
スズキは、小型乗用車「ソリオ」「ソリオ バンディット」の一部仕様変更を発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
存在感を強めたフロントマスクに変貌
今回実施される一部仕様変更では、ソリオ/ソリオ バンディットともにフロントマスクを一新するフェイスリフトを実施。ソリオは伸びやかで堂々とした顔つきに、ソリオバンディットは迫力と上級感を強調した顔つきに変更されている。
ワイドに広がるフロントグリルを採用したことで、大人しいイメージが勝っていたソリオも迫力感が増した印象を受ける。
フロントグリルを横ルーバー状としているソリオに対して、ソリオバンディッドは縦型グリルを採用することで開放的なイメージを強めた印象。より迫力感を強めたフロントマスクに仕上げている。
最新設計の1.2L直3エンジンに変更、全車マイルドハイブリッド仕様に
パワートレーンは、従来の直4ターボエンジンから、スイフトに搭載されているZ12E型エンジン(直3/NA)+マイルドハイブリッドに変更。CVTを採用することで、燃費性能と走行性能の両立を実現している。
パワーユニットは従来の直4エンジンから、スイフトから導入が始まった直3エンジンに変更。全グレードがマイルドハイブリッド車となった。
クラス離れしたキャビンパッケージの魅力は健在。
安全機能は、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用することで、車線維持支援機能を標準装備した。ほかにも停止保持機能を追加したアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能/停止保持機能付]/低速時ブレーキサポート/ブラインドスポットモニターなど、安全機能の拡充も図られている。
その他の装備機能としては、電動パーキングブレーキやブレーキホールドを採用したほか、スズキコネクトにも対応。
なお、改良モデルの目標販売台数(月間)は、ソリオ&ソリオバンディットを合わせて4000台としている。
| グレード | エンジン | 駆動 | 変速機 | 価格 |
| ソリオ HYBRID MG | 1.2L DOHC 吸排気VVT (マイルドハイブリッド) | 2WD | CVT | 192万6100円 |
| 4WD | 205万1500円 | |||
| ソリオ HYBRID MX | 2WD | 205万1500円 | ||
| 4WD | 217万6900円 | |||
| ソリオ HYBRID MZ | 2WD | 224万8400円 | ||
| 4WD | 259万3800円 | |||
| ソリオバンディッド HYBRID MV | 2WD | 230万3400円 | ||
| 4WD | 264万8800円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ソリオ/バンディット)
普段使いにも“ちょうどいい”コンパクトカーベースのキャンピングカー キャンピングカーのベース車はワンボックスのバンや軽バンが人気だが、前者は大型で価格的にも予算オーバー。後者はウチの家族構成には小さす[…]
走りの良さに定評があるソリオ ハイブリッド ベースとなる車両はスズキのソリオ ハイブリッド。高めの車高で室内が広くキャンプなどのアウトドアに向いているうえ、走りの安定性も優れている。 ディスプレイやス[…]
NISSAN セレナ(ガソリン車) 納期目安:1~2か月 HONDA フリード 納期目安:1~6か月 NISSAN ノート/ノートオーラ 納車目安:1~2か月 HONDA フィット 納車目安:2~12[…]
車両の車線逸脱を抑制 今回の一部仕様変更では、車線を逸脱しそうになった際にドライバーのステアリング操作を支援する車線逸脱抑制機能(LDP)を採用。パワースライドドア予約ロック機能にリクエストスイッチ連[…]
車中泊とカフェ仕様が登場 ”ももくろ”とコラボしたスペーシア ベースは車中泊仕様とカフェ仕様があり、ももくろの夢を叶えたかわらしいクルマが展示されている。 また、たくさんの荷物も積めるエブリィワゴンや[…]
最新の関連記事(ミニバン | スズキ)
新世代の商用軽モデルは、レジャーユースでも活躍可能 商用車は“ビジネス向け”のモデル。この認識は決して間違いではないが、少し視点を変えると、趣味の道具を運ぶレジャーモデルとして、面白いクルマを見つける[…]
ガタツキに強いグラスファイバー強化樹脂を採用 商用車はダッシュボードやノーズが短い車両が多く、ダッシュボードにスマートフォンホルダーを取り付ける際、「前方視界基準」違反になる場合があることはご存知だろ[…]
ランディ HYBRID G ハイブリッドとガソリンの2つのパワートレーンを採用 今回発売する新型「ランディ」は、全長4,695mm、全幅1,730mmのボディーサイズに、セカンドシートのロングスライド[…]
人気記事ランキング(全体)
車内には、活用できる部分が意外と多い カーグッズに対して、特に意識を払うことがない人でも、車内を見渡せば、何かしらのグッズが1つ2つは設置されているのではないだろうか。特に、現代では欠かすことができな[…]
日常擁護型の本格キャンパー 街乗りの実用性とキャンピングカーの快適性。その両立は多くのモデルが言葉として掲げるが、実際に成し遂げるのは容易ではない。その点、日産のディーラー直営ショップが手掛ける「スペ[…]
ブラック加飾でスポーティ感を演出した、日本専用の上級グレードを投入 2022年より海外で展開している6代目CR-Vは、国内向けモデルとしてFCEV(燃料電池車)が投入されているが、今回、e:HEVを搭[…]
「’41」と名付けられた特別なミリタリーグリーン色を採用 ラングラー ルビコンは、世界で最も過酷な山道と言われるルビコントレイルを走破するモデルとして命名された、ジープのラインナップの中で最も高いオフ[…]
ホイールベース拡大を感じさせない、巧みなパッケージ設計が光る 2012年に登場した初代CX-5は、魂動デザインとSKYACTIV技術を全面採用した、マツダ社内では6世代商品と呼ばれているシリーズの第一[…]
最新の投稿記事(全体)
上質なコンパクトカーに新たな選択肢 プジョー208は、優れた取り回しと洗練されたデザインが評価されているハッチバックモデル。現行モデルは、独自設計のi-Cockpitの採用や、運転支援機能が強化された[…]
「’41」と名付けられた特別なミリタリーグリーン色を採用 ラングラー ルビコンは、世界で最も過酷な山道と言われるルビコントレイルを走破するモデルとして命名された、ジープのラインナップの中で最も高いオフ[…]
2026年度内の量産化を公言 スズキブースの目玉は「Vision e-Sky」と名付けられた、軽EVのコンセプトモデル。 スズキは「日々の通勤や買い物、休日のちょっとした遠出など、軽自動車を生活の足と[…]
BEVとしての基本性能を大きく底上げ 2021年にスバル初のグローバルバッテリーEV(BEV)として登場したソルテラは、電動駆動の利点を追求しつつ、余裕あるSUVボディや先進の安全装備機能が充実するな[…]
クルマ好きに贈るとっておきの一冊 自動車がとても珍しかった戦前から、販売台数過去最高を記録した1990年代までのクルマ業界の成長を振り返ることで、ニッポンの物づくりの力強さと開発者たちの熱い想いを肌で[…]
- 1
- 2


























