
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、日本限定の特別仕様車「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION」を発表した。この特別仕様車は、「90」と「110」の各1台、合計2台が限定販売される。価格は両モデルとも6400万円になる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
日本上陸75周年を記念したメモリアルモデル
「MUROMACHI EDITION」という名称は、1950年にディフェンダーの祖先になる「LAND ROVER SERIES I」を初めて輸入した「日本エンジニアリング株式会社」が、日本橋室町2丁目2番地にあったことからの由来で、日本での事業展開75周年を記念し、この歴史的な輸入地に敬意を表し、その名が与えられる。
ショートボディ「90」とロングボディ「110」がおのおの1台ずつ導入。合計2台の「MUROMACHI EDITION」が限定販売される。価格は6400万円。
ベースとなるCLASSIC LAND ROVERは、1980年代から発売されているランドローバーの原点ともいえるタフオフローダー。2015年中の生産終了がアナウンスされて以降も、周年記念の限定復活モデルなどでデリバリーされている。
今回、国内に導入される「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION」は、世界中のCLASSIC LAND ROVER愛好家向けに、真正車両や専門家によるサービス、純正部品を提供しているビスポーク部門「LAND ROVER CLASSIC(ランドローバー・クラシック)」が、程度の良いドナー車両をベースに、一度分解した後、新しい部品を用いて新車とまったく同じように組み上げるという、徹底したリビルドおよびリエンジニアリングを施したモデル。新車メーカーの手によって最高の品質で現代に蘇ったメモリアル車両になる。
なお、これまでに、「CLASSIC DEFENDER」をベースにしたグローバル限定モデルとして「WORKS V8 TROPHY」「WORKS V8 TROPHY II」「WORKS V8 ISLAY EDITION(アイラ・エディション)」なども導入されている。
「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION(90)」
ランドローバーの手により、究極のリビルドを実施
エクステリアには、このモデルのために特別に開発されたビスポークカラー「ムロマチヘリテージニュートラルグレイ」を採用。ナルヴィックブラックのスチールホイールと、ボディ同色のヘリテージメッシュグリルにより、シックで洗練された印象がプラスされる。「90」のソフトトップ仕様には、優れた耐久性と上質感を誇るブラウンのモヘア仕上げファブリックルーフをランドローバーで初めて採用、「110」はブラックルーフの設定となる。
特筆すべきは、バーミンガム最古の宝飾店が専用に製作した真鍮製の各種バッジ類で、これは「SERIES I」に装着されていた輸入車用シャシープレートから着想を得ており、歴史的背景と現代の職人技が融合した特別なディテールになる。
インテリアは、ブリッジ・オブ・ウィアー社製のラグジュアリーなチョコレートブラウンのセミアニリンレザーで統一された。深みのあるリッチなレザーに、シルバーアルマイトのドアハンドル、サテンブラックのファブリックルーフフレームを組み合わせたもので、時代を超越した日本の伝統美とデザインを表現する。
パワーユニットは、ランドローバー純正の5.0リッターV8ガソリン自然吸気エンジンを搭載し、最高出力405PS、最大トルク515Nmを発揮。8速ZF製ATとの組み合わせにより、力強く滑らかな走行性能を実現。
シャシーまわりも、アイバッハ製カスタムスプリングやビルシュタイン製ダンパー、改良型アルコン製ブレーキなど、サスペンションシステムも大幅にアップグレードされる。
「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION(110)」
「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION(110)」
主要諸元
<エンジン&トランスミッション>
・排気量(cc): 4,999 cc
・シリンダー: V型8気筒 自然吸気 ガソリン(ユーロ5規制に適合)
・最高出力(PS): 405 PS @ 6,000 rpm
・最大トルク(Nm): 515 Nm @ 5,000 rpm
・トランスミッション: 8速オートマチック、全輪駆動、2段副変速機、ヘビーデューティー用フロント/リアディファレンシャル、トルクバイアスセンターディファレンシャル
<シャシー>
・フロントおよびリアサスペンション:
【フロント】ライブアクスル、コイルスプリング、テレスコピックダンパー、パナールロッドとラジアスアーム、アンチロールバー
【リア】ライブアクスル、コイルスプリング、テレスコピックダンパー、Aフレームとトレーリングリンク、アンチロールバー
・フロントブレーキ: 倍力装置付きブレーキ、335mmディスク、4ピストンキャリパー
・リアブレーキ: 倍力装置付きブレーキ、300mmディスク、4ピストンキャリパー
・ホイールおよびタイヤ: 16インチヘビーデューティースチールホイール、マッドテレインタイヤ
・ステアリング: リサーキュレーティング・ボール式パワーステアリング
<パフォーマンス>
・0-60mph加速(秒): 推定5.6(「90」) / 6.1 (「110」)
・最高速度(mph): 106
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース)
韓国の輸入車市場で健闘を見せる「レクサス」の店舗前を行き交う車両の様子。現地取材中も、写真手前のように黒塗りのセダンが数多く路上を走り抜けていく光景が非常に強く印象に残った。 SUV人気の日本と真逆?[…]
パナソニック ストラーダ パナソニックが選択した市販ナビ市場からの撤退 パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社が、2027年3月をもって市販向けカーナビゲーションおよび専用オプション品の生産[…]
「モノづくりの原点」群馬製作所にファンが集結 今回の会場となるのは、スバルの数々の名車や独自技術を生み出してきた「群馬製作所 本工場」。メーカー自身が“モノづくりの原点”と位置づける聖地にファンを招き[…]
5年前と比べてクルマの価格は約50%上昇、重量は約10%増加 鈴木社長が示したのは、5年前と現在のクルマを取り巻く状況の変化である。スズキによれば、5年前と比べて平均車両購入価格は約50%上昇。一方、[…]
最新の関連記事(ランドローバー)
ナルヴィックブラックが惹きたてる精悍な外観と洗練された専用内装 今回導入される「HOXTON EDITION BLACK」は、2026年4月にスタートした「ロンドンエディションズ」から派生した注目の新[…]
過酷なダカール・ラリーで鍛え上げられた競技車「D7X-R」を公道仕様に昇華させた限定モデル 「ディフェンダー ダカール」のベースとなるのは、2026年のダカール・ラリー「ストッククラス」に初参戦し、1[…]
都市の建築美と光が生み出すコントラストを再現した限定カラー 今回の特別仕様車「レンジローバー ヴェラール アーバン コントラスト エディション」は、都市を形づくるモダンな建築美や、そこに差し込む日の光[…]
レンジローバーのモダンラグジュアリーを象徴する特別仕様車 「LONDON EDITIONS」シリーズは、4月に発表された第一弾の「VELAR BELGRAVIA EDITION(ベルグレイヴィアエディ[…]
生誕20周年を祝うメモリアルモデルが20台限定で導入 特別仕様車「TWENTY EDITION」は、2004年に発表されたコンセプトカー「RANGE STORMER」を彷彿とさせる専用色サンギネロオレ[…]
人気記事ランキング(全体)
RVpark Nagaya Ide Kyoto 京都・奈良の観光拠点として便利な、車中泊初心者にも優しいRVパーク 「RVpark Nagaya Ide Kyoto」は、京都府綴喜郡井手町にある車中泊[…]
RR+2ストローク3気筒。59年前とは思えない意欲的なメカニズム 現在の軽自動車は、大人4人が乗れる室内空間と、高速道路を無理なく走れる性能を備えています。しかし、360cc規格が定着した1950年代[…]
軽EV「e SKY」は航続310kmへ 今回紹介された「e SKY」は、スズキが開発を進める軽乗用EVだ。プロトタイプの参考値として、一充電走行距離310km、車両重量1030kg、電力消費率97Wh[…]
5年前と比べてクルマの価格は約50%上昇、重量は約10%増加 鈴木社長が示したのは、5年前と現在のクルマを取り巻く状況の変化である。スズキによれば、5年前と比べて平均車両購入価格は約50%上昇。一方、[…]
都市部でも取り回しやすいダイハツ・アトレーをベースに採用 キャンピングカーとしての高い居住性と、日本の道幅にマッチした運転しやすさを両立させるために、ベース車両選びは極めて重要である。多くの車中泊ファ[…]
最新の投稿記事(全体)
テーマは「Refined Presence」。都市に映える先進と風格の統一感 新型ランドクルーザー300「MODELLISTA PACKAGE」の神髄は、個々のパーツが独立して主張するのではなく、全方[…]
韓国の輸入車市場で健闘を見せる「レクサス」の店舗前を行き交う車両の様子。現地取材中も、写真手前のように黒塗りのセダンが数多く路上を走り抜けていく光景が非常に強く印象に残った。 SUV人気の日本と真逆?[…]
新グレード「PS」は、精悍な走りのスペックを備えつつも、マイルドで上質な乗り心地を楽しめる走りが楽しい1台に仕立てられている。 硬派なスペックを良い意味で裏切る、新グレード「PS」のしなやかな走り マ[…]
整備士が監修した簡単取り付けできるN-BOX専用マット 軽自動車市場の潮流を大きく変えた初代N-BOXは、2011年の登場以来多くのドライバーに愛され続けている。 しかし、長年使用された車内では「純正[…]
- 1
- 2






















