
東京ビッグサイトで開催された「東京キャンピングカーショー2026」に展示されていた最新車両の中から注目作をピックアップ。なかでも異彩を放っていたのが、キャンピングカーの雄・ダイレクトカーズが手掛けた限定5台のスペシャルモデルだ。世界的カスタムブランド「WALD(ヴァルド)」の武骨なボディキットで完全武装したイカツい外観……と思いきや、スライドドアを開けるとそこにはホテルさながらの極上リビング空間が広がっていた。カスタムの最高峰とキャンパーの名匠がタッグを組んだ、まさに“ヤバすぎるギャップ”を魅せる究極のバンコンに迫ってみたぞ。
●文/取材:月刊自家用車編集部(竹野由志雄)
大手ビルダー×最高峰カスタムブランドの競演
日本のキャンピングカーシーンにおいて、バンコンバージョンのベース車両として圧倒的な存在感を誇るトヨタ・ハイエース。昨今は生産供給の波に翻弄されがちな状況が続いているものの、全国の有名ビルダーたちはその逆風を撥ね返すように最新モデルを意欲的に発表し続けている。
2026年7月11日(土)・12日(日)の2日間、東京ビッグサイトで開催された「東京キャンピングカーショー2026」の会場でも、数々の最新ハイエース・バンコンがズラリと姿を現し、来場者の熱い視線を集めていた。
そのなかでもひときわ異彩を放ち、圧倒的なオーラを撒き散らしていたのが「ダイレクトカーズ」のブースだ。ベースとなったのはハイエースのワイド&ロングボディ「ワゴンGL」。そこに、カスタムパーツ界のトップブランドとして世界的に知られる「WALD(ヴァルド)」の手が加わった、極上のコラボレーションモデルである。
キャンピングカーの大手ビルダー「ダイレクトカーズ」が、世界的カスタムブランド「WALD(ヴァルド)」と豪華コラボ!
ブラック×グレーのラグジュアリーなシートと、温かみのあるウッドを惜しみなく投入したインテリアは、まさに両者のこだわりが凝縮された特別仕様だ。
三重県鈴鹿市に拠点を置き、神奈川県厚木市や福岡県飯塚市にも大型ショールームを構えるダイレクトカーズは、本格キャブコンから手軽な軽キャンパーまで手掛ける総合ビルダーの雄。なかでもハイエースやキャラバンをベースとしたバンコンの評価は高く、シンプルな車中泊仕様からフル装備のプレミアムモデル、さらにはペット連れや釣り特化型まで、幅広いユーザーの「欲しい!」をカタチにしてきた実力派だ。
WALD「デザートライン」を身に纏う圧倒的存在感
このスペシャルモデルは、ダイレクトカーズの人気バンコン「Bruno(ブルーノ)」をベースに製作された、わずか5台限定の超プレミアム仕様。
エクステリアはWALDのハイエース専用ボディキット「デザートライン」でフルカスタマイズ。フロントスポイラーやリヤガーニッシュ、フロントグリル、専用エンブレム、オーバーフェンダーなど、迫力のパーツ群で武装する。
外観には、WALDが誇るハイエース専用ボディキット「デザートライン」をフル装備。重厚感あふれるフロントスポイラーやフロントグリル、ワイルドなオーバーフェンダー、リヤガーニッシュに至るまでトータルコーディネートされている。足元には同シリーズのアルミホイール「DS001」を履かせ、ヘビーデューティーでありながらも洗練された高級感を見事に両立させている。
足元を飾るのは同ブランドの「デザートライン DS001」。ビードロックを連想させるリムデザインと、重厚かつスポーティな6本スポークが、力強い足まわりを演出する。
インテリアに足を踏み入れると、そこにはWALDならではのエレガントな空間が広がっている。フロントシートおよびセカンド&サードシートは、ブラック×グレーで統一されたシックでラグジュアリーな仕上がり。
一方で、リヤのサイドボードやサイドキャビネットには質感豊かな天然ウッドをふんだんに使用。モダンなクールさと木調の温かみが絶妙に調和し、まるで高級ホテルのラウンジにいるかのような心地よさを提供してくれる。デザイン性だけでなく、キャンピングカーとしての使い勝手や居心地の良さを完璧に融合させたプロデュース力は、まさにカスタムの雄「WALD」とキャンピングカーの名匠「ダイレクトカーズ」だからこそ成し得た技と言えるだろう。
リヤサイドボードには家庭用エアコンをすっきりと埋め込み。サイドキャビネットには上開き式冷蔵庫と電子レンジを標準装備。大容量リチウムイオンバッテリー&高効率走行充電システム「C-TEK」により、電力を気にせず快適に過ごせる。
セカンド&サードシートをフラットに倒せば、全長2850mm×全幅1600mmという圧巻のベッドスペースが出現。大人3名がゆったりと横になれる大空間だ。
もちろん快適装備にも抜かりはない。リヤのサイドボードには100Vの家庭用エアコンを標準装備。サイドキャビネットには使い勝手の良い上開き式冷蔵庫と電子レンジがスマートに収められている。これらを支える電装系には、大容量リチウムイオンバッテリーと高い充電効率を誇る「C-TEK」走行充電システムを採用。猛暑の夏や寒さの厳しい冬でも、バッテリー残量を気にすることなく快適な車内環境を維持できる。
さらに、シートをフルフラットに倒すことで、長さ2850mm×幅1600mmという広大なベッド空間へとトランスフォーム。ファミリーでもゆとりをもって就寝できる3名分のベッドスペースが瞬時に完成する。
デザイン、走破性の高さを思わせるスタイル、そして充実の快適装備を高次元で融合させた本モデル。限定5台という希少性も相まって、注目の的となることは間違いない。車両本体価格は849万円、販売価格は939万8700円(税込)となっている。
手に入れられるのは世界でわずか5台のみ。プレミアム感あふれる限定バンコンの車両本体価格は849万円、販売価格(税込)は939万8700円だ。
ダイレクトカーズブースでは、なんと「北斗の拳」とのコラボモデル(限定7台)もサプライズ展示! 「世紀末車中泊伝説」という男心をくすぐるキャッチコピーが秀逸だ。
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