縁石はより厳しく、駐車も停車も禁止されています。
この路面標示がある場所では、一時的な停車も含め、いかなる理由でもクルマを止めることが許されていません。
これらの規制は、交通の流れをスムーズに保ち、道路の安全を確保するために設けられています。
例えば、狭い道路や見通しの悪いカーブの近くでは、駐停車する車両が交通事故の原因となるケースが多々あります。
また、緊急車両の通行を妨げないためにも、これらの規則は非常に重要と言えるでしょう。
駐車禁止の場所と知らずに停めてしまうと、違反が適用されることも。
しかしこれらの規則を知らずに無視してしまうと、「駐停車違反」や「放置駐車違反」として罰せられる可能性があります。
駐停車違反は、取り締まりを受けた際に運転者がクルマの近くにいて、すぐにその場所からクルマを動かせる状態のときに課せられる違反です。
一方、放置駐車違反は運転者がクルマから離れていてすぐに動かせない状態のことを指します。
罰則は違反の内容/車両の種類によって異なりますが、違反切符(罰金)の発行や、悪質な場合は車両の強制移動または押収といった措置が取られることも。
駐車禁止場所等で駐停車違反の取り締まりを受けると、普通車1万円/大型車等1万2000円/二輪車・原付6000の罰金と違反点数1点が加算されます。
また駐停車禁止場所等だと罪が重くなり、普通車1万2000円/大型車等1万5000円/二輪車・原付7000円の罰金と違反点数2点が加算されることになります。
これに対し、放置駐車違反はより重い罰則を科せられるのが一般的です。
もし駐車禁止場所等で放置駐車違反の取り締まりを受けた場合、普通車15000円/大型車等2万1000円/二輪車・原付には9000円の罰金と違反点数2点が加算。
そして駐停車禁止場所等の場合は、普通車1万8000円/大型車等2万5000円/二輪車・原付1万円の罰金と違反点数3点の、かなり重い罰則が科せられます。
クルマを停車させる際は、その場所が駐停車可能かどうか十分に確認をしましょう。
このように、一見ただの装飾に見える色付きの縁石には、駐車禁止/駐停車禁止を示す大事な役割があります。
路面標示/道路標識/地面のマーキングにはさまざまな種類があり、それぞれが道路利用者の安全を守るために必要不可欠で、必ず守らなくてはいけません。
運転時はこれらのサインを見逃さず、安全で快適な道路環境の維持に貢献しましょう。
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