
●文:おもちのビート ●まとめ:月刊自家用車編集部
こんにちは。YouTubeで「おもちのビート」チャンネルを運営しているおもちです。
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まずはこちらをご覧ください。
これは軽のミッドシップオープンカーであるホンダ ビートで雪道を走り、スキー場へスノボに行った人の画像です。こんなアホなことをしている人は誰なんでしょうか。わたしです。
私のビートは冬の時期になるとスタッドレスタイヤに履き替えるので、こんな感じのクルマですが雪道を走行できるようになります。それに加えて、意外にビートは積載力があり、自分のスノーボードを載せてスキー場にだっていけちゃいます。
ここまで話した時に、「MR(ミッドシップレイアウト)車で雪道ってどうなの?」と疑問に思っている方、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、MR車であるホンダ ビートの雪道走破性と、ついでにスキー場に行ったレポートをお届けします。
意外とビートってスノーボードを載せられるんです。
これは自分も所有するまで分からなかったのですが、ビートって軽のMRのオープンカーとしては積載能力は比較的高めです。
積載能力を高めているのが、車内後方にあるこの空間。オープンにすると幌が折り畳まれるスペースになっています。ここの使い勝手がとにかくイイ!
屋根を閉めていればフリーな空間になるので、エンジンからの熱(この下にエンジンあります)は多少ありますが、ここに荷物を載せることができます。普通のドライブでも二人乗りで移動する時は、お互いの手荷物やティッシュボックスなどの小物は、この場所に置いています。
ちなみにS660だとこのスペースがありません。
また、このスペースがあることにより、知恵の輪の様にスノーボードを取り回せば、ボードを助手席に載せることが可能です。あとは、空いた隙間にブーツやらウェアやらを押し込めば、ちょうど一人分の荷物がピッタリと入ります。
これでスキー場に行く準備は完璧です。
ビートはオープンカー。もちろん雪道でも屋根をあけます。
オープンカーは「冬の乗り物」とよく言います。
夏は日差しが強くてとてもじゃ無いけど屋根は開けられませんが、冬は屋根を開けてもヒーターを全開にすれば、そこまで寒くありません。むしろ暖かいくらい。冬の澄んだ空気を感じながらのオープンドライブは最高です。
なのでもちろん、スキー場に行くまでの道中はオープンです。
高速道路での移動が終わったので屋根解放。日が当たって気持ち良い…
ただ、最初は少し寒いかなと思う程度だったのですが、山道に入ると日陰になり、さらに標高が上がるにつれて気温がグンと下がっていきます(-10℃)。完全武装して乗っていましたが、正直暖房も追いつかないほど寒かったです。
もう少しでスキー場。山の日陰はめちゃくちゃ寒い…
そもそも、スキーとスノボードの朝は非常に早く、1日の中でも気温が最も低い時間帯です。さすがにスキー場に行くときは屋根を閉めたほうが良いなと、身をもって経験しました。
ちなみに、雪の霧ヶ峰をドライブした時は日差しもあり、気温も-5℃くらいでしたので最高のオープンドライブでした。
快晴の霧ヶ峰。日差しがあれば寒くない!
それでもこの環境でオープンにしているのは一般的に見ると異端の様で、周りの人から二度見されたのはいうまでもありません。
みんなが気になっていること、MR車で雪道ってどうよ?
後輪駆動車(FR)で雪道を走ると大変だと、よく聞きますよね。では、MR車ではどうなのでしょうか。
走ってみた率直な感想は「全然いける」でした。
まっすぐ走ってくれないとか、カーブの度にお尻が流れるとか、そういうことは特にありません。あえて滑らそうとしてラフな運転をしても、なかなか滑りません。
私は雪国出身ではないので雪道走行の経験は浅いのですが、怖い思いをすることなく走ることができました。雪国のビートオーナーも雪道の走破性については同意見でした。
ハンドル切って目一杯アクセルを踏んでようやく滑る程度。
車両が軽く、駆動輪の上にエンジンがあってFR車よりもトラクションが掛かりやすいようです。タイヤは国産のスタッドレス(ブリザック)を履いているので尚更ですね。
良いように書いてきましたが、正直おすすめはしません。
凍えるような思いをしながらスキー場に到着。当たり前ですが、こんな車でスキー場に行く人なんて私以外いません。
周りは普通のクルマ。こんなクルマは俺だけ。
「全然ビートでもスノボへ行けるから皆さんもやりましょう!」というまとめで終わりたいのは山々なのですが、正直なところ積極的にオススメはしません。
そもそもこのビート、楽々長距離を移動できる様なクルマではありません(楽しいけど)。
スキー場に行くまでの運転で疲労が溜まって、帰路はさらに疲労が溜まっている中の運転となります。もちろん運転交代要員もいません。
ちなみに私は、運転中に寝落ちしそうになりながらも、なんとか仮眠を挟んで帰宅しました。(車内が狭いので、シートを倒さない「侍スタイル」での仮眠になります)
良いパフォーマンスの中ウインタースポーツを楽しむのであれば、運転支援のついている車で移動し、運転時の疲労を最低限にしてスキー場に行くべき。
そう身をもって体感したのでした。
ただ、ビートでの雪道運転&晴れの日オープンは最高に気持ち良いのでこれはオススメです。
凍結防止剤による下回りの錆の懸念等はありますが、それでも走ってみたいという方はぜひドウゾ!
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