
週末のドライブや家族との小旅行、そして車中泊。コンパクトミニバンの中でも使い勝手の良さで人気のトヨタ・シエンタに、新しい楽しみ方を提案するアイテムが加わった。株式会社YURTが手掛ける「VANLIFE ROOMKIT」に、ソファモードを備えた新モデル「VANLIFE ROOMKITプラス」が登場する。
●文:月刊自家用車編集部
ソファのようにくつろげる“第5のモード”を追加
従来のVANLIFE ROOMKITは、走行モードや就寝モードなど4つの切り替えでシエンタを自在に使えるキットとして注目されてきた。今回の新モデルでは、専用アダプターを利用することで“ソファモード”が追加。車内でまるで自宅のリビングにいるかのように腰を下ろし、絶景スポットや星空の下での時間をゆったり楽しめる。
ソファは前向きだけでなく、フロントシートを使って後ろ向きに設置することも可能。窓の外に広がる景色を眺めながら、自分だけのリラックスタイムを過ごせるのは大きな魅力だ。
車中泊専用マットレスは“ふとんファクトリー”と共同開発
今回のモデルでは寝具にもこだわり、車中泊用寝具を多数手掛ける「ふとんファクトリー」と共同開発したオリジナルマットレスと敷マットをセットにしている。
分割式マットレスは、シエンタの車内にぴったり敷き詰められる設計。使用しないときは重ねて収納でき、荷室にスッキリ収まる。さらに、積み重ねてソファとしても使えるため、使い勝手の幅が一気に広がる。
中材にはテイジンの「V-Lap(R)」を採用。軽量で扱いやすく、体圧分散や通気性に優れ、長時間の車中泊でも快適さを維持してくれる。敷マットは天然コットン100%のオックス織生地を使用し、家庭用洗濯機で丸洗いできるのも嬉しいポイントだ。
シエンタならではの“遊びやすさ”を最大限に
3代目シエンタ(2022年〜)はコンパクトでありながら車内空間が広く、街乗りからアウトドアまでこなせる万能な存在。そこにVANLIFE ROOMKITを組み合わせることで、“移動するだけのクルマ”から“遊びと暮らしをつなぐ空間”へと変化する。
例えば、週末に道の駅で食材を買い込み、気ままに海辺や山間のキャンプスポットへ移動。そのまま車中泊して、翌朝はソファに腰掛けながら景色を楽しむ――そんなシーンが簡単に実現できる。
専用設計ならではの完成度
VANLIFE ROOMKITはシエンタ専用設計のため、後付け感がなく、走行時の安全性や収納性にも配慮されている。テーブル付きで室内外どちらでも活用できる点もユーザーから好評を得てきた。
今回のプラスモデルは、ソファモードを追加しつつもシエンタ本来の使い勝手を損なわないバランスを追求している点が特徴。普段使いと車中泊、どちらのシーンでも違和感なく利用できるのは専用キットならではだ。
価格と発売日
「VANLIFE ROOMKITプラス」の価格は618,000円(税込679,800円)。2025年8月30日から発売される。静岡県焼津市のデモ車両では実際に体験することも可能だ。
通常モデル「VANLIFE ROOMKIT」(税込599,500円)と比較すると価格は上がるが、ソファモードと専用マットレスが追加されたことで、快適性と自由度は格段に増している。
シエンタオーナー必見のアップデート
シエンタは街乗りに便利なミニバンとして人気を集めてきたが、VANLIFE ROOMKITを組み合わせれば、アウトドアや車中泊という新しい楽しみ方が広がる。さらに今回のプラスモデルでは、ソファモードによって“走る部屋”から“走るリビング”へと進化。
日常の買い物から週末の小旅行まで、シエンタをより豊かなカーライフの相棒へと変えてくれる存在になりそうだ。
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