
BYDオートジャパンは、e-スポーツセダン「BYD SEAL」をアップデートし、2025年10月30日から全国のBYD正規ディーラーを通じて販売を開始する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
装備を充実させ、新価格で登場
2024年6月に国内導入されたBYD SEALは、最新のEVプラットフォームと先進的なバッテリー技術がもたらす長い航続距離(RWDの一充電航続距離640Km)が評価されているe-スポーツセダン。
今回のアップデートでは、エアコンの冷却性能・静粛性の向上やCarPlayのワイヤレス接続、V2Hの効率向上など、機能面を強化。
また足回り関連も、これまでAWDのみだった機械式油圧可変ダンパーを後輪駆動(RWD)にも標準装備したほか、AWDにはよりきめ細やかな減衰力制御が可能な電子制御式サスペンション「DiSus-C」を新たに採用。滑らかな乗り心地と高い操縦安定性を両立させている。
外観は、新デザインの19インチアルミホイールの採用に加え、AWD仕様には赤く塗装されたブレーキキャリパーを装備してスポーティさを強調。室内装備では、ガラスルーフに電動のサンシェードを全車に標準装備し、運転席へのサングラスケースを追加するなど、日常利用での快適性を高めている。
価格は後輪駆動のBYD SEALが495万円、四輪駆動のBYD SEAL AWDが572万円となり、後輪駆動モデルは500万円を切る価格設定となっている。
グレード | 総電力量 | 一充電走行距離 (WLTCモード) | 価格 |
BYD SEAL | 82.56kWh | 640km | 495万円 |
BYD SEAL AWD | 575km | 572万円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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