ベントレー史上最速SUV「新型ベンテイガ スピード」を本国発表!【最高出力650PSでSUVの頂点へ】│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

ベントレー史上最速SUV「新型ベンテイガ スピード」を本国発表!【最高出力650PSでSUVの頂点へ】

英国・ベントレーモーターズは、新たなフラッグシップモデルとなる新型「ベンテイガ スピード」を発表した。

●まとめ:月刊自家用車編集部

新開発V8ツインターボで、最高速度310km/h到達

新型ベンテイガ スピードは、ベンテイガ史上最も圧倒的なパフォーマンスを誇る新たなフラッグシップモデル。

パワートレーンは、新開発の4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、最高出力650PS、最大トルク850Nmを発揮。0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は310km/hを達成するなど、先代のW12エンジン搭載モデルの3.9秒を凌駕する性能が与えられている。2250~4500rpmの広い回転域で最大トルクを発生するベントレー特有のトルク・プレート(トルクの平坦な出力特性)も健在で、力強くも滑らかな加速も楽しむことができる。エキゾーストは、標準のスポーツエキゾーストシステムに加え、オプションでチタン製アクラポビッチ・エキゾーストも選択可能。

搭載される3つの走行モードのうち、COMFORTモードとBENTLEYモードは従来モデルと同様のチューニングとなるが、SPORTモードは大幅に進化。サスペンションの減衰特性が従来のベンテイガV8と比べて15%剛性が強化されることに加え、ステアリングの応答性やロードホールディング性能、ドライバーとの一体感が飛躍的に向上し、さらにESCダイナミック設定が有効になりESC(電子制御スタビリティコントロール)の介入が緩和されることで、よりエキサイティングな走りが楽しめる。

また全輪操舵システムを新たに標準装備することで、低速~中速域では前輪とは逆方向に後輪を操舵することで小回り性能が向上し、高速走行時には前後輪が同じ方向に操舵されることで優れた直進安定性を実現している。

唯一無二のパフォーマンスを物語る内外装

エクステリアは、ダークティント仕上げのブライトウェアに加え、フロントドア前端にはクロームのSpeedバッジを配置。ヘッドランプはスピード専用デザインとなり、内部構造とベゼルにダークティントが施されることで、より引き締まった表情を演出。テールランプも同様に、グレーのレンズとダークティントのベゼルが組み合わされている。専用オプションとして、ボディカラーに応じてグロスまたはサテン仕上げから選択可能なスピード・ブラックルーフも用意される。

ホイールは、ベントレーの歴史上初となる23インチのスピード専用ホイールも選択可能。ホイールはグレーサテン、ブラック、ブラック×ブライトマシンの3種類、ブレーキキャリパーは、標準ブレーキ/カーボンセラミックブレーキでも、全7色の鮮やかなアクセントカラーが用意されている。

インテリアは、スピード専用のドライバーインフォメーションディスプレイに加え、助手席側フェイシア/ドアシルプレートにはSpeedバッジ、シート上部にはSpeedロゴの刺繍が施されている。ベントレーならではのブルズアイスタイルのエアベントやオルガンストップ、センターエアベントには、標準のクローム仕上げに加え、ダークティント仕上げも選択可能。シートショルダーパネル、ドアの内側、4座仕様ではリヤシート背面にまで、新たに開発されたプレシジョン・ダイヤモンドキルトが採用される。

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