
フォルクスワーゲングループジャパンは、クロスオーバーSUV「T-Roc」の特別仕様車「Meisterwerk(マイスターヴェルク)」を、フォルクスワーゲン正規販売店を通じて発売する。価格は429万9000〜545万9000円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
人気装備をプラスしながら、約19〜25万円のおトクを実現
クーペのような流麗なボディスタイルと豊富なカラーラインアップが特徴のT-Rocは、本格スポーツ「R」モデルをはじめ、多様なパワートレーンを展開し、2023年には輸入車SUV年間登録台数1位に輝くなど、フォルクスワーゲンの中心的なモデルに成長を遂げている。
今回導入される「Meisterwerk(マイスターヴェルク)」は、「TSI Active」「TSI Style」「TDI 4MOTION R-Line」をベースモデルに、装備を充実させながらも魅力的な価格を実現した特別仕様車。
ドイツ語で「熟練の職人が生み出した傑作」を意味する「Meisterwerk」という名称は、快適性、機能性、デザイン性を高めたT-Rocの集大成にふさわしいモデルとして命名されたという。
「Meisterwerk(マイスターヴェルク)」の具体的な内容は、デザイン面では、グラナディラブラックメタリックを除く全色でブラックルーフを採用。さらに、TDI 4MOTION R-Line Meisterwerkには、従来「R」モデルのみで選択可能だった「ラピスブルーメタリック/ブラックルーフ」が有償オプションとして選択できるようになったほか、19インチアルミホイールを標準装備し、よりスポーティな外観を実現している。
快適性の面では、TSI Active/Style Meisterwerkにシートヒーター(前席)が標準装備され、利便性が向上。インフォテイメント機能では、全グレードにVolkswagen純正インフォテイメントシステム「Discover Pro」が標準装備される。
価格設定においても、従来オプションだった装備を標準化することで、ベースモデルにオプションを追加した場合と比較して約19万円から25万円ほどお買い得な価格を実現し、競争力の高い設定としている。
T-Roc TSI Style Meisterwerk
T-Roc TSI Style Meisterwerk(App-Connect起動画面)
グレード | 価格 |
T-Roc TSI Active Meisterwerk | 429万9000円 |
T-Roc TSI Style Meisterwerk | 459万9000円 |
T-Roc TDI 4MOTION R-Line Meisterwerk | 545万9000円 |
「Meisterwerk(マイスターヴェルク)」主な特別装備
TSI Active Meisterwerk
TSI Active Meisterwerk
- Volkswagen 純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”
- シートヒーター(運転席/助手席)
- アスコットグレー/ブラックルーフ、ペトローリアムブルーME/ブラックルーフ、ピュアホワイト/ブラックルーフが選択可能に
TSI Style Meisterwerk
TSI Style Meisterwerk
- Volkswagen 純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”
- シートヒーター(運転席/助手席)
- アスコットグレー/ブラックルーフ、インジウムグレーME/ブラックルーフが選択可能に
TDI 4MOTION R-Line Meisterwerk
TDI 4MOTION R-Line Meisterwerk
TDI 4MOTION R-Line Meisterwerk(19インチアルミ)
- Volkswagen 純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”
- 225/40R19 タイヤ/8Jx19 アルミホイール
- ラピスブルーME/ブラックルーフが選択可能に(有償オプションカラー)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(フォルクスワーゲン)
可愛らしいワーゲンバスを、現代風にオマージュ 試乗したのは、ロングホイールベースモデルの「ID.Buzz Pro Long Wheelbase」。全長4965mm、全幅1985mm、全高1925mmと[…]
「MEB」を採用する、ID.ファミリーの第2弾モデル 今回導入される「ID.Buzz」は、長年「ワーゲンバス」の愛称で親しまれてきたフォルクスワーゲン「Type 2」のヘリテージを継承しつつ、最新の電[…]
偶数段と奇数段の2つのクラッチを交互に切り替えるのがツインクラッチ 第3のオートマチックトランスミッションともいえるのがツインクラッチを採用したトランスミッションだ。偶数段と奇数段用の二つのクラッチを[…]
ゴルフRの起源はゴルフⅣのR32。大パワー×4WDという構成が当時からの流れ 今年1月にマイナーチェンジを行ったゴルフ8(通称8.5)のトップモデルとなるゴルフRを、千葉県木更津市にあるポルシェエクス[…]
最新インフォテイメント「MIB4」を採用するなど、機能面を大きく強化 今回導入されるゴルフの改良新型は、第8世代の進化型という意味から「ゴルフ8.5」とも呼ばれている。マイナーチェンジということもあっ[…]
最新の関連記事(SUV)
ラインナップを大幅拡充 「EX30」は2023年11月に日本に導入されたボルボ最小の新世代モデルEVだ。サスティナブルであることをテーマに、ボディのアルミニウムや鉄、プラスチックだけでなく内装材などに[…]
人気のAMGスタイルで、1ランク上のモデルに仕上げた特別仕様車 メルセデス・ベンツGLBは、2021年に国内導入されたモデルで、究極のオフローダーであるGクラスからインスピレーションを受けたスクエアな[…]
WLTCモードでの燃費は21.5km/Lを達成 今回導入されるプジョー2008 GT Hybridは、新開発の1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンに、電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチ式ト[…]
NISMOロードカーの思想に基づいて開発された上級モデル エクストレイルNISMOは、情熱体験をもたらすグランドツーリングSUVをコンセプトに、「より速く、気持ち良く、安心して走れる車」というNISM[…]
タフな外観とサステナブルな内装 今回導入されるEX30 Cross Countryは、EX30の都市部での快適な走行性能や機能性をそのままに、ボルボのCross Countryの伝統を引き継ぎ、キャン[…]
人気記事ランキング(全体)
夏に強く、冬に優しい! 快適環境を作り出す設備がフル標準装備 今回紹介する軽キャンパーは、福岡県柳川市でキャンピングカーの製作や販売をしているカーショップ スリーセブンのアトレー パーム。同車の2代目[…]
防音断熱や車内クーラーなど車中泊仕様の基本装備が充実! RVビッグフットは埼玉県東松山市と北海道函館市に店舗を構えるキャンピングカー専門店で、自社開発のキャンピングカーのラインナップも充実。 バンコン[…]
移動の楽しさを追求した、免許不要の新モビリティ 「e-SNEAKER」は、「すべての人が自由に移動できる社会」を目指し開発された歩行領域モビリティ。近年、地方を中心に交通機関の減便や免許返納者の増加が[…]
圧倒的な高性能ぶりでライバルを圧倒したN360だが、当時の世評は世知辛くて…… 1967年春にホンダが発売した軽自動車のN360は、レースでの活躍ですでに世界に名を轟かせていた同社の2輪車用をベースと[…]
軽バンベースのキャンパーとは一味違う本格的な軽キャブコン モーニングワン キャンパー ジャストを販売するのは神奈川県愛甲郡愛川町にある新相武株式会社。トラック架装を得意とし、一方でキャンプ場の運営にも[…]
最新の投稿記事(全体)
年次改良で常に性能向上が図られた、高性能スポーツカーの代表モデル 2007年にデビューしたR35 GT-Rは、「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」というコンセプトを具現[…]
人気装備をプラスしながら、約19〜25万円のおトクを実現 クーペのような流麗なボディスタイルと豊富なカラーラインアップが特徴のT-Rocは、本格スポーツ「R」モデルをはじめ、多様なパワートレーンを展開[…]
世界最大級の水素工場が、再生可能エネルギー世界をバックアップ 2020年、福島県浪江町に誕生した「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」。約18万㎡の広大な敷地に設置された20MWの太陽光発電[…]
邪魔をしないコンパクトなカメラで死角を消しさる優れモノ 「車種別サイドカメラキット」は、クルマの左サイドの死角をモニターに映し出すことで、ドライバーが普段見えない範囲を視覚で確認させてくれるユーティリ[…]
音も排気もないキッチンカーが示す、未来のレストランのかたち 真夏の日差しがアスファルトを照りつける中、福島県・郡山市の街中で一角だけ風がスッと通り抜けるような爽やかな空気に包まれた空間があった。 そこ[…]
- 1
- 2