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- アストンマーティンは、ドイツで開催される伝説的な24時間レースにおいて英国のマニュファクチャラーとして初めての優勝を目指す
- 新型アストンマーティンVantage GT3、6月開催のアイコニックな24時間レース「ニュルブルクリンク」「ル・マン」「スパ」の3戦制圧への挑戦を開始
- 3クラス、3パートナーチームの9台のVantage出場で、ニュルブルクリンクとの長く輝かしい関係の歴史が続く
- Walkenhorst Motorsportはワークスドライバーのニッキ・ティームと24時間現チャンピオンのデビッド・ピタードのオールスターラインアップでVantage GT3参戦
- 前クラス優勝者Dörr Motorsportとクラス表彰台経験のあるPROsport Racingから、5台のアストンマーティンVantage GT4が出場

2024年5月28日、ニュルブルクリンク(ドイツ):
今週末、恐るべきニュルブルクリンク・ノルドシュライフェとアストンマーティンとの長く輝かしい関係が再び幕を開け、新型アストンマーティンVantage GT3がニュルブルクリンクでのADACラベノール24時間レースに初出場します。
英国のウルトラ・ラグジュアリー・スポーツカーのメーカーであるアストンマーティンは、60年以上にわたりニュルブルクリンクにおける勝利の伝統を継承してきました。1950年代後半には、トニー・ブルックス(英国)、サー・スターリング・モス(英国)、サー・ジャック・ブラバム(オーストラリア)といったグランプリの名だたるレジェンドたちが、1000kmレースのアストンマーティン3年連続優勝に貢献しています。中でも1959年の優勝はアストンマーティンのスポーツカー世界選手権タイトル獲得へとつながりました。同年、アストンマーティンはかの有名なDBR1のル・マン24時間総合優勝も果たしています。ル・マン24時間レースは今年92回目を迎え、6月15日から16日にかけてフランスにて開催されます。
2000年代半ばにスポーツカー・レースに復帰して以来、アストンマーティンはワークスチームで出場するGTカーでも、最高の信頼を置くパートナーチームとの参戦でも、ニュルブルクリンク24時間レースで常に存在感を示してきました。2006年以降は、Vantageのこれまでの各モデルで10回ものクラス優勝と25回を超える表彰台を獲得しています。
今年アストンマーティンは、耐久レースの中でも最も重要で名声の高い3つのレースが相次いで開催される6月に、この2つの有名なイベントと月末のクラウドストライク・スパ24時間レースに再び挑みます。どれも、新型アストンマーティンVantage GT3が出場します。
2022年にVantageがニュルブルクリンク24時間レースの夜間に首位を守ったときと同様に、アストンマーティンは極めて強力なチーム――今回はWalkenhorst Motorsport――と組み、英国のマニュファクチャラーとして初優勝を狙います。Walkenhorst Motorsportは、2018年スパ・フランコルシャン24時間レース、2023年アジアン・ル・マン・シリーズと優勝を収めているドイツのチームで、この度3台のVantage GT3でSP9 PRO、PRO-AM、AMの3つのクラスに出場します。
SP9 PROに出場する34号車のVantage GT3には、ワークスドライバーでニュルブルクリンク24時間リース現チャンピオンであり、ノルドシュライフェのスペシャリストとして名高いデビッド・ピタード(英国)と、アストンマーティン歴が長くFIA世界耐久選手権GTクラスのチャンピオンに2度輝いているニッキ・ティーム(デンマーク)が乗ります。この2人に、クリスチャン・クログネス(ノルウェー)とクバ・ギエルマジアック(ポーランド)が加わります。
ピタードは次のように語っています。「ニュルブルクリンクでは何が起きるかわかりません。非常に挑戦的なイベントです。トラックを走る台数がかなり多く、気象条件の変化やサーキットの過酷な性格を考えると、ドライバーにとっては究極のトラックです。新型Vantageは今年のこれまでの出場先で常に素晴らしいペースを発揮し、ドライバーは確かな自信を持って走ることができますが、それはまさにノルドシュライフェでこそ必要になります。とはいえ、あまりにも予想が難しいレースで、運よく、トラブルに巻き込まれることがなければ、先頭集団に入ることができると思いたいところです。アストンマーティンのドライバーとして表彰台に立てたら本当に素晴らしいと思います。」
PROsport Racingも、ニコ・バスティアン(ドイツ)、マレク・ベックマン(ドイツ)、フーゴ・ザッセ(ドイツ)、ベン・グリーン(英国)が乗る先代Vantage GT3でSP9 PRO-AMクラスに出場するほか、SP10クラスに2台、SP8Tカテゴリーに1台のVantage GT4が出場します。2022年にSP8Tクラス優勝を果たしたDörr Motorsportは、Vantage GT4で再び同クラスに挑むと同時に、SP10にも1台を投入します。
アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者のアダム・カーターは、次のように述べています。「ニュルブルクリンク24時間レースは、これまでずっとアストンマーティン・ファンの皆様の心の中で特別な場所を占めてきました。レース面でも、技術的にも人的にも、とてつもなく大きな挑戦を突き付けられますが、それこそが耐久レースを特別なものにするすべてを表しています。それは勝つことが極めて難しい理由でもあり、どのクラスにあっても一つ一つの勝利が極めて特別な功績となるのもそのためです。新型Vantage GT3は2024年に出場したレースのすべてで競争力を発揮していますし、それは今週末も変わらないと考えています。ですが私たち全員が知っているように、ニュルブルクリンクでは膨大な数の要素がうまくそろわないと成功はかないません。Walkenhorst Motorsport、Dörr Motorsport、PROsport Racingと、私たちにはこれらの要素をうまく働かせるためにはどうしたらよいのかをよく理解している3つのパートナーチームがあります。彼ら全員の幸運を祈り、レースの展開を見守りたいと思います。」
アストンマーティンは2006年にニュルブルクリンク24時間レースに初参戦しました。出場したのはほぼ標準装備のV8のVantageで、それが爆発的な成功を収めたGT4の土台となりました。以来、アストンマーティンは注目に値する数多くの成功をクラスで収めてきました。2018年には、SP9Tクラスのマキシム・マルタン(ベルギー)、ティーム、ダレン・ターナー(英国)、マルコ・ソーレンセン(デンマーク)が、大雨の中で最終盤まで総合上位を守り、V12 Vantage GT3最後のレースを総合4位でフィニッシュしました。これは今もなお、アストンマーティンのニュルブルクリンク24時間のベスト・フィニッシュとなっています。
近年では、Vantage GT4が大活躍を見せています。先代(2024年のレースには7台が出場)は、2019年にジェイミー・チャドウィック(英国)、アレックス・ブランドル(英国)、ピーター・ケイト(英国)がSP8Tクラスの優勝を勝ち取りました。2020年には、Garage 59がワークスドライバーのジョニー・アダム(英国)、アレクサンダー・ウェスト(スウェーデン)、クリス・グッドウィン(英国)、ターナーが乗るアップグレード版GT8Rで、同クラス3位入賞を果たしました。
アストンマーティンの最近のクラス優勝は2022年で、Dörr Motorsportが初のアストンマーティン車となるVantage GT4で、SP8Tクラスのワンツーフィニッシュを決めました。Dörr MotorsportはSP10でも2位のPROsportのVantage GT4に続き3位に入りました。これはニュルブルクリンクを拠点とする同チームにとって、今でも過去最高の成績となっています。
現在、アストンマーティンが誇る新型Vantage GT3チャレンジャーは、ヨーロッパ、アジア、米国のFIA世界耐久選手権、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権、ファナテックGTワールドチャレンジの各シリーズ、さらには日本のSUPER GTなど、10以上の重要なGTシリーズで25台が活躍しています。この数字は、競技初シーズンが終わるまでに少なくとも35台に増えると予想されています。
数々の世界選手権を勝ち取ってきた歴代モデルの後継であり、ウルトラ・ラグジュアリーな新型ロードカーのVantageと同じ機械的アーキテクチャを採用する新型アストンマーティンVantage GT3は、今年2月に初公開されました。Vantage GT3はアストンマーティンの実績ある接着アルミシャシーを中心に組み立てられ、恐るべき4.0リッターV8ツインターボエンジンを動力源としています。ノーズからテールまで一新された感動的なエアロダイナミクス、全面的に見直されたサスペンション、最先端のエレクトロニクスが、このアストンマーティンの最新世代のGTカーに世界最強のポテンシャルをもたらしています。
ニュルブルクリンクでのADACラベノール24時間レースの第1予選は5月30日(木)の現地時間13:00(英国標準時12:00)、レースは6月1日(土)の現地時間16:00(英国標準時15:00)に開始されます。詳細は各シリーズの公式ウェブサイトと公式アプリでご確認ください。
こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
アストンマーティン・ラゴンダについて
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。
ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、DBS、DBXに加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サスティナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは2025年から2030年にかけて、PHEVとBEVを含むブレンドドライブトレインアプローチによる内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。
ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。
2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。
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