
データシステムのアイドリングストップコントローラーは、アイドリングストップ機能をデフォルトでOFF状態に設定できる便利なユーティリティアイテム。今回、ホンダ・N-BOX用が新発売された。
●まとめ:月刊自家用車編集部
アイドリングストップの弊害とサ・ヨ・ナ・ラ
近年、多くの車に搭載されているアイドリングストップ機能。燃費向上には大きな貢献を果たしてくれるが、「信号待ちでエアコンの風がぬるくなる」「発進がもたつく」「交差点でエンジンが止まるのは少し不安」と不満を感じているドライバーが多いのも事実だ。さらに頻繁なエンジンの再始動による、バッテリーへの負担も無視できない。
データシステムの「アイドリングストップコントローラー(ISC436-H)」は、そんなアイドリングストップ機能のちょっとした不便を解消してくれる画期的なアイテム。まずはホンダ・N-BOX用が新発売されるという。
通常、アイドリングストップ機能搭載車は、エンジンをかけるたびに自動的に機能がONになるため、「今日はアイドリングストップを使いたくないな」という時でも、毎回OFFスイッチを押す必要がある。そこでこの製品を装着すれば、エンジン始動時の初期設定をアイドリングストップOFFにすることが可能になり、わずらわしいスイッチ操作から解放され、スムーズな運転ができるというわけだ。
アイドリングストップ機能は燃費改善に対しては効果的だが、それなりに不具合が強いられてしまうのがネック。
もちろん、必要な時にはこれまで通り、純正のアイドリングストップON/OFFスイッチを使って機能をONにすることも可能。標準装備の「純正モード」も搭載しているので、状況に合わせて柔軟に対応可能。操作に使うのはメーカー純正のスイッチのみなので、後付けの目立つスイッチが増えることもなく、車内はすっきりとスマートなままということも美点のひとつになる。
ユニットを取り付ければ、操作は純正スイッチの組み合わせでON/OFFが可能。
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