【ジムニーで車中泊も】初めてジムニーでソロキャンプに行ったらあまりにも最強すぎた<おもちのビート>
●文:おもちのビート ●まとめ:月刊自家用車編集部
ジムニーが似合う場所といえば…キャンプ場!
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軽自動車でありながらもラダーフレーム構造の本格派で、一般的に街中を走っているSUVとは一味も二味も違う「ホンモノ」のクルマです。見た目のカッコ良さ&可愛さも兼ね備えており、過去に私も所有していました。
そんなジムニーが様になる場所は一体どこでしょうか? そうですキャンプ場です。
今回は、初めてジムニー(JB64)でソロキャンプに行った時の様子を私の感想を交えてお届けします。
もちろん高速道路も走ってOK。荷物を積んでいざキャンプ場へ
今回私が向かったのは、山梨県にあるお気に入りのキャンプ場です。時間短縮も兼ねて、高速道路を使って目的地を目指します。「ジムニーで高速道路ってどうなの?大丈夫??」と疑問に思う方もいるかもしれないのですが、車両がノーマルであれば、特に問題なく走行することができます。
過去に静岡↔︎大阪間を走行したこともありますので、そこは間違いないはずです。
目的地のキャンプ場は山の中。高速道路を降りたら峠道が連続します。さすがに背の高いクルマなので、急カーブが連続する峠道は車体の上側を横に持ってかれてしまいます。
今回はソロキャンプなので荷物は室内に収まっているのですが、キャリア等を使って屋根に荷物を積むと余計に辛くなりそうです。
ただし、「上り坂を走る」ということに関してはパワー不足を感じることなく走行することが可能です。
キャンプ場到着。狭い悪路へ躊躇なく突撃。
高速道路と峠道を越えて、キャンプ場にやってきました。
今回やってきたのは山梨県にある「道志の森キャンプ場」。キャンプ場として敷地が広く、キャンプ場として整備されつつも、野営感を感じることができる林間キャンプ場です。
ここまでの舗装路はただの準備運動。ここからが、ジムニーの本領が発揮される場所になります。
まず大きなアドバンテージになるのが、ジムニーのボディが小さいこと。ここのキャンプ場は予約無しのフリーサイト式なので、テントを設営できそうな場所を車で探す必要があります。
車が通る通路は確保されておりますが、決して広くはありません。車以外にも人が歩いていたりと、普通車だとかなり気を遣う場面も出てきます。
しかし、ジムニーは軽自動車サイズなので狭い場所でも難なく走行することが可能です。大きな段差や「わだち」があってもあまり気にする必要がありません。
以前、普通のクルマで来た時は、常に険しい顔をしながら場内を走行していたので、この差はかなり大きいです。
良い場所を見つけて設営完了。アウトドア感がすごい。
悪路を半分楽しみながら走行して、無事に良い場所を見つけることができました。
森の中から見える夏の青空
そしてジムニーとテント
溢れ出る圧倒的なアウトドア感…どこからどう見ても完璧…。
設営後、しばらく自分のサイトを外から眺めていました。この組み合わせの中キャンプができる満足感、はっきり言ってヤバいです。
ところで、今回はテント泊でしたが、ジムニーは一人であれば車中泊は可能です。
リアシートと助手席を倒して、車中泊用の分厚いマットを敷けば寝床は完成です。これが結構フラットで寝やすい。
室内空間は狭いので「車内でのびのび快適!」というわけではないのですが、寝る分には十分でした。
設営の手間も無くなりますので、「タープ&ジムニー車中泊」というお手軽キャンプもいいかもしれませんね。
正直ジムニーじゃなくてもキャンプはできる。それでも私はジムニーでキャンプがしたいのです。
正直に言います。
ジムニーじゃなくてもキャンプはできます。
今回宿泊した道志の森キャンプ場も、周りを見渡すと普通のセダンやミニバン、スポーツ系のバイクでキャンプに来ている人も結構います。
ジムニーが場内を走りやすいのは間違いない事実なのですが、ジムニーやSUVじゃないとダメ……なんてことはないです。
ですが、上に書いた通り「ジムニーでキャンプをする」というところに、非常に満足感とロマンを感じることができたのです。
そして、こういう車を持っていると、このような自然の中に出かけるのが楽しくなります。それだけでもジムニーを選ぶ価値はあるのではないでしょうか。
もしこの記事を見て「ジムニー、いいかも…」と思った方は、良かったら次期愛車候補に入れてみてくださいね。
普通の軽に比べて相当癖はありますが、そこを許容できれば頼もしい相棒になること間違いなしです。
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