
一酸化炭素アラームは薪ストーブや石油ストーブを使う冬キャンプのマストアイテム。テントと同じ密室で排気ガスに一酸化炭素が含まれる車も一酸化炭素中毒の危険性はある。一酸化炭素アラームは検知精度が命だが、ここでは日本製高性能センサーを搭載する警報装置を紹介しよう。エレコムのNESTOUT 一酸化炭素アラーム2機種だ。
●文:月刊自家用車編集部
キャンプでの使用を想定。車内の安全性も高める。無色•無臭の危険を知らせる警報アラーム
エレコムはパソコンやデジタル機器の関連製品などを数多く手がけているメーカーで、スマホのケースやモバイルバッテリーを使っているという人は多いはず。
そのエレコムが展開するアウトドアバッテリーシリーズのNESTOUTから発売されているのが、今回紹介するアウトドア特化型の一酸化炭素アラーム、NESTOUT 一酸化炭素アラーム3in1とNESTOUT 一酸化炭素アラーム ベーシックだ。
エレコム NESTOUT 一酸化炭素アラーム ベーシック(左)と、同 一酸化炭素アラーム3in1(右)
エレコムのアウトドアバッテリーシリーズNESTOUTブランドからリリース。
一酸化炭素アラームは、冬キャンプのテント内で薪ストーブなどの火気を使用する際の必需品。テント内に無色•無臭の一酸化炭素がこもれば、頭痛や吐き気をもよおす一酸化炭素中毒を発症し、最悪は死に至ることがある。
火気厳禁の車内でも一酸化炭素中毒の危険が迫る可能性は十分考えられる。
ご存知のように車の排気ガスには一酸化炭素が含まれている。大雪の日に車のエンジンをかけっぱなしで暖をとり、マフラーが雪に埋まって車内の人が亡くなるという痛ましい事故のニュースを聞くことがある。
また、キャンピングカーで車の燃料を燃焼して車内を温めるFFヒーターの排気口が塞がれたら…と思うとゾッとする。
FFヒーターの排気口の位置を確認し、使用時は定期的に点検。うたた寝をしてしまっても一酸化炭素アラームがあれば、無色•無臭の危険を警報音でお知らせ。一酸化炭素中毒が未然に防げるというわけだ。
テントに薪ストーブを入れ、炎を眺めながら暖をとるのは冬キャンプの醍醐味。一酸化炭素アラームは必需品だ。同じように限られた空間で一酸化炭素と隣り合わせの停車中の車内も一酸化炭素中毒の危険性はある。
日本製高性能センサー搭載。高精度補正機能や自己診断機能の安心感
一酸化炭素アラームでもっとも重要なのが一酸化炭素の検知精度。
軽度の頭痛を引き起こすといわれる一酸化炭素の空気中の濃度0.02%(200ppm)を超えても警報しなかったり、一酸化炭素以外の気体に誤反応してやたらアラームが鳴るのも困る。
NESTOUTの一酸化炭素アラーム2機種は、ガスセンサーで世界トップクラスのシェアを誇るフィガロ技研株式会社の日本製高性能センサーを搭載。
環境の湿度変化に強く、一酸化炭素以外の気体には誤反応しない安定性の高い検知精度を実現している。
また製品すべてに対し、実際に一酸化炭素を用いて感度調整と表示値の検査を実施。気温、経年劣化、電池電圧の変動を調整する高精度補正機能を搭載し、過酷なアウトドア環境でも正確かつ安定性の高い表示を可能にしている。
さらに一酸化炭素アラームは故障していても気づきにくいのが一般的だが、NESTOUTの2機種は“自己診断機能”を搭載。センサーの故障を検出し、アラートで知らせてくれる。
センサーの故障を検出し、アラートで知らせる安心の『自己診断機能』を搭載。ただし、故障内容によっては検出できない場合もある。
1回のフル充電で約5日間も稼働。テントでも車でも自宅でも使える
NESTOUT 一酸化炭素アラーム3in1とNESTOUT一酸化炭素アラーム ベーシックは、フル充電すれば約5日間検知し続ける長時間稼働も魅力だ。
万が一、電池切れをしてもUSB Type-C(TM)(USB-C(TM))充電式だから、キャンプ中や車内でもモバイルバッテリーなどからすぐに充電できる。
充電時間の目安は約2.5時間(※出力5V/1A以上の充電器を使用)でドライブ中でも手軽に充電でき、コンパクトだからテント、車内、自宅と居場所に合わせて手軽に持ち運ぶことができる。
アウトドアにぴったりの防水•防塵機能に温度計と湿度計も備えた3in1とアラームのみのベーシック
NESTOUTの一酸化炭素アラームは2機種あるが、3in1はアウトドアに特化したブランドらしく防水•防塵機能に加え、温度計と湿度計も搭載したキャンパーのためのモデルだ。
屋外の砂埃や雨、テント内の湿気から本体を守るIP54等級の防水・防塵性能を持ち、電源を入れると一酸化炭素の検知を開始。同時に温度と湿度を表示し、一酸化炭素検出中に記録された最高値をpeak値として表示する。
また、NESTOUT 一酸化炭素アラーム3in1は背面に自立可能なスタンドを装備。テント内のテーブルや停車中の車のダッシュボードに置いて使用することもできる。
もう一つのNESTOUT 一酸化炭素アラーム ベーシックは、アラーム機能に特化したモデル。テント内では3in1を身の回りに置き、ベーシックをテント上部に吊るせば、一酸化炭素の発生をいち早く検知できる。
3in1と共通の機能として、屋外でも視認性の高いバックライト付き液晶を搭載し、アラームの音量は大・小・ミュートの3段階で設定ができる。
精度の高い一酸化炭素検知機能があれば十分という人にはベーシックがおすすめ。
一酸化炭素アラームや一酸化炭素チェッカーと呼ばれる機器は1000円台から数万円を超えるものまで様々あるが、肝心なのは検知精度の高さ。その点でNESTOUT 一酸化炭素アラームは3in1もベーシックも高性能な日本製アラームを搭載し、信頼性が高く、安心して使用できる。
またキャンプなどのアウトドアを想定したブランドらしく、素材や梱包に関しても環境に配慮。『THINK ECOLOGY』にも認定されている。
エレコムは自社環境認定基準を1つ以上満たした製品に『THINK ECOLOGY』マークを表示。環境保全に取り組み、製品の包装容器におけるプラスチック重量は社内基準製品より20%以上削減されている。
NESTOUT 一酸化炭素アラームの3in1とベーシックは、キャンプや車中泊はもちろん、雪道ドライブでまさかの立ち往生に遭遇しても命を守るツールになる。
コンパクトだから車内に持ち込んでも邪魔にならないのが嬉しい点だ。車中泊やキャンプを楽しむ人なら「これメッチャいいじゃん!」と思わず反応してしまうのではないだろうか? 愛車の装備品に導入しても損はないアイテムと言えるだろう。
製品詳細
NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1
NESTOUT 一酸化炭素アラーム 3in1
- 型番:OD-NESTCOM1BK
- 価格:オープン
NESTOUT 一酸化炭素アラーム ベーシック
NESTOUT 一酸化炭素アラーム ベーシック
- 型番:OD-NESTCOS1BK
- 価格:オープン
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
取り回し抜群なコンパクトボディに大人がくつろげる空間 今回紹介するのは、キャンピングカーやカスタムカーの製造販売を手がけるステージ21が仕立てた「リゾートデュオ ルクシオプロ」だ。ベース車両として採用[…]
総合産業のクルマ造りの発展こそが、国の近代化に必要と考えた企業理念 2025年度(2025年4月〜2026年3月)、トヨタ自動車グループの世界販売台数は、前年比2.5%増の約1128万台となり、過去最[…]
「全く見えない…」サイドミラーの水滴は、安全運転の大敵 雨の日の運転は、晴天時に比べて視界が悪くなったり、路面状況が悪くなったりと、何かと気を使うことが多い。また、雨天時の夜ともなると、光が乱反射して[…]
どこでも使えるモバイルタイプの高圧洗浄機 高圧洗浄機は洗車はもちろんだが、自宅の玄関や庭、窓や網戸など、掃除に便利なアイテムだ。しかし、給水のホースや電源コードなどが必要となると、使い勝手が落ちる。そ[…]
現行CX-5とCX-8の間を射抜く絶妙なサイズパッケージ まもなく登場する新型CX-5は、マツダ車らしい走りの質の高さや、スタイリッシュな外観を維持しながらも、居住性と実用性を劇的に向上させたパッケー[…]
最新の投稿記事(全体)
ミニカーを「飾る」から「演出する」へ タカラトミーは、大人のミニカーファン向けブランド「tomica +(トミカプラス)」の最新作として、「tomica GARAGE Smart STONE GRAY[…]
ベース車両は信頼性の高いカムロード。日本の道路事情にマッチ DN75は、信頼性の高いカムロードシャシーをベースに架装されたキャブコンバージョンタイプのキャンピングカーである。日本国内の道路事情や駐車環[…]
プロが認めた圧倒的な「制振・防音」パワー!一斗缶実験でも効果は一目瞭然 デッドニングとは、古くから注目されている「車の走行音や振動を抑え、オーディオの音質を向上させるための防音・制振処理」のこと。ドア[…]
“ゴツすぎるエブリイ”がスゴいぞ… 車中泊もできる“遊べる軽”が想像以上だった エブリイといえば、仕事グルマとして街中で見かけることの多い軽バン。しかし、pluslineの手にかかると、その印象は一変[…]
「アウトバウンド」開発者がゲームの魅力を紹介する開発日誌#1 株式会社セガが、Square Glade Gamesの開発するオープンワールド探索ゲーム『Outbound(アウトバウンド)』の最新情報を[…]
- 1
- 2


























