フローティングスタイルの草分け「ストラーダFシリーズ」、前後左右の角度調整はパナソニックだけ!【CN-F1X10BGD 長期レポートvol.1】

パナソニックの最新、最上級カーナビ「ストラーダ F1X PREMIUM10 CN-F1X10BGD」の魅力を追う長期レポートの第1回。今回はストラーダ独自の“DYNABIGスイングディスプレイ”について詳しく紹介しよう。

●文/写真:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部

運転席、助手席どちらにも向けられる

規格サイズである2DINサイズのボディに大型のディスプレイを組み合わせた〝フローティングスタイル〞の市販カーナビが増えているが草分けともいえる存在が「ストラーダFシリーズ」だ。

装着を行ったのは先代型のノートe-POWER。200mmワイドサイズのスペースに装着している。

初代モデルとなる「CN-F1D」の登場は2016年で、このときに9型液晶パネルを備えたDYNABIGディスプレイが採用されたが、その後モデルチェンジとともに改良が加えられ最新モデルとなる「CN-F1X10BGD」では10型有機ELパネルを備えたDYNABIGスイングディスプレイを採用している。

左上はもっとも上向き、右上はほぼ直立、左下はもっとも手前に倒した状態。軽い力で動かせるが、しっかりとした剛性感がある。

一般的なフローティングディスプレイでは前後角度を変えられるのみだが、ストラーダの場合は前後角度〈約-20度〜約60度〉に加えて左右角度〈-15度〜+15度〉、高さまで調整を行える(取付時は奥行も2段階調整可能)。これほど可動範囲が広いディスプレイを持つモデルは他になく、運転中でも一瞬だけ視線をインパネに移すだけで素早く情報を読み取れ、外光の反射も効果的に防げる。また、フローティング型では構造上、走行振動によるブレが発生しやすくなるが、ディスプレイ部の軽量化やちらつきを抑えたブリリアントブラックビジョンの搭載などにより走行中に画面の見にくさを感じることは一切ない。

運転席側にも助手席側にも向けられる

ストラーダだけの左右角度調整(スイング)が可能で、中央部分にはクリック感がある。左右ともに15°ずつ傾けられる。

なお、適合車種は旧型車も含め490車種以上で、ストラーダの公式ウェブサイトで最新適合情報の確認ができる。

スイッチや吹出し口を妨げない高さ調整機構

左はもっとも高く、右はもっとも低くした状態。高さを調整することでハザードスイッチやエアコンスイッチ、吹出し口を避けられる。


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